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「かかりつけ医」どうやって選んでる?選び方のヒント~子どもの入院から考える、患者として必要なこと~

LIMO / 2020年1月16日 20時45分

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「かかりつけ医」どうやって選んでる?選び方のヒント~子どもの入院から考える、患者として必要なこと~

子どもは大人に比べると免疫力も低く、ウイルス感染や細菌感染を引き起こしてしまいやすいのは周知の事実ですよね。

風邪をひいたり鼻水が止まらなかったりすると、医療機関への受診を検討される保護者がほとんどだと思いますが、病院選びはどのように行なっていますか?

どの病院を選んでも適切な処置を行ってもらいたいものですが、医師も人間。「ヤブ医者」という言葉がある以上、医師によっては好ましくない処置をしてしまったり、誤診をしてしまったりすることもゼロとはいい切れません。

今回の記事では、病院側の適切とはいえない処方によって、我が家の末っ子が入院した経緯をご紹介していくとともに、親を悩ませる「かかりつけ医の選び方」についてもお伝えしていきたいと思います

末っ子の中耳炎が悪化!

1歳を迎えたばかりの我が家の末っ子は、免疫力や抵抗力も大人に比べるとまだまだ未熟。
特に中耳炎になりやすく、12月入った辺りから発熱と中耳炎を繰り返していました。

住んでいる町に唯一ある耳鼻科にかかっていて経過も良かったのですが、問題は年末年始の休診中。

良くなっていた中耳炎が再発し、耳から膿が流れ出て体温も40℃越え。さすがにまずいと思った筆者は耳鼻科を血眼になって探しますが、世間は年末ムードでどこも休診…。

そして結局は休日の当直医だった小児科へ受診することになり、抗生物質などの薬を処方してもらいました。

良くなると思いきや…

薬をもらったので、しばらくすれば良くなるだろうと思っていましたが、薬の効果は発揮されないまま熱はぐんぐん上昇。末っ子はぐったりとして目も虚ろな状態に!

大学病院や年末年始も患者を受け入れている病院に助けを求めても「インフルエンザではないので、とりあえず解熱剤出しておきますね」「詳しい検査は正月明けにかかりつけ医で行ってください」との対応ばかりで、末っ子の体調はどんどん悪化する一方でした。

そして正月が明けてすぐにかかりつけ医に診てもらった結果、末っ子の状態は「すぐに入院しなければならない」レベルにまでに悪化していることが判明

もちろんすぐに総合病院へ入院となり、1週間ほどで退院することができましたが、筆者が納得できないのはかかりつけ医から発せられたこの言葉。

「当直医から処方された薬は、中耳炎に効く抗生物質ではない」「小児科の先生が処方されたのだから仕方ないけど、この薬では状態が悪化して当然です」

中耳炎で鼓膜を切開したばかりだと伝えていたにも関わらず、中耳炎にあまり効果のない薬を処方した医師の判断は適切だったといえるのでしょうか。

かかりつけ医の選び方は大丈夫?処方薬をしっかり確認する必要も

筆者は「どこの医療機関でもしっかりと診てもらえる」と思い込んでいたので、まさか小児科の先生が中耳炎にあまり効かない抗生物質を処方しているなんて、夢にも思いませんでした。

年末年始のためかかりつけ医へ受診できなかったことで、中耳炎の悪化だけではなく、ウイルスや細菌の感染も合併して完全に体調を崩してしまった末っ子。

「家から近いから」「待ち時間が少ないから」などといった理由からかかりつけ医を選んでいた筆者でしたが、「都合の良さ」からかかりつけ医を選ぶのではなく、今後はしっかりと患者の様子や症状にフォーカスしてくれる医療機関を探さなくては、と気付かされた年末でした。

かかりつけ医を選ぶ基準は人それぞれですが、しっかりとした医療を子どもに受けさせたいと願うのであれば、処方された薬の詳細を自ら調べるひと手間も必要なのかもしれません。

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