「ワンオペ妻を労う魔法の言葉」やはりあの定番フレーズだった?
LIMO / 2020年2月4日 9時45分
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「ワンオペ妻を労う魔法の言葉」やはりあの定番フレーズだった?
外で働く夫にとって、平日の家事や育児はなかなか手伝いにくいもの。なかには「今週まだ子供に会ってない…」なんて人もいるのではないでしょうか。仕事が忙しいときは仕方のないことと思いつつも、ワンオペが続くと妻の方も疲れがたまってくるものです。イライラした表情の妻を少しでも笑顔にしたい。そんなとき、どのようなことができるのでしょうか。
忙しい夫にもできる家事とは
自分の仕事が忙しいと、どうしても家の中のことは妻に任せがちです。それは妻の方も理解しているはずですが「いくら忙しいといってもこれくらいはできるのでは」という気持ちもあるようです。実際にどのようなことができるのでしょうか。
・「夫の帰宅時間の遅いため、我が家はみんなで先に寝てしまうことがあります。今までは、朝私がお風呂の掃除をしていたのですが、ある日夫から『洗濯にお風呂の水使わないなら洗っていい?』と聞かれました。まさか夫がお風呂掃除をやってくれるなんて思っていなかったのですごくうれしかったです。私もパートに出かけるため、朝の仕事が一つ減るのはかなり助かります」
・「妻は車の運転ができません。今までは僕のワイシャツを安いお店まで自転車でクリーニングに出しに行ってくれていたのですが、平日の彼女の時間を少しでも増やせたらと思い、週末自分でクリーニング店に置きに行くようになりました。出すまで気づかなかったのですが、自転車だと雨が降ったりすると大変だったろうな、なんて気付きもありました」
・「夫から『俺にもできることあるかな?』と聞かれました。いろいろ役目があったほうがいいかな?とは思いましたが『忙しいなかありがとう。それじゃあ脱いだものは洗濯機、食器はシンク、トイレットペーパーを使い切ったら補充して欲しい』とだけお願いしました(笑)夫は『それだけ?』といっていましたが、こちらとしては自分のことをやってくれるだけでいいんです」
「平日の家事に挑む」なんていうとちょっと身構えてしまいますが、実際はどれも数分のものばかり。また、家事の中には夫に関するものもたくさんあるので「自分のものは自分で」やるだけでも、それはかなり妻を助ける行為になっているようです。
できないのであれば、せめて気持ちだけでも
また、妻たちからの意見の中には「平日は時間がないことも十分承知しています。夫には無理をしない範囲でいてほしい」というものもありました。確かに、平日夫に料理をお願いしたり、掃除機をかけてもらったりするのはなかなか困難なことです。そんな妻たちが共通して願っていること。それは「妻が家事や育児をするのは当たり前なことではないことを理解して欲しい」ということのようです。
確かに、物理的にできないからといって「俺できないんだからしょうがないじゃん」と言われるのと「いつもひとりで頑張ってくれて本当にお疲れ様」と言われるのでは、気持ちが全く違います。特に専業主婦などは、会社と違い頑張ったところで褒めてくれたり疲れをねぎらってくれる人はいません。「言わなくても心で思っている」のであれば、ぜひその気持ちを「ありがとう」や「お疲れ様」といった言葉にしてみてはどうでしょうか。
要注意!似ているようで全く違うねぎらいの言葉
「そうか、手伝わないのだったらやさしい言葉をかければいいのか」と思ったご主人は、少し気をつけてください。確かに思っていることを言葉にするのは大切です。しかし、中には疲れ果てた妻をさらにイライラさせてしまうワードも含まれているのです。
・「毎日ギリギリのスケジュールで家事をこなしているのに『もう休んだら?』という夫。代わりにやってくれる人がいないのに休んだら溜まってあとあと大変なのは私です」
・「大雑把な夫から『そんなに丁寧にやるから疲れるんじゃない?もっと肩の力を抜いてのびのびやりなよ』と言われました。そちらこそもう少し丁寧にしてくれたらこっちの仕事も減るんだよ…と心の中で毒づきました」
一見優しい言葉をかけているようでも、解決を先延ばしにしたりやり方を否定されているように感じては、せっかくの気持ちもかえって火に油を注ぐことに。
まとめ
家族で暮らしているのであれば、共に家事や育児をこなしていくのが理想です。しかし、現実は夫の方が忙しく、家にいる時間が少ない場合がほとんどです。
とはいえ、家事や育児には数分でできるものや、工夫次第で手分けできるものなどがたくさんあります。「忙しい」といってしまえば理由にはなりますが、妻の不満は募る一方です。
共同生活をうまくおこなっていくためにはお互いの不公平感を減らすことも大切です。ちょっとした行動を起こしてみたり、それをする時間がないのであれば、普段思っている感謝の気持ちを伝えてみる。思いあっていることをあらためて思い出させてくれる「ありがとう」は、やはり魔法の言葉なのではないでしょうか。
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