マイナンバーカードがないと損する時代がやってくる!? マイナポイントとは

LIMO / 2020年1月24日 20時15分

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マイナンバーカードがないと損する時代がやってくる!? マイナポイントとは

みなさんは、マイナンバーカードを持っていますか?

総務省が公表した「マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等について(令和元年11月1日現在)(https://www.soumu.go.jp/main_content/000654411.pdf)」によると、マイナンバーの交付枚数率は何と全国で14.3%。ほとんどの人が取得していないのが現状です。

2018年10月に内閣府政府広報室が行ったマイナンバー制度に関する世論調査では、マイナンバーカードを「取得していないし、今後も取得する予定はない」と回答した人が53%に上っています。その中で、マイナンバーカードを取得しない理由としては、「取得する必要性がない」「他に身分証はある」「個人情報の漏えいが心配」といったことが挙げられています。

たしかに、運転免許証を持っていれば身分証としては十分ですし、現行ではマイナンバーカードを健康保険証などの代わりとして使うこともできません。それに、個人情報がたくさん記載されているカードを持ち歩くのも、ちょっと不安を感じますよね。

「マイナンバー通知書は来たけど、そのまま放置している」という人も多いのではないでしょうか。ですが、これからマイナンバーカードを持っていないと、損をする時代がやってくるかもしれません。

マイナポイントって?

なぜマイナンバーカードがないと損をする可能性があるのか、それは2020年に「マイナンバーカードを活用した消費活性化策(マイナポイント)」を導入することが検討されているからです。

詳細は決まっていないのですが、「マイナンバーカードと紐付けたキャッシュレス決済手段でチャージや支払いを行うと、25%のマイナポイントを付与する」という内容になることが予定されています。

冒頭で説明したように、「マイナンバーカードの必要性がいまいちわからない」などの理由から、e-Tax(電子申告)で確定申告をする人など以外で、マイナンバーカードを持っている人は少ないのが現状です。この状況を改善するために、マイナンバーカードを持つことのメリットを増やそうとしているというわけです。

また、政府はキャッシュレス決済を推進しているので、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を結びつけることで、両方の利用者を増やそうとしているのでしょう。消費増税後の消費活性化としての目的もあるとされています。

マイナポイントの利用には事前登録が必要

マイナポイントは、ただキャッシュレス決済を利用すればもらえるものではありません。事前にマイナンバーカードとキャッシュレス決済手段を紐付ける手続きをしておく必要があります。

手順を見てみましょう。

    「マイキーID」を作成・登録する

    マイナポイント申込ページにアクセスし、マイキーIDとパスワードを入力する

    利用するキャッシュレス決済手段を選択し、申込ボタンを押す

マイキーIDとは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済手段を紐付けるためのIDのことで、作成・登録は、次のいずれかから行います。

公的個人認証サービス対応のスマートフォン

パソコンと公的個人認証サービス対応のICカードリーダライタ

自治体が設置しているマイキーIDの作成・登録コーナー

マイキーID作成・登録の詳しい手順は、マイナポイント事業の公式サイト(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)で確認してみてくださいね。なお、マイキーID作成・登録の際には、マイナンバーカードが必要です。

通常、マイナンバーカードは申請から発行までに約1カ月かかりますが、マイナポイントが始まれば申請者が増加して、さらに時間がかかるかもしれません。まだマイナンバーカードを持っていない人は、早めに申請した方がよいでしょう。

マイナンバーカードの取得はネット申請が手軽で便利

マイナンバー制度導入から時間が経っているので、「マイナンバーカードはどうやって申請するんだっけ?」「マイナンバー通知カードを失くしてしまった…」という人もいるのではないでしょうか。

念のため、マイナンバーカードの申請方法をおさらいしておきましょう。マイナンバーカードの申請方法は、以下の3種類です。

パソコンやスマートフォンからネット経由で申請

交付申請書を郵送して申請

街中の証明写真機から申請

パソコンやスマートフォン、証明写真機から申請する場合は、マイナンバーカード申請画面を開き、画面の指示に従って必要事項を入力して、顔写真を送ります。

郵送の場合は、マイナンバー通知カードに添付されていた交付申請書に必要事項を記入し、顔写真を貼って郵送しましょう。

スマートフォンからの申請であれば、端末についているカメラで顔写真を撮影してそのまま申請できるので、手間が少なく便利です。

なお、マイナンバーカードの申請の際には、マイナンバー通知カードに記載されている「申請書ID」が必要です。マイナンバー通知カードを失くしてしまった場合は、居住している市区町村の役所に出向き、マイナンバー通知カードの再交付申請を行いましょう。

おわりに

マイナポイントは、キャッシュレス決済利用時に貯まる既存のポイントとは別にもらえるものなので、うまく使えばポイントの2重取り、3重取りが実現できます。制度が予定通りの内容で実施されれば、かなりお得に買い物ができるようになるので、利用しないのはちょっともったいないですよね。

マイナポイント利用するためにはマイナンバーカードが必要ですので、制度が始まってから慌てて申請しても、マイナンバーカードの発行に今より時間がかかる可能性があります。

ですので、出遅れてしまうことがないよう、マイナポイントが気になった人は早めにマイナンバーカードを準備しておいてくださいね。

【参考】
『「マイナンバー制度に関する世論調査」の概要(https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h30/h30-mainang.pdf)』(内閣府政府広報室)
『マイナポイント(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/)』(総務省)
『マイナンバーカード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/)』(地方公共団体情報システム機構)

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