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育児しながら収入アップに挑戦!4つのポイント

LIMO / 2020年2月17日 19時45分

育児しながら収入アップに挑戦!4つのポイント

育児しながら収入アップに挑戦!4つのポイント

子どもが生まれると何かとお金がかかるので、少しでも収入アップをしたい!そう考える人も多いことでしょう。でも子育てをしながら仕事をするのは意外と難しいですよね。

そこでこの記事では、育児をしながらでも収入アップにつながる資格や仕事の仕方を紹介していきます。

本当は働きたいと思う専業主婦たち

子どもが保育園に入れなかった、やむを得ず専業主婦をしている、という女性も多いと思います。内閣府の「男女共同参画白書(概要版) 平成30年版(http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h30/gaiyou/html/honpen/b1_s03.html)」によると、2017年の共働き世帯は1,188万世帯、専業主婦世帯は641万世帯となり、共働き世帯は専業主婦世帯の約2倍であることが分かります。

少数派となった専業主婦世帯ですが、ソニー生命保険が行った「女性の活躍に関する意識調査2019(https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_190424.html)」によると、「現在の生活に満足している」専業主婦が55.8%である一方で、「本当は外に働きに行きたい」という人は20代で69.7%、30代では51.0%という結果になりました(全年代の平均値は31.6%)。若い年代の専業主婦ほど働きに出たくても出られず、やむを得ず専業主婦を選択している様子が分かります。

しかし、有職女性も苦労を抱えています。「女性が社会で働くには、不利な点が多いと思うか」という質問に対し、「そう思う」と回答した割合は

・有職女性全体…70.0%
・有職女性・子どもがいる家庭…74.9%

という高い割合が出ています。働き続けることで自分のキャリアを継続できる、安定した収入を得られるなどの大きなメリットがありますが、たくさんの壁があるのが現実のようです。仕事をしたい、収入を増やしたいという中、自宅でチャレンジできる収入アップの選択肢もだんだんと増えてきています。実際にどのような方法があるのか見てみましょう。

[1]語学等、資格の取得

専門資格の取得は、代表的なキャリアアップの方法となります。TOEIC等の語学や宅建、行政書士、医療事務などは、資格を取得していると就労先の選択肢も大きく広がります。有資格者の収入は優遇される傾向にありますが、もしパートやアルバイトの方が都合がいいのであれば、そのような働き方も増えています。チャレンジできる範囲に合わせて学んでみてはいかがでしょうか。

[2]在宅ワーク

最近では企業が在宅での就業を可能とする制度が整いつつあり、職種によってはテレワークも普及してきました。また、会社員でなくても自分で仕事を探して副収入を得る在宅ワークもあります。総務省の推計「政策白書30年版 『クラウドソーシングの広がり』(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd144420.html)」によると、クラウドソーシングで仕事を受注する人は150万人程度とみられ、多くの人が専業・兼業で仕事をしていることが分かります。

クラウドソーシングの募集サイトでは文章作成などの仕事が多数募集され、登録すると仕事への応募や、プラットフォーム上で仕事のやり取りが可能となります。ここで、育児をしながら文章作成の仕事を始めたAさんの事例を見てみましょう。

育児中に在宅ワークを始めたAさんの事例

育児中ということもあり、作業ができる時間は1日3時間程度というAさん。はじめは取り組みやすい「1,000文字にまとめる作業」「育児グッズのレビュー」などの案件をこなしていたそうです。1カ月目の収入は手取りで1万円ほどでしたが、半年ほど続けるうちに文章の書き方にも慣れてきて、効率よく仕事をこなせるようになり、収入も数万円にアップ。

クラウドソーシング経由で仕事をしていると、報酬から手数料が差し引かれますが、報酬受取り関連のトラブルを避けるためにもサイト上でのやり取りが重要です。Aさんは仕事の連絡も必ずサイトを経由し、指定の手順を踏んで仕事をしているといいます。サイト経由であれば、完成させた仕事の評価も累積していきます。「良い」評価を得ていくうちに信頼を得られるようになり、好条件での依頼も増えてきました。次第にスムーズに収入を得られるようになったと話してくれました。

在宅ワークで失敗しないためには効率重視で

在宅ワークには、時間と場所を選ばず仕事ができるというメリットがあります。しかし、「集中しすぎて家事がおろそかになった」「仕事が終わらなくて睡眠不足」という事態も起こり得ます。在宅ワークは自己管理が一番重要です。収入を増やすために集中できる環境を整える、まとめ買いをして外出回数を減らす、おかずを作り置きしておくなど、家事の時短策を導入していきましょう。

[3]ハンドメイド作品販売。アクセサリーや小物、LINEスタンプも

手作りが得意であれば、アクセサリーや小物のハンドメイド作品を販売する方法もあります。またフリマサイトでイラスト販売をしている方もいます。本格的なデジタル作品があふれる現代で、味わいのある手書きのイラストは重宝されることもあるようですね。SNSのLINEのスタンプを作成し、販売している方もいます。自分の趣味や得意なことを活用できる分野は今後も広がってきそうですね。

[4]積立投信を始める

働く時間を確保できない、家事育児で本当に手いっぱいという時期もあるでしょう。そういう時は、今持っている貯蓄を増やす方法を考えてみてはいかがでしょうか。投資は難しそうに感じますし、資産価値にも上下の波がありますが、税制優遇を受けられる話題の「NISA」などもあります。まとまった資金がなくても、毎月、積立型の投資信託で運用する「つみたてNISA」も活用できます。つみたてNISAの年間の投資額の上限は40万円ですが、値上げりによる利益や配当への税金がかからないという税制優遇を受けられます。

資産管理や資産運用の知識は、誰にとっても必ず役に立ちます。収入を得ることが難しいのであれば支出を見直す、運用について学ぶという方法もあるのです。

まとめにかえて

共働きでも専業主婦でも、家事や育児に時間を取られたり、忙しい日々を送るのは同じでしょう。それでも収入アップにつながる方法はたくさんあります。資格取得について調べてみたり、キャリアを見直してみたり、お金の知識を身につけたり。チャレンジすることで知識を得て、収入アップにつなげていきましょう。

【参考】

「男女共同参画白書(概要版) 平成30年版」内閣府男女共同参画局
「女性の活躍に関する意識調査2019」ソニー生命保険株式会社
「政策白書30年版 『クラウドソーシングの広がり』」総務省

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