放置子予備軍!?ちょっと苦手な娘のお友達…違和感が続いたその後
LIMO / 2020年2月4日 10時15分
放置子予備軍!?ちょっと苦手な娘のお友達…違和感が続いたその後
我が家に遊びにやってくる子供のお友達。その中に一見普通に見えますが、ほかの子供とはどこか違うなと思うお友達はいませんか?その違和感に気が付いてからなんだかモヤモヤ…
今回お話を伺ったMさんは、娘さんのお友達に手を焼いているといいます。Mさんが違和感を覚えたお友達の行動とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。
連絡先のわからないお友達
Mさんのお子さんは小学2年生の女の子。週に2日ほど習い事をしており、その他の日はお友達と遊んだり、児童館や公園へ出かけていったりするそうです。ただ、真夏や真冬は天候的にもあまり外遊びができないため、家でお友達と遊ぶことが増えるそう。
「娘は同じ町内のお友達と仲が良く、たいていはどちらかの家で遊んでいました。私も先方のママも午後は在宅しており、一緒に宿題をしたりゲームをしたり良好な関係でした。しかし、ある日新たなお友達がその輪に加わりました。隣のクラスのお友達らしいのですが、児童館でたまたま会い家が近いことが判明。娘たちに明日もくるか聞いたところ『明日はどちらかの家で遊ぶ』と答えたことで、自分もいきたいとなり遊びにきたようです」
Mさんは普段から、家の行き来をするお友達とは必ず親同士が連絡先を交換するように徹底していました。そのため「今日は仕方ないけれど、今度はママの連絡先を聞いてから来てくれるかな」とそのお友達に話したそう。その日は初めてということもあったため子供たちの輪にMさんも加わり、その子のお話もじっくり聞いてあげたといいます。
家にくる目的は私?
「しばらくしたある日。その子が親のLINE IDを書いた紙を持って遊びに来ました。『ママにはここに来ることは言ってあるの?』と確認すると、その子は頷きました。早速私はIDを入力し、ご挨拶を済ませました。先方はお仕事をしているらしく、返事が来たのは夜になってからでした」
とりあえず、親同士がつながることができたため一安心したMさん。その後、そのお友達は週に一度は遊びに来るようになり、そのたびにママに連絡をいれましたが遊びに来させている親でありながら先方の返事はそっけないものでした。さらにMさんをモヤモヤさせたのがその子の態度でした。
「最初の1、2回は娘たちと遊んでいたその子が、だんだんと私にばかり話しかけてくることに気が付きました。娘たちが部屋に行っても移動せず私の側に座り、今日あったことをひたすら私に話しかけてくるのです。『ゲームしなくていいの?』と確認しましたが、それよりも私と会話がしたいみたいで。回を増すごとに私への甘え具合が増していき「親に甘えられていないのかな?」と疑うようになりました。
親といてもMさんになつく子供
ある日、Mさん一家は公園でその子とたまたま遭遇しました。日曜日だったため、初めてママといるところを目撃したそう。Mさんをみるなり、その子は走り寄り一緒に遊ぼうといいました。
「こちらとしてはこんなに相手をしてあげているのだから『いつもすみません』の一言くらいあると思っていました。しかし、向こうの母親は私になつく自分の子供を見ても本当に眺めているだけ。私が自分の子供と遊ぼうとするたび、その子が『おばちゃんはこっちに来て!』と私を引っ張りにくるのも全く止めません。こちらからハッキリと『自分のママと遊びなね』というわけにもいかず『おばちゃん、自分の子供を見守らなくちゃならないんだ』と遠回しにアピールしましたが…親子共々気づいてくれませんでした」
要求はエスカレート
娘さんに「あの子と遊ぶな」ともいえず、なかなか距離をとれず悩んでいたMさん。相変わらず遊びに来ても娘さんではなくMさんと遊びたがり、夕方近くなると「ご飯を食べていきたい」とせがむようになりました。さすがにそれは断らなければと思い「ママがごはん作って待ってるでしょ」と告げると「ママは食べてきていいって言ってる」という返答。対応に困り「今日は人数分しかごはんがないんだよ」と帰宅させたそうです。
「今まで長期休みには仲の良いお友達とお泊り会をしていた娘。それを聞きつけたその子が『いつやるの?絶対に呼んでね』というので、娘には申し訳なかったのですがその年は理由をつけて中止にしました。正直、一度泊めたら最後だなという予感がしたので…」
今までは娘さんの楽しみを奪うくらいなら自分が我慢すればと思っていたMさんですが、執着される煩わしさから逃れることを優先させるようになってしまったそうです。
親に関心を持たれない子供との距離感
こんなに疲れ果てても娘さんと同じコミュニティで生活する子供なので、完全に突き放すことができなかったというMさん。親からしてもらえないことをすべてMさんで満たそうとする姿に同情しつつも、正直厄介な気持ちが強かったといいます。
その後、彼女の来訪に疲れたMさんは娘さんの習い事を増やしたり自宅で遊ぶ体制を見直し、何とか突撃の対象から逃れることができたそうです。風の噂によると、彼女はターゲット家庭を変えてまた別のママに甘えているそう。こんなお友達、みなさんならどう対応しますか?
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