こんな会社はダメ体質!? 若手社員がこぼす「人がやめる」「やる気をなくす」理由

LIMO / 2020年1月26日 19時45分

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こんな会社はダメ体質!? 若手社員がこぼす「人がやめる」「やる気をなくす」理由

社会人として働いていると、理不尽なこともありますし、「もうこんな仕事、やめてやる!」という気分になることもあると思います。また、自分の会社を「いい職場だな」と思える人もいれば、そうでない人もいますよね。今回は、会社の嫌いなところについて4人のアラサー会社員に聞いてみました。

このご時世なのに副業解禁は話題にすらならない

ある金融機関で働くAさんは、こんな不満を漏らします。「このご時世、どこも副業を解禁し始めているのにうちの会社はそんな様子が微塵もない。同業他社でも、大手は副業を解禁したり週休3日制を選択できるようにしたりしているというのにうちは遅れている」

「しかも、業界内順位は高い方なのに同業他社に比べて給与水準は著しく低く、社員の離職率も高い。そのほとんどが『給与水準が金融機関と思えないほど低い』という理由。副業を解禁しないと、このままでは優秀な人からやめていってしまう」とAさんは話します。

確かに、優秀な人ほど会社内の業務だけでなく、自分のスキルを活かして働ける別の舞台を求めている可能性が大いにあります。しかし、決定打に欠ける根拠をもとに副業を禁止しているのは時代遅れと言ってもいいでしょう。給与水準が低く副業を認めない、となると、優秀な人が残る理由はほかになさそうですよね。

「同僚は同業他社から年収が1.5倍にアップするという条件でオファーをもらって転職。管理職以上は、同業他社から特に狙われやすく、多くの人がヘッドハンティングを受けていると言う。人材流出の流れは止められなさそう」と打ち明けてくれました。

そもそも会社が勤務時間以外の時間の使い方を制限するほうがおかしな話ですよね。副業を解禁しないのであればお給料を上げてほしいというAさんの気持ちもよくわかります。

いつまでも「女性だけの仕事」がある

続いてはマスコミ系で働くBさん。Bさんの不満は「女性だけがやる仕事」の存在だと言います。「正直圧倒的に女性が少ないうちの会社。部署に女性が2人いればいいほう。新人女性やその場で一番若い女性がお茶汲みをしたり、お客さんに飲み物を出したり、会議資料をコピーしたり、会議室の席次を気にしながら書類を配置したりする」そう。

「備品管理もゴミ捨ても掃除も窓ふきも全部女性の仕事。新人男性はやっていないのに、年次が上の女性がやっていることもよくある。これってかなり時代錯誤だと思う」と憤ります。

「女性は常に『サポート役』や『アシスタント』的な立ち位置に立たされる。事務処理は女性、航空券や新幹線、宿泊の手配は女性。電話番だって女性。うちの男性陣はそういう仕事をしないでふんぞり返っている」とBさんは教えてくれました。

話を聞いているだけでも非常に時代錯誤で性差別的な職場ですが、筆者もかつて勤務していた会社で女性は会議に入れなかったり、資料整理、コピーなどの雑務は女性がやるべき、という風潮があったので特に驚くことはありません。それにしても、これが令和という時代の日本なのですから、競争力が下降していく未来が見えてきますね。

意味のないハラスメント研修が多すぎる

IT企業に勤めるCさんは、会社のハラスメント研修の多さに辟易としていました。「社内でセクハラ行為が発覚し、よりいっそうハラスメント研修が多くなった。ひどいときには午後の時間をずっと使って研修。研修と言っても、よくあるお手本みたいな事例を出してきてそれについて対処法を語るという初歩的な内容」と嘆きます。

「『お酒の席で課長が新入社員に強くお酒を勧めているが、あなたはどうしますか?』とか『ある女性社員に部長が今日のパンツは何色? 風俗で働いたら稼げそうだね、などと声をかけ続けた。その女性が会社をやめた場合、部長にはどういう責任があるか』とか。答えが見え透いているし、最終的には「受け取り手がどう思うかが重要」と言うから、結局そこ?っていう気持ちで研修が終わる」とのこと。

ハラスメント研修は明確なガイドラインが定めにくいということもあって「受け取り手がどう思うか」が判断ポイントだという説明がなされることが確かに多いのですが、それで本当にいいのでしょうか。

「何がダメで何がいいのか、難しいのはわかるけどなんとかしてガイドラインを定めないとダメだと思うし、意味がない」とCさん。ちなみに、E-ラーニングやテストなどもあり、ハラスメント研修に1か月で5時間ほどを費やしたと言います。

「気づいた人負け」の風潮

こちらもIT企業で働くDさんの話です。「とにかく会社の課題に気づいた人が負け。『~が問題じゃないですか?』と言えば、『じゃあ、なんとかしてよ』と言われる」のだそう。

「仕事の配分とか残業時間の多さを考慮して仕事を振ってくれるわけじゃない。気付いた人、問題意識を持った人がやることになってしまうが、そもそも課題に気づいたり、問題意識を持ったりする人って仕事がデキる人ですでに多くの仕事を抱えているから、仕事の負担が著しく偏る」とDさんは言います。

これも、どこの会社でもよくあることなのではないでしょうか。仕事がデキる人のところに仕事が集まってくる、と言う状態ですね。さらに、言い出した人がやるという会社のやり方では、いつまでたっても「人手不足」が解消できないのでしょう。

まとめ

思わず「あるある」とうなずいてしまうことも多かったのではないでしょうか。会社での居心地が悪いと、仕事もうまくいきませんよね。できれば快適な職場で、やりがいを感じながら仕事をしたいものです。

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