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私って残念な母親?!ついつい怒ってしまう自分を変える方法はあるの?

LIMO / 2020年1月13日 10時15分

私って残念な母親?!ついつい怒ってしまう自分を変える方法はあるの?

私って残念な母親?!ついつい怒ってしまう自分を変える方法はあるの?

毎日、次から次へと親を悩ませるようなことを繰り返す子供達。昨日言ったことを今日も繰り返されると、つい大きな声を出してしまったりしますよね。そして子供が寝静まったころ「今日も怒鳴ってしまった…私はダメな母親だ」なんて落ち込んだり。多くのママたちがそんな経験をしていると思います。そんな風に悩むママたちは本当に「残念な母親」なのでしょうか。

大切なのは「支配」せず「しつけ」をすること

子供達を怒鳴ってしまう際、その理由を考えたことはありますか?「道路を飛び出してはいけない」「物を大切にしなさい」といったものは、子供の安全を考えたり、将来困らない様に常識を教えている結果です。

しかし「早く寝なさい!」「自分で食べなさい!」「うるさい!」といった発言の裏に「自分が面倒なことを大きな声で制している」場合、子供のことを思ってというより「自分の思い通りにならずにイライラする気持ちがあるのではないでしょうか。それはいわゆる「支配」になってしまっているかもしれません。ただ、親も人間です。いつも完璧に理屈通りに諭すことができるわけはありません。

そういった注意の際に大切なのが「子供自身を否定してしまわないこと」と言われています。最近よく耳にするようになった「自己肯定感を大切にしてあげる」ということ。幼い頃から親から大切にされてきた子供というのは、自己肯定感が高いと言われています。それに対し「お前はダメな子だ」「ケジメがつけられない」など、人格を否定され続けては、自分に自信など持てるはずがありません。将来、子供たちが自分を認め、自分を愛せるようになるためにも、どんなに怒っているときでもそういった点を大切にしてあげる必要があります。

褒めることの必要性・良い褒め方とは

それでは、褒められて育った子供はどのような特徴があるのでしょうか。また、効果的な褒め方とはどのようなものなのでしょうか。

・「小さな頃から親が存在を認めてくれていたので、他人に対して臆することなく積極的に交流することができた。自分は誰から見ても大切な存在だと疑わなかった」

・「大人になって友人から『本当に自尊感情が高いね』と言われました。その言葉自体よく知らなかったのですが、確かに『私なんて…』と思ったことがありません。その友人は『親からお前はできの悪い子だと言われて育った』そう。そういわれてみると、うちの親はそんなこと一度も言ったことがないかもしれません」

・「子供の頃から優秀な兄と比べられ、劣等感を持って育ちました。兄とは離れて暮らしていますが、いまだに自分は他の人と比べてどのくらいなのかが気になり、自分の魅力がわかりません」

子供にとって、親は大きな存在です。親の言葉の掛け方ひとつで、その後の人生にまで影響があるのなら、子供たちにはぜひ温かい言葉をかけてあげたいものです。

親も苦しまずにいられる育児って?

育児中はいつも必死なこともあり、ついつい怒ってしまうという人も多いと思います。そして、そんな自分に対し「育児を楽しめていない」「他のママのような余裕がない」と落ち込んでしまうことも。きっちりした性格だというSさんはこんな体験をしたそうです。

「いつも笑顔でいるために、段取りをしたり先回りして完璧な育児を目指していました。でも、それを続けているとひとつでもうまくいかないときにすべてダメな気持ちになるというか…。ある日ママ友から『子供とうっかり一緒に昼寝しちゃって、夕ご飯作りそびれたんだけど、仕方がないのでお米だけ炊いておにぎりパーティーをした』という話をされました。

私だったら失敗で落ち込むところを、彼女は『子供たちもすごい楽しそうだったのでたまにはいいよー』なんていっていて。同じことをしても幸せに感じられる人がいることに衝撃を受けました。でも、それから私も『ちょっとしたことでも幸せに感じられるよう、ハプニングを楽しもう』と考えるようになりました。まだまだママ友のようにおおらかにはいきませんが、苦しいばかりの育児より、ちょっとしたことで喜べる毎日の方がきっと子供たちも幸せだと思います」

ちょっとした気付きで自分も子供も楽になる、そんなことに気づけたSさんは残念なママなどではないのではないでしょうか。

まとめ

ついつい子供たちを怒鳴っては、自己嫌悪に陥ってばかりの子育て世代の日常。うまくできない自分に苛立ったり、いうことを聞かない子供たちをもどかしく思ってしまうことの連続です。

「私に育てられるこの子はかわいそうなのでは」なんて思ってしまうこともありますが、我が子に対しまっすぐに悩めるその姿勢は残念な母親ではありません。ママだって辛い日もあれば泣きたいときもあります。無理に自分の感情を押し殺さず、力を抜くことで子供に優しくできることもあります。自分で自分を否定ばかりするのではなく、ママ自身の自己肯定感を高めることで、良い連鎖が生まれるとよいですね。

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