「ただ連れて帰ってくるだけでしょ」息子の送り迎えをはじめた夫が痛感した意外なこと
LIMO / 2020年1月23日 10時45分
「ただ連れて帰ってくるだけでしょ」息子の送り迎えをはじめた夫が痛感した意外なこと
子育てママの毎日の日課である保育園の送り迎え。我が家では、昨年からフリーランスになった夫である筆者が、毎日息子の送り迎えをするようになったのですが、これが予想以上に大変でした。他の保護者との世間話、保育園からの指示や行事の準備、子どものイライラや車の渋滞。時間と労力をかなり取られるのに、もちろんお金が貰えるわけでもなく、パートナーからの労いもない。
保育園の送り迎えなんて「行って帰ってくるだけだろう」と思って、妻への感謝を欠いていた私が痛感した実体験をお伝えします。
おしゃべりによる時間の浪費とその後の仕事への影響
筆者は、毎朝車で15分ほどの隣町の保育園へ息子を送っています。保育園の駐車場は園と隣接しておらず、歩いて5分ほどのところに車を停めて、子どもと歩いて保育園へ。たったそれだけのことなのですが、毎日していると、たまにしか行かない時にはあまり味わうことのない面倒なことが多々発生します。
まずは、他の保護者との会話です。送り迎えで人と喋りたくないというほど、筆者もコミュ障ではありません。むしろおしゃべりは好きな方です。しかし、毎日同じような時間に送り迎えをする保護者同士、それなりに顔見知りになって仲良くなります。
そうすると一度話出してしまうとお互いに話を切るタイミングがなく、長話をしてしまいます。そこで時間を取られるあまり、仕事へスムーズに移動できないこともや、また「おしゃべりスイッチ」が入ってしまい、そこから黙々と1人でのPC作業になかなか移れないこともよくあります。
意外と複雑で多い保育園からの指示。さらにそれによる二次災害
次に、保育園からの指示や行事などの準備なども意外と複雑で面倒なことを知りました。筆者の子どもの園では、連絡ノートみたいなものがないので、それを書いて提出する手間はありません。普通の保育園ではまずそれがあるようなので、個人的にはその時点でかなり面倒だなと思ってしまいます。
しかし、それが無くても、隔週火曜日は本を借りる日だから、前回借りた本を家から持ってくるとか、今日はおにぎりの日とか、明日はエプロンを持ってきてとか。覚えておかないといけないこと、しなきゃいけないことが結構多いことを知りました。
また、その保育園からの指示は、忘れてしまった時の二次災害という危険性もはらんでいます。たまたま覚えてなくて、持って行かないといけないものを忘れた時、子どもが号泣。たかだが帽子とか三角巾とか、園で借りれば済む話のものなのですが、それでも「取りに帰る!」と聞かない息子。結局、また家と保育園をもう一往復するハメになったこともありました。
子どものグズグズや渋滞でストレスもたまる
最後に、子どものグズグズや交通渋滞などでストレスがかなり溜まってしまうこともしばしばあります。夕方迎えに行くと、お腹が空いて機嫌が悪い子どもが、「来るのが遅い!」とかまたある時は「早い!」とか。それでグズグズして歩かない、友達と遊びながら帰る、荷物を持ってとせがむ、など帰るのが遅くなることがよくあります。
それだけでもかなりイライラするのに、それに拍車をかけて、そこで時間が遅れたせいで帰宅ラッシュの渋滞に巻き込まれ、普段15分で帰る道のりに30分かかってしまい、余計にイライラするなんてことも。さらに、それが尾を引いて帰宅後も息子に厳しく当たったり、ガミガミと説教してしまったりすることもあります。
まとめ
このように挙げればキリがないほど出てくる送り迎えの面倒事。しかし、これらは「送り迎えあるある」で、子育てをしているママにとっては誰もが経験している当たり前なんだと思います。行って帰ってくるだけの簡単な「作業」だと思っていた筆者も、毎日してみると、時間を取られたり、イライラしたり、その後に尾を引いたりと、かなり大変な「仕事」であることを実感しました。
たまに送り迎えしただけでドヤ顔している方は、ぜひ毎日しているパートナーを労ってあげて、可能なら一定期間でも毎日送り迎えを体験してみてください。
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