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「お友達価格で…」に甘えてはダメ?!「スキルを持ったママ友」と上手く付き合うコツ

LIMO / 2020年1月25日 10時45分

「お友達価格で…」に甘えてはダメ?!「スキルを持ったママ友」と上手く付き合うコツ

「お友達価格で…」に甘えてはダメ?!「スキルを持ったママ友」と上手く付き合うコツ

女性の社会進出により、結婚後も特技を活かして活躍するママが増えてきています。ピアノの先生やダンスの先生、イラストレーターやお裁縫上手なママたち。仲良しならついついその恩恵にあずかりたいと思ってしまいますよね。しかし、相手のそのスキルは「タダ」ではありません。それでは「本当の友達」はどのような頼み方をすればよいのでしょうか。

ママたちはいろんなスペシャリスト

筆者のまわりのママだけでもさまざまなスペシャリストが存在します。書道や英語、スイミングの先生、美容師さんにイラストレーター、お裁縫でお仕事を請け負うママ。最近ではプログラミングができるママまでおり、ちょっとした困ったことはママ友に聞けば解決できてしまうほど。

ママ友が特殊スキルを持っていることで、子供が助けてもらったこともありました。美容師ママには前髪カットや夏祭りのヘアセット、手芸上手なママにはお遊戯会の衣装作りのお手伝いなど。また、筆者の子供たちは書道の先生の資格を持つママのところで硬筆を学んでいます。どれも大変助かり、感謝と共に尊敬するママ友たちです。

「お友達価格」や「ちょっとしたお礼」

こういった際に気になるのは、やっていただいたときのお礼です。みなさん口を揃えて「ちょっとしたことだし、子供のためだから気にしないで」とおっしゃいます。しかし、どの方もこういったスキルを身につけるため努力してきたはずです。「ありがとう!」だけではこちらの気持ちも済みません。

筆者の場合ですが、単発でお願いしたものに対しては、お菓子やお子さんが使う文房具などのちょっとした消耗品をお返しさせていただいています。また、硬筆に関しては場所の提供と継続的な学習をお願いしているため、先生ママと生徒のママたちが話し合い、お月謝を払うことで親も子供も「きちんと学ぶ」という姿勢を保っています。

また、小さな赤ちゃんを用事の際にお預かりする代わり、英語の先生をしているママから我が子が英語の指導をしていただくなど、お互いが気持ちよくできる関係を維持していける方法を選んでお付き合いをしています。

モヤモヤすることがあるのも事実

それでは、実際にスキルを持つママたちは「お友達へのスキルの提供」どのように感じているのでしょうか。

・「子供が産まれて以来、自分の特技を活かすことを諦めていました。仕事としてお勤めするにはブランクもあるし、時間も合わない。そんなときママ友に頼ってもらえたのはうれしいことでした。『悩んでいたことが解決した!』なんて言われたのが本当にうれしくて。やっぱり私はこの分野が好きなんだと改めて実感し、子育てがひと段落したらまた仕事として挑戦したいと思うようになりました」

・「スマホアプリを使って、手芸作品を出品しています。最初は趣味でやっていましたが、現在はそれを収入源としているため、自分的には『プロの仕事』のつもりでやっています。先日、幼稚園で使用するバッグを作って欲しいとママ友からLINEがありました。しかし、そのときは他のお客様からの依頼が数件入っていたため、順番待ちになることを説明。

もし急ぐのであれば、すでに販売しているものの中から選んで購入してほしい旨を返信しました。すると『私ってそんな程度の友達だったんだね』という返事がきました。あぁ、この人は私が仕事としてやっていることを理解してくれていないんだな…と思うと同時に、在宅で働くことへの理解がまだまだないことを痛感しました」

・「イラストのお仕事をしていることは園のママたちにもお話していました。年度末に先生へお礼の色紙を差し上げることになったのですが、クラス委員のママから『真ん中に先生のイラストを描いて欲しい』と依頼がありました。我が家もお世話になったし、皆さんのお役に立てるのであれば…とお受けすることに。すると、それを見たママさんから『上手!うちの家族のイラストも描いて欲しい!』と言われてしまいました。

さらに、その話を聞いた数人のママたちがうちもうちもとなってしまい、気が付けば6件ほどの依頼が。同じクラスのママたちなので断ることもできず、今抱えている仕事の合間なら…とお受けしてしまいましたが、正直、そんな簡単に描けるものではないことを理解してもらえていないようです。お金を取るわけにもいかないし、この話を他のママが聞いたら…と思うと、イラストレーターであることを話さなければよかったとすら思っています」

依頼する方としては「うちくらいちょっと」と思うかもしれません。しかし、その数が増えては、スキルのあるママたちの本業を邪魔することになりかねません。また「あのうちは引き受けたのにうちにはやってくれなかった。ズルい」などといったトラブルを引き起こすこともあります。

まとめ

身近に特技がある人がいるとなんとなく誇らしい気持ちになり、ついつい頼ったり恩恵を受けたくなるものです。しかし、そのスキルは決してタダではありません。その人がその道で対価を得ている、もしくは得ていたのであれば、お願いするその時間にも対価が発生することはなんらおかしいことではありません。

「お友達だから」「子供のためだし」なんて思ってしまいがちですが、そういった基本的なことを忘れず大切な相手を不快にさせないように配慮することも大切です。そうすることでいつまでも良好な関係が続けられるのではないでしょうか。

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