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「一生涯おひとりさま」と決めた女性の覚悟。金銭感覚に老後資金…今から準備すべきこと

LIMO / 2020年1月23日 19時50分

「一生涯おひとりさま」と決めた女性の覚悟。金銭感覚に老後資金…今から準備すべきこと

「一生涯おひとりさま」と決めた女性の覚悟。金銭感覚に老後資金…今から準備すべきこと

人生には、さまざまな選択肢が存在します。婚活に励む女性がいる一方、「私は生涯独身で生きていく」と決めている人もいることでしょう。もちろん、結婚をする・しないは個人の自由。しかし、今後の人生を1人で生き抜いていくには、それ相応の備えをする必要があります。

そこで今回は「生涯おひとりさま」と決断した女性たちに、その覚悟と取り組みを伺いました。「一生涯おひとりさま」の女性が、今からしておくべきことを学んでいきましょう。

住む場所を確保しておいた

高齢者になると、賃貸物件の契約が難航する可能性が高まります。そのため、事前に住まいを確保しておくと安心です。そこで、マンションを購入するのも1つの手。では、実際にマンションを購入した女性に話を聞いてみましょう。

「ずっと賃貸アパートに住んでいましたが、老後を見据えてシングル世帯向けのマンションを購入しました。ローンの支払いは、以前の家賃と同じくらいです。『自分の家が手に入った』という安心感は、非常に大きいですよ。あとは、将来的に発生する自宅内のトイレやお風呂などの修理費、今後の固定資産税などを用意していく予定です」

住宅ローンの重圧が伴うものの、老後の住まいを確保できる安心感は大きいようです。とはいえ、ローンを払い終わったからといって、住居にかかる費用がなくなるわけではありません。今後の固定資産税や修繕にかかる費用も、しっかり視野に入れておきましょう。

正しい金銭感覚を養っています

自分のお金を自由に使える独身の場合、日々の中でつい贅沢をしてしまいがち。しかし、浪費癖が身に付いたまま老後を迎えてしまうと、苦しい年金生活となってしまうかもしれません。そこで、正しい金銭感覚を維持する工夫を教えてもらいましょう。

「いざ年金生活が始まっても今と同じような生活を送れるよう、『月に10万円以内で生活しよう』と心がけています。老後に外食ばかりするわけにもいかないので、食事は自炊がメイン。図書館で本を借りる、写真撮影をするなど、お金のかからない趣味も大切にしていますよ。服やコスメなどを買い過ぎないように、欲しいものは予算内でやりくりしています。

また、お菓子を控える、あえてタクシーを使わず歩くなど、節約しながら健康面にも配慮しています。将来の医療費の節約にもなるので、一石二鳥ですよ」

老後を迎えた瞬間、いきなり生活スタイルや金銭感覚を変えるのは難しいものです。今のうちから贅沢過ぎない生活に慣れておき、年金や老後資金で無理なく過ごせるようにしておきましょう。

老後の備えは完璧に

おひとりさまの老後生活において、最も不安視されるのは「お金」の問題です。実際のところ、生活に困窮している高齢の独身女性は多く存在しています。では、どのようにして老後に備えておけばいいのでしょうか。

「理想の老後生活をイメージし、『年金に加えて必要な金額はどのくらいか』を計算しておきました。その結果、まだまだ老後資金が足りないことが判明。iDeCoを活用しながら、目標金額に向けて老後資金を貯めています。

とくにボーナスは、老後資金を一気に増やすチャンス!自分へのご褒美も用意しつつ、貯金用のお金もしっかり確保していますよ」

長期にわたって貯めていく老後資金は、うまくモチベーションを保ちながら進めていくことが大切です。途中で息切れしないよう、オンとオフを切り替えながら取り組みましょう。

まとめ

おひとりさまの老後生活を安心して迎えるには、多くの備えが求められます。今後の住まいは確保できているか、いまの金銭感覚に問題がないか、老後資金は十分か…など、改めて今の状況を確認してみましょう。

大切なのは、「理想の老後生活」を基準に取り組むことです。趣味を大切にしたい、ペットと暮らしたい、たまには旅行に出かけたい…。そういったイメージを膨らませているうちに、「老後までにいくら貯めておく必要があるか」「今のうちにどのような環境を整えておくべきか」が掴めてくるはずですよ。

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