1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

年収1000万円の男性と結婚したい? 年収重視の婚活は報われるのか

LIMO / 2020年1月18日 20時35分

写真

年収1000万円の男性と結婚したい? 年収重視の婚活は報われるのか

2019年9月に国税庁が公表した「平成30年分民間給与実態統計調査(http://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm)」によれば、1年を通じて勤務した男性の給与所得者の平均給与は545万円。

また、年収が高いほど平均年齢も高い傾向にあり、年収901万円以上1,000万円以下の男性の平均年齢は49.5歳、1,001万円以上1,500万円以下は51.2歳、1,501万円以上2,000万円以下は54.2歳となっています。

こうした現実を知ってか知らずか、婚活で1000万円以上を稼ぐ男性をターゲットにする女性もいるようです。

結婚するなら年収1000万円超?

婚活コンサルタントによると、結婚相手に年収を求める女性は大きく分けて2つに分かれるといいます。

一つは自分も高学歴・高収入で、自分以上に稼いでいる人しか恋愛対象として見られないというケース。もう一つは、年収200万円ほどの派遣や非正規社員の女性が、「年収1000万円以上じゃないと結婚は考えられない」などと言うケースです。

しかし、上記のように年収1000万円超えの男性の平均年齢は50歳代。一般的に婚活対象の中心となる20〜30代の男性における高所得者の割合はごくわずかです。そこを狙えば、当然ライバルは非常に多くなるでしょう。

そんな不利な環境で婚活を続けていると、なかなか思うような人と交際ができず、気がついたときには誰にも相手にされない年齢になってしまう可能性もあるかもしれません。

本当に年収で結婚相手を選ぶ?

では、本当に結婚生活に年収が大切なのでしょうか。「愛かお金かどちらが大切か」という議論は昔からよくありますが、「お金」優先で相手を選んだら永遠に勝ち組というわけではありません。

かつて経済成長を続けていた時期とは違い、今は大企業に勤めていたとしても安泰とはいえないからです。たとえ結婚した段階では高収入だったとしても、経済環境によって業績が悪化すれば年収が下がったり、リストラされて職を失ったりする可能性もあるでしょう。

また、高年収だったとしても浪費癖があり全然貯金がない人、浮気癖がある人、ギャンブル依存症な人、モラハラをする人なども中には存在します。「年収が良いなら我慢する」という考え方もあるかもしれませんが、それで果たして結婚生活に満足できるかは疑問です。

たしかにお金があれば困ることも少ないでしょうが、収入以外に欠点がある場合もあります。それよりも「この人が病気になって働けなくなっても一緒に人生を歩みたい」と思えるほどの人格や魅力があり、支え合っていけるような人と結婚した方がストレスのない人生を送れるのではないでしょうか。

今の年収より将来性?

また、若い内は少ない年収でも経験を積んでおいて、起業することで大金を得る人もいるでしょう。そのため、足元の年収だけではなく、その人が将来開花するポテンシャルがあるかという点に注目するのも一つです。

たとえば、与えられた仕事をこなすだけではなく、自分で考えて副業をしたり、資産形成などでお金を増やすための仕組み化を工夫できる人は、将来的に年収が大きく膨らむ可能性もあるでしょう。

足元の年収に惑わされて、「あり・なし」を決めるのはもったいないかもしれません。将来の夢やどんな風に仕事に取り組んでいるのかなどを聞いてみて「この人ならやってくれるだろう」と思える人を選ぶと良いのではないでしょうか。

おわりに

たとえ、現在の年収が高くても一寸先は闇の時代。年収にこだわるよりもその人の性格や将来性を評価した方が賢い選択ができるのではないでしょうか。くれぐれも自分を高く見積りすぎて、「気がついたら誰にも相手にされなくなってしまった」ということがないようにしたいものです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください