「ママのために俺が面倒見ておくよ」そんな夫に任せた結果…
LIMO / 2020年1月26日 19時50分
「ママのために俺が面倒見ておくよ」そんな夫に任せた結果…
最近はイクメンブームの影響もあり、「ママのために俺が面倒見ておくよ」なんて一日休暇をくれる優しいパパも見かけるようになりました。一見羨ましいこの光景。しかし、実際のところそんな夫にすべてを任せた結果、はしゃぎすぎた子供は翌日熱を出し、ママが会社を休むことに…なんて経験ありませんか?
「せっかくの夫のやる気を削ぎたくない」そんな気持ちからパパには言い出せない「やってくれるのはありがたいけどそこはもう少し考えて欲しい」そんなガッカリエピソードをご紹介します。
※記事内のエピソードは個人の体験談をご紹介するものであり、男性による育児を批判・否定する目的の記事では無いことをご理解いただけますと幸いです。
パパと子供の「思いっきり」は半端ない
大学時代の友人から飲み会のお誘いを受けたMさん。二人の子供もまだ小さかったため、夜の外出に躊躇していた彼女の背中を押してくれたのはご主人でした。
「上の子の妊娠からはじまり、約5年間。ママは夜遊びもしないでずっと我慢してきたでしょ。そろそろ僕に任せてよ」そんなご主人の優しい言葉に感動し、Mさんは思い切って甘えることにしました。
とはいえ、お風呂や寝かしつけは大丈夫か?用意したご飯を上手にあげられるか?Mさんは心配だらけだったそう。当日は普段のタイムスケジュールを一覧表にし、ご飯の用意とお風呂のタイマー、パジャマや歯ブラシのセッティングまですべてを終え、夫への引継ぎをしました。そんなMさんに「ママは心配性だな」と笑っていたご主人。「ママが出かけるときに泣くといけないから、先に子供たちとドライブでも行ってくるよ」という気遣いに感謝しながら家を出たといいます。
「夫のおかげで、久しぶりに昔の仲間と楽しい時間を過ごすことができました。また、友人たちからは『私もそんな人と結婚したい!』なんて言われ、幸せな気持ちいっぱいで帰宅しました」
ゆっくりしてきていいと言われましたが、何となく落ち着かなかったため21時頃に帰宅したMさん。すると、そこには家族の姿はありませんでした。Mさんは一瞬何が起こっているのかわからなかったといいます。
「家じゅう真っ暗だったので、パパも一緒に寝てしまったのかな?と思いました。しかし、家の中には誰もいません。私が用意したご飯も手付かず、お風呂も冷めた状態。まさか事故にでも?!と思っていると、玄関が開きました」
ご主人の腕の中には、ぐっすりと眠るお子さんたちがいたそう。どうやら、ドライブがてら出かけた遊園地にイルミネーションがあることがわかり、夕方まで待ってから観賞し、その後ようやく三人で食事をしていたらこの時間になってしまったんだとか。
「私は子供達を起こして歯を磨きパジャマに着替えさせようとしましたが『いいんじゃない?今日くらい』という夫。私は子供を夜外に連れて行ったことがなかったので、夫の時間感覚に驚いてしまいました。とはいえ、あんなに優しく送り出してくれた夫に、私が渡した予定表を無視したことを責めることもできず、その日は子供たちにパジャマのズボンだけ履かせて寝かせることにしました」
遊び疲れた子供たちは、翌日そろって発熱。Mさんはお仕事を休んで看病をすることになってしまいました。「パパの行動はすべて私や子供が喜ぶと思ったことしてくれたものです。そのため『どうして加減をしてくれなかったの』なんていうわけにもいかず。『私が飲み会に行ったから』という気持ちでいっぱいになりました」
パパの配慮とママの配慮は違うことも
パパにお願いするということは、子供たちのすべてをパパの判断に任せるということ。それでは、いざというときパパたちはどのような対応をみせるのでしょうか。
・「真冬の日曜日、私がスーパーに買い出しに行っている間に夫が子供たちを公園に連れ出してくれました。2時間ほど経ち三人が戻ってくると、アウターも着ないで半袖姿の長女と、薄着な上に靴下も履いていない状態でエルゴにインされた次女が真っ赤な顔をしていました。ちなみに夫は自分だけダウンを着用。理由を聞くと『長女は自分で半袖を選んだ。子供は風の子だから大丈夫と思った』と…あなたの子だよ、と思わずツッコミました」
・「学校の用事と子供の習い事が被ってしまい、仕方がないので夫に子供の送迎をお願いしました。『〇時になったらここにある荷物を持っていけばいいから』と細かく伝えたはずなのですが、お教室から送られてきた入室メールが来たのは予定時間の30分後。半分以上無駄にしたことになります…それだけでもイライラしたのに、後日お教室のママ友から聞いた話によると、夫は長男を自転車の後ろに乗せ、次男を小脇に抱えながら運転していたと。夫は以前同じことをしたことがあり、私は猛烈に注意をしたのですが、どうやら再度やった様子。あの人には目の前のチャイルドシートが見えていないのでしょうか」
慣れない育児ゆえに独創的な方法を取ってしまうパパたち。「だったらやらない」なんてことになって欲しくないため、やる気を失わせずに正しい方法を覚えてもらうのはなかなか大変なようです。
まとめ
パパたちは「良かれと思って」子供たちと全力で遊び、また子供のいうことを真に受けます。毎日子育てをしているママからすると信じられないことばかりですが、パパは決してふざけているわけではないようです。
せっかくやる気を出してくれているパパたち。ママからするとずっこけてしまうようなことも多々起こりますが、そこは頭ごなしに怒らないことが大切です。もどかしい気もしますが、百歩譲って命にかかわらないことであれば大目に見るなり、正しい方法を優しく教えてあげるなどしてみてはどうでしょうか。そして一言、感謝の言葉も忘れずに付け加えてあげてくださいね。
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