幼稚園・保育園の保護者会で感じた「時間の無駄」の多さとは?
LIMO / 2020年1月31日 10時45分
幼稚園・保育園の保護者会で感じた「時間の無駄」の多さとは?
子どもが幼稚園・保育園へ上がると、“保護者会”という新たなハードルが目の前に現れます。園によって保護者会の役員にかかる負担には大きな違いがありますが、それでも“できればやりたくないな”と感じる人が多いのではないでしょうか。
今回は、筆者が実際に幼稚園の役員会に参加して感じた、「時間の無駄感」について振り返ってみます。4月から我が子が幼稚園や保育園へ通うという方は、ひとつの例として参考にしてみてください。
直前になって知らされる保護者会の集まり
筆者の子どもが通う幼稚園では、年少・年中・年長の中から3役を3名と、各クラスの代表2名ずつを募って保護者会のメンバーが決められています。我が子が今年幼稚園最後の学年ということもあり、一度はやってみようという思いから筆者もクラス代表に手を挙げてみました。
保護者会の集まりは、月一回集まる“定例会”と行事や決めごとがあるときなど臨時に招集がかかるものと二種類あります。定例会は“第〇週の〇曜日に集まる”というように、ある程度日程が決まっていました。
しかし数ヶ月先にある行事で使用する景品づくりなど、その時々に応じて招集される集まりは数日前に知らされることも。仕事をしながらクラス代表をしていた筆者にとってはキツいと感じる時もありました。
保育園の場合は保護者も仕事をしている人がほとんどなので、直前に保護者会の招集がかかるということも少ないかもしれません。筆者の場合、“幼稚園のクラス代表”を“仕事をしながら担当していた”ことがしんどさにつながったのだと考えています。
とはいえ、専業主婦のママたちの中にも“その日は予定があって参加できません”と答える人がいるので、もう少し余裕を持って提案してもらえると助かるなというのが本音。欠席してとがめられることはないのですが、“休みます”と言うのは心苦しいものです。いろいろ事情があるのでしょうけれど、直前に“この日に集まって!”と言われるのには少し抵抗を感じてしまいます。
集まったら集まったで…いらぬ話に花が咲く
職業柄、オフィスへ出社したときだけでなく自宅でも空き時間に仕事をする機会の多い筆者。そのため、できるだけ家事など仕事以外にやらなければいけないことは早めに終わらせて、仕事をする時間にあてたいのが実情です。(完全に個人の理由ですが…。)
保護者会は、他のお母さんたちとコミュニケーションを取れる貴重な時間でもあるため、当日の議題さえ終われば子どもの話に花が咲くのもありでしょう。しかし、決めなければいけないことを後回しにして、関係のない話をされる時間が長いときがあるのも事実。“今日の集まりの意味は?”と思ってしまうときもあり、正直“帰って仕事がしたい”と感じた日もあります。
「保護者会室からは、
幼稚園の保護者会だからこそ起きてしまう問題かもしれないのですが、“早く本題に入りたい”と感じているママも少なからずいるのではないでしょうか。
行事のときには何もしない時間が発生することも
我が子が通う幼稚園では、行事があるときに保護者のお手伝いを募ることがあります。年少・年中のときに私も行事のお手伝いに参加したことがあるのですが、“え?私来る必要あった?”と思うほどヒマになることがよくありました。クラス代表になったのをきっかけに、行事のお手伝いの数を減らしてもいいのではないかということを提案し、今年は結局役員だけで行事を乗り越えることになったのです。
しかし、役員以外のお母さんたちが無駄な時間を過ごさなくていいよう配慮できたものの、役員の集まりで発生する“何もしない時間”がなくなることはありませんでした。園児たちへ渡すプレゼントのラッピングをするために集まったときも、予定より早く作り終えたため、そのまま帰れるのかと思いきや何となくまだ帰れない雰囲気が…。何もすることがないのに、まだその場にいないといけないことに対して“時間の無駄”と感じてしまうのは、筆者だけなのか不思議でした。
仕事をしているしていないに関わらず、家事に育児にと世の女性たちはフルで動き回っているはず。もちろん筆者も、他の役員さんたちとコミュニケーションを取りたくないわけではありません。
問題は、“その時間、本当に必要?”と思う機会が、少し多すぎるんじゃないかということ。解決策は見いだせないまま我が子の卒園を迎えてしまいそうですが、小学校の保護者会でも同じようなことが起きてしまうのではないかと、すでに不安を覚えています。
保護者会の時間は有意義に過ごしたい
保護者会の役員に進んで立候補する人が少ないのは、できるだけ他のことに時間を使いたいと考えている人が多いのでしょう。もう少し要領よく効率をアップして、集まる時間や回数を減らすことができれば、役員を引き受けてもいいという人が増えるのではないかと感じました。
子どもが通う園の役員になれるのは、生きているうちに何度とない機会です。自ら立候補してやってみたいと思えるような保護者会が、増えていけばいいなと思います。
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