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趣味にかけるお金はどのくらい? 趣味を楽しみつつ貯金もしっかりする方法

LIMO / 2020年1月18日 20時15分

趣味にかけるお金はどのくらい? 趣味を楽しみつつ貯金もしっかりする方法

趣味にかけるお金はどのくらい? 趣味を楽しみつつ貯金もしっかりする方法

旅行や食べ歩き、バイクにカメラなど、多くの人は自分なりの趣味を持っていると思います。趣味に没頭するのは楽しいことですが、のめり込めばのめり込むほど出費が増えていってしまうのも、また事実です。

「老後のための資金は2,000万円必要」という話も記憶に新しいと思いますので、趣味にお金をかけたいという気持ちと貯金しなければならないという気持ちの間で、板挟みになっている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、趣味にお金をかけつつ貯金もしっかり行う、そんな「できるオトナ」になるためのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

趣味にかけるひと月あたりの金額は?

ニッセイアセットマネジメントが2017年11月に行ったインターネット調査によると、ひと月あたりに趣味にかけるお金として割合が一番多かったのは「3,000円未満(28%)」で、次いで「1万円~5万円(25%)」でした。

ひと月あたり3,000円程度で趣味を楽しんでいるのであれば、家計にそこまで負担をかけることもなく、貯金も無理なく行えそうですが、毎月5万円程度を趣味に費やしているとすると、なかなか貯金にまでお金をまわせないかもしれません。

毎月趣味に使うお金が「5万円~10万円(3%)」、「10万円以上(2%)」という層もいるようで、特にこういった層の方は、趣味にかけるお金の使い方について一度見直してみてもよいでしょう。

趣味にかけてもいいお金をあらかじめ決めておく

まず、趣味を楽しみつつ貯金にまわすお金もしっかり確保するための一番のポイントは、「毎月趣味にかけてもよい金額」をあらかじめ決めておくことです。

趣味を楽しむためのお金に関しては、つい財布の紐が緩くなってしまい無計画にお金を使ってしまう人もいますが、そのような状態では趣味と貯金の両立は夢のまた夢でしょう。

「毎月〇万円まで」というように具体的に金額を決めておいてもいいですし、「給料の△△%」というような決め方でもかまいません。とにかく、「決まった収入の中で趣味にかけられるお金の上限が決められている状態」を作ることが重要なのです。

趣味のための出費は、食費や住居費・通信費のように家計の中でコントロールされるべき出費のひとつであり、「趣味を制限されたらストレスが多くてやっていけないから…」といった理由で聖域化されてはいけません。

趣味にかけるお金を特別視しないということが、趣味と貯金を両立させるための第一歩です。

趣味の頻度を見直して1回あたりの満足度を上げることを目指す

趣味は普段のストレスなどを発散するための手段でもありますから、趣味に没頭する時間や機会はどれだけあっても足りないと考える人も多いかと思います。しかし、趣味を行う回数・頻度を増やせば増やすほど、お金もどんどん減っていってしまうのは言わずもがなです。

趣味と貯金を両立させたい場合は、涙をのんで趣味の頻度を見直すことも重要です。「趣味を行う頻度を減らせなんてそんな殺生な」と思う人もいるかもしれませんが、頻度を減らす分は1回あたりの満足度を上げることで補うようにしてみましょう。

たとえば今まで、毎月1回平均3万円の予算で旅行に行っていたとすると、それを2ヵ月に1回に抑える代わりに1回の予算を5万円にすれば、2か月で1万円を浮かせられることになります。

確かに旅行に行く回数は減ることになってしまいますが、1回あたりに使えるお金が増えることでよりグレードの高いホテルに泊まれたり、日程を長めにとれたりするので、旅行自体の満足度はアップするのではないでしょうか。

量を質でカバーするようにするのも、趣味と貯金を両立させるためには欠かせないポイントです。

自動的に貯金ができる仕組みを利用する

貯金ができなくて悩んでいる場合には、自動的に貯金ができる仕組みを利用するのも1つの方法です。たとえば、給与が振り込まれる口座から毎月一定金額が自動的に定期預金に振り替えられる「自動積立定期預金」は、そのような仕組みの代表例です。

自動積立定期預金を利用しなくても、給与が振り込まれたら貯金にまわすだけのお金を先に手動で引き出して別の場所に保管し、残ったお金でやりくりしていく、いわゆる「先取り貯金」でもかまいません。

勤務先の会社が財形貯蓄制度を設けている場合、そういった制度を活用するのもいいでしょう。

「頑張って貯金をしよう!」と意気込んでみても、人間の意志というのは意外と脆いものです。意志が弱いという自覚のある人は、こういった仕組みや制度の助けを借りつつ、コツコツ貯金をすることが効果的ですね。

まとめ

趣味にお金をかけながら貯金もしっかり行うというのは、一見相反することのように見えます。しかし、今回お伝えしたようなことを意識していただければ、趣味と貯金を両立させることは十分可能になるでしょう。

趣味のない人生も辛いですし、お金のない人生も同様に辛いものです。趣味と貯金を両立させて人生をより豊かなものにしていくために、今回の記事が参考になれば幸いです。

【参考】「趣味にかけるお金はいくら?(https://gensen-fund.jp/enquete/171129.html)」(ニッセイアセットマネジメント)

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