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気持ちが緩む休日も要注意?!「怖い目に遭った児童は70人に1人」親ができる対策

LIMO / 2020年2月2日 19時50分

気持ちが緩む休日も要注意?!「怖い目に遭った児童は70人に1人」親ができる対策

気持ちが緩む休日も要注意?!「怖い目に遭った児童は70人に1人」親ができる対策

小学校に上がると、今まで把握できていた子供の行動範囲が広がり、急にすべてを把握しきれなくなります。小学校への登下校やお友達の家への移動など、親にとって心配事は尽きません。

子供が犯罪に巻き込まれないために。家庭でできる危機管理にはどのようなものがあるのでしょうか。

怖い目に遭ったことがある児童は70人に1人

ALSOKがおこなった『担任の先生に聞く、小学生の防犯に関する意識調査(https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/17.html)』によると、児童の70人に1人の割合で、登下校中や外出中に「怖い目に遭ったことがある」と回答しました。その中でもしつこく話しかけられたり、つきまとわれたりするケースが特に目立ちます。また、ひどい場合は脅迫や暴力を受けた児童もおり、親としては大変心配です。

続いて、危ない目に遭うことが多い場所は、やはり下校中の通学路でした。危険な目に「合った子供の中には「タレントにならない?」などという、甘い勧誘にあったパターンも。こういった子どもが興味を惹きやすい話題を出して近づいてくるような悪質なケースも多いため、徹底した注意が必要です。

気持ちが緩む休日も要注意

「子供たちだけで移動している」という意識の高い登下校中に比べ、休日というのは親が休みということもありどこか気持ちが緩みがちです。

同じくALSOKがおこなった調査によると、登下校時には防犯ブザーの所持率が49.6%なのに対し、休日になると防犯ブザーの所持率が一気に下がることがわかりました。

子どもだけで過ごす休日の防犯ブザーの所持率

・繁華街やショッピングセンターへ行くとき:7.6%
・近所の公園や友達の家へ行くとき:10.0%
・お稽古事へ行くとき:7.2%

休日といえど、親御さんと別行動するのであれば、危険度は平日と変わらないはずです。しかも、こういった行動をとるのは被害に遭いやすい日没前というのも注意のポイントです。大切なお子さんたちを守るためには、休日も気を抜かず「防犯ブザー持った?」などの声掛けを忘れないようにしましょう。

家の中にも危険は潜む!ネット上で気をつけること

今までは家に帰りさえすれば子供たちを守ることができました。しかし、近年のインターネットの普及により、子供たちは自宅にいながら外部と繋がることが容易にできてしまいます。その中には、残念ながら言葉巧みに子供たちを騙す人間もまぎれているのです。

では、家庭においてどのような対策ができるのでしょうか。リスクを防ぐために、ALSOKが啓蒙している「情報発信・受信のポイント」を見てみましょう。

「情報発信時」の注意ポイント

・か:顔がはっきり映っていないか
・き:(著作権侵害など)禁止されていることではないか
・く:暮らしている場所が知られないか
・け:ケータイ番号など連絡先を教えても大丈夫か
・こ:(誰かを)困らせたり、迷惑が掛かったりしないか
・あ:会おうといってきた
・く:クリック(タップ)させようとしてきた
・ま:(メールなどを)回すようにいってきた
・が:画像を送るようにいってきた
・で:電話やメールをさせようとしてきた
・た:タダであげるといってきた

簡単に情報を発信することができる世の中だからこそ、そのボタンを押す前にその投稿に危険性はないか、常に考える様日ごろから練習しておくことが大切です。

親として 子供たちを守るために動けること

どんなに家庭で子供たちに声掛けをしても、残念ながら危険に遭うことをゼロにすることができません。しかし、親としてその確率を下げるために普段から多くの対策を練ることは可能です。以下は、実際にご家庭でおこなった対策の一例です。

・「自分の子供に加え近くにいる子供たちを守れるように、普段から動きやすい服装をするようになりました。スニーカーやリュックにすることで、子供達を安全な場所へと誘導する際も身軽に動けると思います」

・「子供たちには防犯ブザーを持たせているのですが、私は催涙スプレーを持ち歩いています。いくら大人といっても女性の力には限界があります。戦うことはできませんが、これで逃げる隙はできるのではないかと思っています」

大切な子供たちを守るため、いろいろな工夫ができるようです。

まとめ

子供たちの周りに多くの犯罪が潜む現代社会。親としてはいくら心配しても足りません。日ごろからたくさんの対策をしていても、犯罪者は巧みな方法で近づいてきます。

とはいえ、普段からそういった状況を想定して、家族で話し合ったり、対策をしておくことは大切なことです。「もし不審者があらわれたら?」「ネット上でおかしなことをいってくる大人がいたら」具体的な状況を親子で話し合うことで、普段から子供たちの意識を高めてあげることも親のできる対策なのではないでしょうか。

参考:『担任の先生に聞く、小学生の防犯に関する意識調査(https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/17.html)』ALSOK

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