育児一段落…アラフィフママが振り返る、「いまだに不思議に思うママ友」とは
LIMO / 2020年2月3日 11時45分
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育児一段落…アラフィフママが振り返る、「いまだに不思議に思うママ友」とは
人生100年時代到来ともいわれる昨今。子どもが小さいうちは永遠に続くとも思われた育児期間は、振り返ってみれば、「あっという間だった」という人も多いのではないでしょうか?
そして、そんな育児期間に、良くも悪くもかかわってくるのは「ママ友」。
今回は、子育てが一段落したアラフィフママ3人に、これまでの人生の中で印象的な「ママ友」エピソードについて語ってもらいました。
「この人は私のもの!」必死すぎる束縛型ママ友
現在48歳のWさんの最初のママ友はFさん。同じアパートに住む、1歳の男の子のママでした。当時、Wさんの子どもはまだ5カ月で、Fさんの子どもと遊ぶということはできませんでしたが、気さくなFさんは、「子どもは一緒に遊べないけど、うちに遊びに来ませんか?小さな子でも大丈夫なおもちゃも用意しているし。そうそう、私のお友達も紹介するわ」とWさんを自宅に招いてくれました。
Fさんの家に行くと、すでに1歳ぐらいの男の子を連れたMさんというママがやってきていました。Wさんは、Mさんとも仲良くなれればいいなと思いながら、「こんにちは」と精一杯笑顔でご挨拶。しかし、その後の展開はWさんが予想していたものとは全く違っていました。
Fさんは、Mさん、Wさん双方に話を振ってくれるのですが、MさんはFさんにしか話しかけません。それも2人にしかわからないような話ばかりをしてきます。たまにWさんが口を開くと、Fさんはにこにこと聞いてくれますが、Mさんは「あ、そう」というなり、すぐに自分の話をかぶせてきて、Fさんと2人だけの会話にしてしまいます。
とにかく居心地が悪いことこの上なく、子どもが眠そうだったこともあり、Wさんは早々にFさん宅から失礼し、二度とFさんの部屋を訪ねることはありませんでした。
「あとで噂に聞いたのですが、Fさんは、知り合ったママを次々と自室に招いていたようです。でも必ずMさんが同席して、微妙な雰囲気にしてしまうので、来た人は早々に帰り、二度とFさんの家に行かないのだとか…。Mさんは仲のいいFさんを他の人にとられたくなくて必死だったんでしょうね」とWさん。
「そして今にして思えば、Fさん、新しいママ友が欲しかったというより、Mさんに自分以外の人に興味を示してもらおうと、次々と人を呼んでいたのかも…」
立ち話が長すぎるバス停
現在50歳のAさん。今は大学生になった上の子が年長児のときに、引っ越しをしました。
お隣さんになったYさんも同じ幼稚園に通わせているということで、ママ友になり、Yさんと同じバス停から子どもたちを園バスに乗せることにしたのですが…。「そのバス停。おしゃべり好きの人が集まるバス停だったのです」とAさん。
子どもをバスに乗せるや否や、待ってましたと言わんばかりに、輪になって集まりおしゃべりに花を咲かせるママたち。30分は当たり前で、長くなると2時間コースということも。
いろんな年代の人がいたので、園のことや小学校のこと、果ては中学、高校のことまで教えてもらえて助かる時もありましたが、ほとんどはテレビの話や噂話。しかも「園で流行ったインフルの最初の発症者は〇〇ちゃん」とか、もう「それは共有する情報?」みたいなものも多く、正直Aさんは苦痛に感じていました。
何回か、「では、そろそろ」と途中退散を試みましたが、Yさんがすぐに後から追いかけてきて、「何?何?今日は何かの用事?」と根掘り葉掘り。どちらにしても面倒なので、毎日バスに乗せる前に家事を全て済ませておしゃべりに付き合い、どうしても外せない用事の時は、自分の車で子どもを送るという方法で1年間しのいだようです。
「あとで聞いたら、あのバス停は、その年はもともと10人の子が利用していたのですが、4人はGW明けて早々に、親が自分で送迎すると利用をやめてしまったのだとか。近所の人たちからも、親がずっと立って話をしていると有名なバス停だったようです」とAさん。
「Yさんとの関係を悪くしたくなくて、無理してましたが、子どもが大きくなったら、学年も進学先も違うこともあって、お隣といえども、今やほぼ挨拶だけの関係に。こんなことなら、多少嫌われても、おしゃべりに付き合う必要はなかったですね。あの時間、できることなら取り戻したいです(笑)」
子どもの成績表の画像を送り付けてくるママ友
52歳のSさんは、お子さんが中学生だったときのママ友Kさんがとても印象に残っているといいます。近所に住んでいて、ともに女の子の母親ということで親しくなったのですが、Kさんの娘さんは常に学年3位以内、Sさんの娘さんは、それには及ばないが、まあいいほうといった成績だったそうです。
Kさんの娘さんは、地元では名の知れた進学校を目指していましたが、Sさんの娘さんは近所の中堅どころの学校でいいやという感じ。だから、SさんはKさんの娘さんの成績には、あまり興味がありませんでした。
しかし、KさんはSさんに会うたびに自分の娘の成績がどんなだったかを説明してきたといいます。そのたびに「すごいね。うちなんてそんなにはとれないわ」と流していたSさんでしたが、中学3年になると、子どもが成績表を持ち帰ると同時にLineで娘さんの成績表の画像を送ってくるように…。
「自信満々に送ってくるだけあって、オール5とか、ほぼ5で4がひとつだけとか、内容はとにかく立派なものなのですが、ほとほとコメントに困ってしまって…。だって、『すごいね』『えらいね』ぐらいしか言いようがないでしょう?いまだに不思議です。この画像を見て、彼女、私にどうしてほしかったのでしょう?」
まとめ
子育てが一段落し、ふと振り返ってみると「なんであんな感じだったのだろう…?」と思うことも多いもの。ママ友問題もしかり。もうすぐ子育て一段落というみなさん、あなたはどんなママ友が印象に残っていますか?
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