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SNSで話題の「結界師」に救われた…泣き止まない赤ちゃんに疲れるママ…求められる周囲の助け

LIMO / 2020年1月28日 9時45分

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SNSで話題の「結界師」に救われた…泣き止まない赤ちゃんに疲れるママ…求められる周囲の助け

産む前に、様々な覚悟も、これから始まるであろう生活も、頭の中では思い描いていたとはいうものの、実際に育児をしながら、「赤ちゃんがいる生活は、想像以上に大変。」と改めて感じたことがあるママは多いのではないでしょうか。

いつまでも赤ちゃんのままではないと理解はしていても、ママにとって赤ちゃんがいることで感じる不自由さというものは、先が見えないトンネルのよう。「これっていつまで続くの⁈ 」と、追いつめられるような気分になってしまうこともあります。

そんな子育て中のママにとってありがたいのは、周囲の理解と応援。今回は、赤ちゃんがいるママが、追いつめられるような気持ちを感じてしまうシチュエーションと、それに対して周囲にいる人たちがどのように対応すると、ママたちの気持ちが軽くなるのかという点について、考えてみたいと思います。

夜間の授乳・夜泣き

育児ではじめて、ママがぶち当たる難関といえば、「一定時間ごとの授乳」と「夜泣き」です。

お子さんによって間隔は違うものの、一定時間ごとに授乳をし、その合間におむつを替える。それらが終わっても、すんなり眠ることができるわけではなく、そのあとは子どもを寝かしつけるために抱っこやおんぶでユラユラゆらすこと30分や1時間…。やっと寝たと思ってベッドに置いたら、目を覚ましてしまい泣き出し、、再び抱っこやおんぶを繰り返す…。

それが、昼夜問わず続くわけです。人間の三大欲求の1つである睡眠欲を、自分の意志とは関係無く妨げられてしまう毎日は、当然のことながら寝不足を招きます。そして、誰しも寝不足になると思考能力は低下します。

そんな状況にも関わらず、不快を感じれば、原因を取り去ってほしいと、赤ちゃんは泣いて訴えます。特に夜だと、寝ている夫や近所への遠慮もありますから、ママたちは赤ちゃんを泣き止ませることに必死になります。なかには、夜の暗さの中、一人で頑張っているうちに、孤独感を募らせてしまうことも…。

家族の対応ひとつでママたちは救われる

ここで、そんなママの周囲にいる人たち、特にパパたちに心に止めておいてほしいことがあります。それは、「『代われるものは、代わってあげる』というフォローが、とても大切であるということ」です。

「うちはミルクじゃなくておっぱいだから、授乳を替わることはできない」
「ママ以外が抱っこすると、余計に泣いてしまう」

と、いうことで、手を出すに出せなくて、疲れているとわかっていても、ママに任せっぱなしというパパもいることでしょう。しかし、ちょっと目線を変えて、「泣き止まない・寝ない赤ちゃんをどうにかしよう」ではなく、「ママをちょっとだけ休ませてあげよう」と考えてみたらどうでしょうか?

たしかに赤ちゃんが泣き止んで、寝てくれるのが最善策です。ですが、泣き止まない・寝ない赤ちゃんは、ママだろうが誰だろうが、泣き止まない時は泣き止まないし、寝ない時は寝ないのです。新生児で、まだ人物の区別が上手にできない時期であれば、なおさらです。

さすがに、母乳育児での「授乳」は代われませんが、ミルクでも大丈夫な子なら、ミルクを作って飲ませるのは、他の人でも大丈夫ですし、寝かしつけなら、多少時間がかかるでしょうが、ママ以外の人にも、できなくはない行為です。30分でも良いので、泣いてる間の抱っこや、夜の授乳とおむつ替えを何回かに1回は代わるということをしてあげると、ママの負担感はだいぶ減るのではないでしょうか。

ママも素直に周囲を頼って

とはいえ、フォローを受けるほうのママにしてみれば、別の人に替わってもらうことができても、赤ちゃんが泣き続けたら、気になって仕方がないという人もいるかもしれませんね。ただ、最初のうちは、「やはり、私でないと。」という気持ちになることもあるかもしれません。

しかし、疲れがピークに達してしまうと、人によっては、そう考えることすらできないほどに、精神が追い詰められてしまうこともあります。パパやほかの家族が「代わってあげよう」と申し出てくれたときは、素直に頼り、少し休むことをおすすめします。

外出が苦痛

子連れでの外出は、荷物が多くなるというマイナスポイントはもちろん、「世間の厳しい視線が気になる」というママも多いのではないでしょうか。

外出して、泣いてしまったら周りの視線を集め、我が子がママの手を振り払って走り出せば「親は何してるの?」と言われてしまい、機嫌よく元気だったとしても「声がうるさい!」と怒られてしまうこともあります。最近では、子どもの遊び場である公園でも、ボール遊びや大声を出すことが禁止されている公園も少なくないと聞きます。先日などは、「外でシャボン玉をやらせないで。車や洗濯物にシャボン玉がつくのが迷惑」という投稿がSNSで話題になりました。

このような世情ですから、小さい子ども連れでの外出となると、ママはとても神経を使います。周りに迷惑を掛けないように…。子どもにも負担を掛けないように…。そうしていると、ついつい外出すること自体が怖くなり、子どもが小さいうちは引きこもりがちになってしまうママも多いのです。

周囲の「子どもを受け入れる気持ち」でママたちは救われる

家族でできることとして「ママが1人で外出できるように、子どもを数時間預かってあげる。」「外出時にはパパも一緒に出掛けて赤ちゃんのお世話を積極的にする。」というフォローもありますが、単に通りすがっただけの赤の他人でもできるフォローもあります。

例えば、最近SNSで話題になった『結界師』。とある女性が始めた行動ですが、公共の乗り物に乗った際などに、小さい子供を連れた女性を見掛けたら、ススッと側に行き「あら~、可愛いわね~。」と満面の笑みで、なおかつ周りにも聞こえるように声を掛けるのだそうです。

そうすることで、子どもを連れた女性の緊張感をほぐすとともに、周りの空気を和ませ、子どもを受け入れる雰囲気を作り、子ども連れに対して何かしらマイナスなことを言いがちな人たちを抑えることができるのだとか。このおかげで、とてもお母さんは気持ちが楽になったそうです。

さすがに、この『結界師』の域に入るのは難しいと感じる人も多いでしょうが、その言葉に大きく頷いて同調するだけでも、子どもを受け入れる気持ちを示すことは可能です。些細な一歩…と思われるかもしれませんが、外出することに恐怖心を抱きながらも必要に迫られて外出しているママが、このような周囲の心に助けられることは、意外に多いのです。

いつまでも続かない、幼く尊い日々

幼い子どもを育児中のママは、「ケガなどしないように、無事に育てなければ…。」「周りに迷惑を掛けないようにしなくては…この子が白い目で見られることが無いように…。」そんな気遣いでいっぱいです。でも、子どもが社会に出ていくまでを育児期間ととらえれば、そんな時期は一瞬。

一生懸命なママが、その一瞬に「いつまで続くの⁈」と追いつめられてしまうことがないよう、周囲の人が温かく見守っていく…。そんな社会でありたいものです

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