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部下のメンタルをじわじわ削る「残念上司」一矢報いる方法

LIMO / 2020年1月24日 18時15分

部下のメンタルをじわじわ削る「残念上司」一矢報いる方法

部下のメンタルをじわじわ削る「残念上司」一矢報いる方法

「仕事をがんばろう」と思っているのに、その気持ちを打ち砕くような上司に当たってしまうと、メンタルが折られますよね。今回は、ガッカリな上司に当たってしまった部下のエピソードを紹介するとともに、上司に一矢報いる方法もお伝えします。

「残念な上司」にあたって疲弊する部下の実情

残念な上司にあたって疲弊する部下は後を絶ちません。

某メーカーの中堅社員Aさんもそのひとり。上司の係長と一緒に社外研修に参加するはずが、研修当日に係長が急きょ欠席。Aさんは1人で研修に参加しました。

研修が終わって上司に帰社報告をすると、「俺の資料はどうした?俺を出席したことにして、余分に資料をもらってくるぐらい当たり前だろ!」と怒られたというのです。「自分はサボって楽しているのに、責任を部下に押しつけて。しかも悪びれた様子もないので、上司にはかなり落胆しました」。

20代後半のBさんも、上司にうんざりしていると言います。「部署の忘年会の幹事を上司から任されたんです。仕事が忙しいなか準備しているのに『忘年会の幹事はあくまで業務外だから』と言われて。正直頭にきましたね」。Bさんはこの一件をきっかけに、上司とキョリを置こうと転職を検討しているようです。

パワハラ上司は「優位なポジション」を崩されることを嫌がる

近年、「パワハラ上司」の存在もクローズアップされています。世間の目が厳しくなってきていますが、上司の理不尽な言動に悩んでいる人もまだまだ多いことでしょう。

そもそも、パワハラ上司は‟弱い“存在です。実は気が小さくて自分に自信がないため、自分を大きく見せようとしているんですね。そして「肩書」という部下が反抗することができない盾を武器に、自分が優位なポジションで攻撃を仕掛けてくるのです。

こうしたパワハラ上司は、「優位なポジション」を崩されることを嫌います。そこで部下と捨ては、上司のさらに上の上司や役員とつながりを持つのもひとつの手です。「もしかして自分のパワハラがバレるのでは……」と上司は恐怖を感じることでしょう。パワハラ上司は、上の立場の人に「自分がどう思われているか」を一番気にしています。そこを上手く利用するんですね。

ちなみに「役員に気軽に話しかけるなんて……」と思うかもしれませんが、実は趣味や好きなことの話なら、役員は意外とフランクに話せる存在。「〇〇さんの趣味はゴルフでしたよね?私もゴルフを始めようと思うのですが、初心者はどんな道具を買ったらいいですか?」といった話を振ってみましょう。パワハラ上司の前で話しかけると、効果抜群ですよ。

「残念な上司」への対処法

「残念な上司」を前に、部下ができることはまだあります。

たとえば、問題があったときに相談しても上司が何もしてくれない場合は、人事部や上層の人に相談しましょう。深刻な問題に発展する前に、第三者の力を借りてみてください。

まわりの社員がいる前で怒鳴ったり、人間性を否定するような言葉を浴びせたりする上司がいる場合は、すぐに動くことが大切です。ハラスメント問題を扱う部署や相談窓口に駆け込んでください。状況が変わらない場合は、転職を検討しましょう。

上司に疲弊しているときは、キョリを置くことも考えて

「残念な上司」は、部下のメンタルをじわじわ削ってきます。今回紹介した方法を試してみても上司の対応が変わらない場合は、「意識的にキョリを置くこと」を考えてください。まずは、自分の心身の健康を保つことが一番です。少しでも「おかしいな?」と思ったら、異動を願い出たり、転職活動をおこなったりすることも検討しましょう。

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