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「子供の前で言ってはいけない!?」それって悪影響?先生や姑、ママ友の悪口…

LIMO / 2020年1月16日 9時45分

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「子供の前で言ってはいけない!?」それって悪影響?先生や姑、ママ友の悪口…

井戸端会議や夫との何気ない会話。そこにはついつい本音が出てしまうものです。しかし、ママのすぐ側にはいつも子供たちがいますよね。そんな子供たちの前で、ちょっと聞かせたくない話題を出してはいないでしょうか。親の本音は時として子供の考え方に深く影響を与えます。その話題、子供の前でしても大丈夫ですか。

夫や姑の愚痴でパパやおばあちゃん嫌いな子供に?

ママたちは子供の世話に追われ、なかなか友人と雑談をする時間もありません。接する人間も限られ、ストレスは溜まる一方です。そのため、友人と久々にお茶したときや実家への電話の際など、溜まった愚痴がついついヒートアップしてしまいます。

夫の実家近くに住むKさん。一方、Kさんの実家は遠方でした。日常的に義母が出入りする生活にストレスを溜めていたKさん。イライラした時は決まって実家のお母さんに電話をかけ、愚痴を言ってストレス発散をしたそうです。しかし、それが思わぬ事件を生みました。

「娘が小学5年生になったある日、遊びに来た義母に対し『もうおばあちゃんうちにこないで!おばあちゃんがくるとイヤな気持ちになるの!』と言い放ちました。突然のことに私はパニックに。すぐさま『何てこと言うの!』と娘を叱り、義母に謝罪。義母は悲しそうな顔で帰っていきました。その後『どうしてあんなこと言ったの?』と質問すると娘は『だってママ、ずっと言ってたじゃない。おばあちゃんがくるとイライラするんでしょ?だから言ってやったのよ!』と。その時初めて、私と実母の会話を娘が聞き、理解していたことを知りました。私にとっては鬱陶しい姑でも、娘に対しては優しいおばあちゃんであった義母。私のせいでその関係を壊してしまっていたなんて…とても後悔しました」

子供の側で長年義母の悪口を続けていたKさん。母の話を聞いていた娘さんが祖母を嫌いになるのはある意味自然な流れです。また、Kさん同様に夫の悪口や不貞行為について子供の前で話していた結果、お子さんが父親を大嫌いになったというご家庭もあるそう。

小さなうちはついつい「子供は理解していないだろう」と高を括り、子供の側で何気ない愚痴を口にしがちです。しかし、子供たちは大人が思っている以上にいろいろなことを理解しているようです。

やっちゃった!子供に聞かれた筒抜けエピソード

一方、大人たちがどんな話をしていたか理解していないからこそ起きてしまったエピソードをご紹介します。

・「幼稚園にとても厳しい先生がいました。子供に対してはもちろん、親に対しても厳しい先生なので保護者達は『あの先生のクラスにだけは当たりたくない』とヒソヒソしていました。そして、我が家は運悪く大当たり。『うわーハズレ引いちゃったよー!ヤバいクラスー!!』とママ友の前で話してしまった私。翌日、担任の先生に会った息子は開口一番『先生、ぼくたちのクラス、くじのハズレなんだよー!先生も引いた?』と質問。私は真っ青になりました。そして、先生が一瞬無表情になったのを見逃しませんでした…」

・「娘のクラスにいつも忘れ物をしてくる男の子がいました。その家はお母さんも役員などをしっかりしない人で、全体的にだらしない印象を持っていたため『親がだらしないと子供も当然そうなるよねー』なんて軽い気持ちで発してしまいました。後日、参観会に行くとそのママが私の横にやってきて『親子共々、だらしなくてすみません』とささやかれました。背筋が凍りました」

大人相手ならブラックジョークで済ませられるものも、子供の口を介すことで一触即発の事態に。「それは言ってはダメな話!」なんて子供はわからないので、子供の前で話さないことが無難です。

反面教師!「私は子供の前で悪口は言いません」

とにかく親が他人の悪口を言う人だったというMさん。親の悪口の影響でいわゆる「大人の事情」を子供の頃から理解していました。仲がよさそうに見えても裏では悪口をいう親に対して嫌悪感があったため、Mさんは「絶対に子供の前では悪口を言わない」子育てをしているそうです。

「特に気を付けているのは夫をはじめとする家族の愚痴です。母が父の悪口や祖母の悪口を言うたびに、身近な大人が嫌な人物に見えていました。でもそれは母のフィルターを通したもの。私自身の気持ちではありません。私は娘に対し『パパは一緒にいる時間は少ないけど、いつも私たちのことを思ってくれているし、私たちのためにお仕事をしてくれている』と伝えています。義母に対しても、いただいた食材を使ったときは必ず子供たちに伝えるなど、離れていてもよくしてもらったことは伝わるよう考えています。」

とはいえ、モヤモヤしたり誰かに聞いて欲しいこともあるはず。そんなときはどうしているのでしょう。

「私はSNSでいわゆる『育児アカウント』を持っています。そこで日常的に家で起こった面白かったことやちょっとした愚痴などをつぶやくようになってから、夫に愚痴を聞いて欲しいという気持ちや実家にストレス発散の電話をする回数が減りました。SNSでは同じような状況にいる方々が『わかる!』『自分はこうやって乗り切った。頑張って!』というコメントを残してくれるので孤独感などもありません。しかも匿名なので今後も娘にバレることもないかなと思っています。ちょっとした毒を吐く場所があるからこそ、娘の前ではグチグチ言わないママでいられるのかなーなんて思っています」

ストレスや愚痴をゼロにすることは無理でも、せめて娘さんの前だけでは前向きな発言を繰り返せる自分でいたい、Mさんはそう語ってくれました。

まとめ

子供の前ではしっかりした存在でいたいと思っていても、親だって人間です。イライラしたときは人に聞いて欲しいし、ちょっとした噂話だって興味があるのは当たり前のこと。でも、できればそれは大人だけの空間で済ますように少しだけでも考えてみてはどうでしょうか。子供たちはまだまだ知らなくていい話題もたくさんある。そんな風に思うのは理想論なのでしょうか。

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