会話したい妻 vs. 無口な夫。平行線の夫婦に解決策はあるの?
LIMO / 2020年2月8日 19時45分
![会話したい妻 vs. 無口な夫。平行線の夫婦に解決策はあるの?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_15745_0-small.jpg)
会話したい妻 vs. 無口な夫。平行線の夫婦に解決策はあるの?
「最近夫と会話をしていないな」「夫婦水入らずでじっくり話をしたのっていつだっけ?」ふとそんな風に考えて、寂しくなってしまった妻。一方、夫はそんなこと気にも留めていない様子。「別に無理して会話しなくてもいい関係なんだから」「もともとそんなにお喋りじゃないし…」というのがその理由。
「会話がない状態」が寂しくつらい妻、まったく苦にならない夫。平行線のふたり、果たして双方が満足する解決策はあるのでしょうか?
一緒にいるのが気詰まりです
結婚してもうすぐ20年のAさん、夫婦共に40代です。子どもは大学生と高校生、部活にバイトにと忙しく、家にいる時間が少なくなってきました。となると、夫婦二人でリビングにいる時間が必然的に長くなります。
ある日Aさんは、夫とふたりでテレビを見ていると、どうしようもなく息が詰まるような感覚に襲われました。
「理由は夫です」
とAさん。元来お喋り好きなAさん、夫にあれこれ話しかけるのですが、夫はテレビを見たり、新聞を見たりしたまま生返事。Aさんに視線をやることもないのだそうです。
「一生懸命話題を探して話しかけているのに…と思うと腹が立って、『私が必死で会話しようと努力しているのに、なんで協力してくれないの? この先ずっと会話がない夫婦でいるなんて虚しすぎる』と訴えたんです」
Aさんの涙の訴えに対して、夫はびっくりしたような顔でこう答えました。
「会話なんて無理にするもんじゃないだろう」
夫の言い分はこう。
家では心底リラックスしている状態。外で一生懸命コミュニケーションを取っているのだから、家にいる時くらい素の自分でいたい。話したいこと、話すべきことがあればきちんと話すし、興味のある話題ならきちんと聞く。「会話がない=愛想が尽きた」とかではない、家が心地いいし、居心地のいい空間を作ってくれる君には感謝している…。
「興味のある話題なら…って今まで私が話しかけていたことは興味がなかったことなの?と問いただすと、そういうわけじゃないけれど、新聞やテレビに集中しているときに話しかけられると生返事になってしまう、と返してきました。私との会話は新聞やテレビ以下かと思うと、悲しくなってしまいます」
その努力、本当に正解?
Aさんはしきりに「私ばかり会話をしようと努力している」というと、Aさんの夫はこう反論したのだとか。
「会話って、『今日は暑かったわね』だの、『タレントの○○が離婚した』だの、『お隣の□□さんが旅行にでかけた』だの、そんな話ばかりじゃないか」
それのどこがいけないのだろう…と不満げなAさん。しかし、Aさんの夫の気持ちもわからなくもありません。「会話」とは双方が互いに話し合うこと。どちらかが一方的に、「今日は何があった」「今日はどんな人と会った」などとまくしたてるのは、「報告」です。
Aさんの「会話をしたい」という気持ちはよくわかります。だからこそ、夫が興味の持てるような話や、返答しやすいような話し方をすることも必要だったのではないでしょうか。
長年一緒にいると、夫婦の会話も業務報告が多くなるのは仕方がないこと。交際し始めのように、相手のことをもっと知りたい、相手に自分のことをもっと知ってほしい…という時期はとっくの昔に過ぎています。
また結婚すると、家計のことや子育てのこと、お互いの親戚づきあいのこと…ときには耳が痛い大切なことを話し合わなければなりません。となると、恋人同士のころのように「会話=楽しいもの」ではなくなるものです。
きっとAさんの夫は「大切なことは夫婦でちゃんと話し合えているのだから、ふだん無理して会話をする必要はないだろう。無理に話題を提供しなくてもいい、この関係が心地いい」と考えているのでしょう。
そんなAさんの夫に、無理矢理「何か話して!」というのも酷な話。では、Aさんは「この人はこんな人だから」とあきらめなければいけないのでしょうか。
受け止め方を変えてみては?
Aさんのように、「特に会話をしなくても心地いい」と考えている夫にお悩みの方は、受け止め方を変えてみてはいかがでしょうか? 「自分ばかり話している」と思うのではなく、「こうやって黙って私の話を聞いてくれている」と思う。つまり、「この人なりに会話に参加しているのだ」とポジティブに受け止めてみませんか。
どちらか一方が不満に思っているのなら、不満を持っているほうが変わらなければ、物事は好転しない…そう思うのです。
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