その「たった一言」が足りない!モテそうなのに、「一方的すぎ」と思われてしまう男性の特徴
LIMO / 2020年1月26日 18時45分
その「たった一言」が足りない!モテそうなのに、「一方的すぎ」と思われてしまう男性の特徴
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
直接ご相談にいらっしゃるのは圧倒的に女性が多いですが、大手の結婚相談所でセミナー講師もやっており、そこでご相談が多いのは男性の方です。
清潔感があって優しそうな方が多く「え?モテるよね?」と思うような20代イケメンも中にはおります。20代会員が増えたと聞くけれど本当なんだなと思うのです。
しかし、「女性との距離の縮め方が分かりません」と悩む男性は多い。
もし、友人の紹介で知り合ったとすれば同時進行なんてしないでしょう。でも結婚相談所の場合、男女ともに複数の異性と会っている。相手の女性から
「今日は楽しかったです」
とメッセージが来ても、社交辞令かなと疑ってしまうかもしれない。男女ともに手軽にたくさん出会えるけれど、出会いが作業になり気軽に断られ、婚活はとても傷つくことが多いのです。
2回目のデートから進まない男の失態
女性が男性に対して「この人は一方的すぎてうまくいくイメージが持てない」と断る場合、デート最中やデートの誘い方で何か失態がある場合が多い。今回はデートに至るまでの誘い方でよくある間違いをお伝えします。
婚活中の場合、1回目はカフェや喫茶店、ホテルのラウンジなどでお茶をして1時間程度話して終了というコースが多いでしょう。お店もある程度は決まっているし、1回目のデートは無難にこなせても2回目以降が進まないと悩む方は多い。
2回目はお食事デートが多いのです。よくある男性のNGなデートの誘い方はこちらです。
男「焼き肉は好きですか?」
女「好きですよ」
男「じゃあ今度行こう!」
こちら、何が誤りか分かりますか?
「焼肉が好き」ということと、「よく知らない男と2人で行きたいか」というのは全く別問題なのです。好き=行きたいを直結して考えてしまうところが一方的なのです。
女性だってラーメン、焼き鳥、焼き肉が好きな人は多い。ただ、デートで煙も多くにおいもある焼き肉屋に行きたいだろうか。着ていく服を選ぶし、座敷だと靴を脱ぐ。
男「焼き肉は好きですか?」
女「好きですよ」
男「では今度焼き肉を食べに行きませんか?●●さんは他に食べたいものありますか?」
と、後で焼肉一択ではなく、相手の女性に好きな食べ物や行きたいお店を聞くようにしましょう。
「ほかに食べたいものありますか?」のフレーズがなくて相手の都合を考えず、一方的と思われる男性は多いのです。
デートの日程が合わなかった場合のワンフレーズ
デートに至るまでの日程・プランの調整のメッセージで女性が「やりにくいな」と感じてしまってお断りするケースも多い。
急な残業になったり、多忙ではっきりと日程を決められないということは、男女どちらにもあり得ること。だからあまり先だと予定は分からないと思う男性もいますが、女性に聞くとデートに誘うのならば「1週間前がいい」と回答する女性が多い。デートの候補日を上げるのならば7日以上先の日程を3つ程度提示しましょう。
それで、仮に提示した日程でデートが成立しなかったとします。よくあるのはこんなやり取りでしょう。
男「21日か22日にランチかお茶でもいかがでしょうか?」
女「ごめんなさい。両方とも出かけていないんです」
男「そうなんですね」
ここで自分が送った「そうなんですね」でメッセージが終了していると、もう相手の女性が代案の日程を出してくれるのを待つしかない。
でも、最期にワンフレーズ入れるだけで印象は変わります。
男「21日か22日にランチかお茶でもいかがでしょうか?」
女「ごめんなさい。両方とも出かけていないんです」
男「そうなんですね。また誘いますね」
いかがでしょうか?これだと、またお誘いのメッセージを送りやすくなる。
「言ってくれればいいのに」と思うのは気配りがない証拠です
「この人は一方的だな」という印象をもって断った女性が、断りの理由を教えてくれることはない。男性は「不快だと思っているなら、言ってくれればいいのに」と思うかもしれない。
でも、やりとりでストレスを感じる男性相手に、教えてあげるなんてことはしないですよ。関わることを断ちたいだけ。よく知らない相手だし、何より他の男性とも会っているのですから。
もちろん女性側もちゃんと意思表示をした方がいいと個人的には思う。でも、婚活に限らずあらゆる人間関係において「相手に変わることを望めばうまくいかない」でしょう。変えることができるのは自分だけなのです。
婚活中の男女の悩みを聞いているといつも歯がゆい。
「一方的で気配りが足りない」と見えた男は本当にそうなのだろうか。
逆に、婚活なのにやる気がなさそうに見える「地味な服」でデートに来た女性は、本当にやる気がないのだろうか。高確率でデートの服を知らないだけで、本人的にはおしゃれのつもりのことは多い。
でも、他に複数の異性と出会っていれば1~2回会ったときに「一方的すぎる」「やる気なさすぎ」という印象があれば、他の気配りができて積極的な方に流れていくのだ。
相手に対してはもう少し知る努力をしつつ、自分がどんな印象を持たれるのか客観的な視点を持ちたい。それができている人は1年以内に婚活を卒業していく。
残念だけれども、婚活市場には自分のことを「たまたま出会いがないだけで普通の人」と棚に上げ、相手の審査ばかり厳しい男女が非常に多い。
ここまで読んでくださった方は、まず自分のメッセージを見直してみて欲しい。断られた原因は言動かもしれないし、金銭感覚や外見かもしれないけれど、メッセージだけは今手元のスマホで見直すことができるのです。
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