実は夫や妻に言ってない…「お金のヒミツ」を聞いてみた
LIMO / 2020年1月13日 20時35分
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実は夫や妻に言ってない…「お金のヒミツ」を聞いてみた
どんなに仲が良くても、教えられないヒミツってありますよね。たとえ、家族でも、夫婦という関係であってもそれは同じこと。意外とお金に関して言えないことがあるという人は多いのではないでしょうか。今回は、既婚者3人に、パートナーにヒミツにしているお金のことを聞いてみました。
金銭感覚の違う妻にヒミツにしていること
ある電機メーカーで働く30代のAさん。奥さんとは学生の頃からの付き合いで、20代半ばに結婚しています。いま奥さんは出産して専業主婦になっているそうで、毎日育児に奮闘してくれているとありがたそうに語ってくれました。そんなAさんが奥さんにヒミツにしているのは、株取引とFX取引をしていることなのだそう。
「正直、妻には感謝しているけれど金銭感覚というか、お金に対する考え方は全くかみ合わないと感じている。妻は貯金一択。投資なんてもってのほか、お金が減るリスクなんて取れない、というタイプ。一方自分は、お金は寝かせておいても仕方ないと思っているし、投資を含めて財テクを極めたいタイプ。FXと株なんて奥さんが知ったら必死で止めると思うので、お互いのためにもヒミツにしておいた方がいいと思う」と話します。
「株は日中、仕事しながらちょこちょこ株価をチェックして売買する程度。iDeCoもしているし、NISAもしている。FX取引は学生のときから興味があったから仕事を始めてすぐに開始。夜もずっと取引ができるから、妻が子どもと寝てしまってから取引することが多い」とのこと。
確かに、奥さんとお金に対する価値観や考え方が異なる場合は伝えると諍いになることもありますよね。Aさんは「隠し事しておいて迷惑はかけられないから、子どもが生まれてからは余裕資金で失ってもいいと思える金額しかやらないようになった」と話していました。
浪費癖のある夫にヒミツにしていること
ある人材会社で働く30代のBさん。旦那さんとは以前、同じ職場で働いていたという同い年のおしどり夫婦です。旦那さんは穏やかな性格で、仕事で忙しいBさんのことも理解してくれると言います。今のところ子どもをつくる予定はなく、お互いに自由な生活を楽しんでいるのだそう。そんなBさんが旦那さんにヒミツにしているのは、自身の貯金残高です。
「実は、意外と貯金残高が多いことをナイショにしている。親の方針で、大学まで私学に行ったときのことを考えて教育資金を貯めていてくれたけれど、私自身は全て公立の学校へ進学。大学までお金がそれほどかからなかったということで、残った分を『何かあったときのために』と私に託してくれた」と言います。
また、「自分も堅実なタイプで新卒1年目からコツコツ貯めてきたし、20代の頃に友達と願掛けで買った宝くじで地味になかなか貯められないような金額が当たったのもある。正直こんなにツイている人ってほかにあまりいないと思うし、旦那は結構浪費癖があるから言えない」とのこと。
これは確かに、人にはなかなか話せないようなことですね。Bさんは、「旦那に話したら舞い上がって使ってしまいそうだから、よっぽどのことがない限り言うことはないと思う。将来旦那や自分、子どもが病気になったり、ケガをしたりしたときなど、本当に『いざというとき』のために取っておく」と話していました。
実は不労所得があるということ
最後は、金融機関勤務で30代のCさん。旦那さんとは職場恋愛だそうで、結婚を機に旦那さんが転職。いまは別の会社で働いているとのことです。2人とも金融知識が豊富で、いろんな方法で資産形成をしているのだそう。そんなCさんが旦那さんに隠しているのは、不動産を保有していることです。
「28歳のときに『私はもう一生結婚しない!』と思ってマンションを購入。しばらくそこに住んでいたけれど、旦那と交際し結婚することになってしまったので人に貸すことに。人気の沿線だったこともあり、結構うまくいって数年経つ頃にはもう1部屋購入できた」そう。
さらに「家賃収入が意外とよくて、仕事をやめてやりたいことをフリーランスでやりながら暮らそうかと思ったけれど、どう考えてもフリーランスの仕事だけで稼げる金額じゃないから今の仕事はやめられない」とCさんは言います。
筆者の周囲もそうですが、金融機関に勤務している人たちはやはり資産形成への意識が強く、金融資産だけでなく不動産や金などを購入している人がかなりいます。職場の飲み会やBBQの席でも不動産投資の話が当たり前に出てくるくらい浸透しているんですよね。
また、株式投資をしている人も少なくありません。こういったお金に関する知識がある人が豊かな生活をしているのをよく目の当たりにするので、やはり自分のためにもお金のことはしっかり勉強しておくべきだなと感じます。
まとめ
夫婦の間であっても、どうしても言えないことってあるものですね。それに、言えないというよりは言わないほうがいいこともあるとも思います。それはお金に関することに限りません。ただ、言われなかった相手がどう感じるかは人それぞれ。くれぐれも、夫婦の絆にヒビが入るようなことのないよう、気を付けていただきたいものですね。
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