島忠の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書（https://ssl4.eir-parts.net/doc/8184/yuho_pdf/S100HI1W/00.pdf）をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手ホームセンター運営企業である島忠です。

島忠の平均年間給与はいくらか

島忠（提出会社）の2019年8月31日時点での平均年間給与は496.1万円と400万円を超えています。また、従業員の平均年齢は36.1歳で30歳を上回っています。平均勤続年数は10.0年となっています。

島忠の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社（単体）の従業員数は2019年8月31日時点で1559名。単体で1000人以上の従業員数がいます。単体の事業部門別従業員数は以下の通りです。

店舗従業員：1349名

全社（共通）：210名

なお、連結決算は行っておりません。

過去5年の業績動向

島忠（単体）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、営業収益ですが、過去5年をみると、2015年8月期の1610億円から2018年8月期の1462億円まで減収が続きましたが、2019年8月期は1463億円となっています。

また、経常利益については減益傾向が継続しています。2015年8月期には134億円の水準であったものが、2019年8月期には91億円にまで減少しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある当期純利益は、2015年8月期の104億円から2018年8月期の43億円まで減益が続きましたが、2019年8月期には60億円となっています。

※島忠の2018年8月31日時点での給与についてはこちら（https://limo.media/articles/-/8845）

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。