「婚活なんて楽勝」から「おひとりさまで老後の心配」に? 何が原因なのか
LIMO / 2020年2月6日 20時35分
「婚活なんて楽勝」から「おひとりさまで老後の心配」に? 何が原因なのか
周りがどんどん結婚していくのを横目に見ながら「私だって本気を出せば婚活なんて楽勝!」なんて考えている方はいませんか? 自分に合う相手を探してさえいれば「いつか私も」と思っているかもしれませんが、それでは甘いかもしれません。婚活がうまくいかない理由はどんなところにあるのでしょうか。
30代で婚活をしているのは2割程度
株式会社エウレカが運営するパーソナル婚活研究所の「平成ジャンプ世代の「婚活本音調査」-Vol.1-(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000005528.html)」によると、独身30代男性500人・女性500人を対象としたインターネット調査では、男性79.3%、女性79.0%が「いずれ結婚するつもり」と回答しているそうです。
しかし、実際に現在「婚活をしている」という回答は男性18.8%、女性21.8%と、独身の30代で婚活しているのは2割程度にすぎません。「いつか結婚したいな」とは思ってはいるものの、具体的に活動をするのには二の足を踏んでいるというケースが多いようです。
20代から婚活を本気で取り組む場合は、「〇歳ぐらいに子どもを産んで産休とって職場復帰したい」「60歳になるときに子どもが成人して大学卒業しているなら、20代で婚活しないと間に合わない」と人生を逆算して計画を立てているケースが多いといいます。
一方、30代半ばを過ぎてから急に結婚相談所に駆け込んだとしても、「これくらいの人ならマッチするかもしれない」「少し妥協するけど仕方がないかな」と思った候補者からも相手にされないことも。もちろん年齢が高くても魅力的な人もいますが、婚活市場では若さも武器の一つになるのが現実。「今日が一番若い」ということも自覚しなくてはいけません。
結婚相談所に登録したことで婚活したつもりになってしまう人もいるようですが、そもそも人の感情が絡むものですから、お金を払えば結婚できるというわけではないことを忘れてはいけませんね。
婚活を成功させるためにはどうすれば良い?
では、婚活がなかなかうまくいかない人はどうすればいいのでしょうか。
相手に望む条件に幅を持たせる
多くの女性は「自分の理想はそんなに高くない」と思う傾向にあるようです。しかし、「背は170センチくらいあれば良い。年収も400万円で十分。自分と同じく大卒以上、一人暮らしをしていて、太っていなくて、清潔感があって、会える距離に住んでいる男性」という条件は婚活市場ではかなり高望み。
これらを全て手に入れることは難しいので、「年収400万円以上あれば大卒でなくてもOK」など、絶対譲れない条件以外は柔軟に考えることも必要です。
ありのままの自分ではダメだったということを理解
20代の女性でたくさん出会いの場があれば、地味な見た目でも「素朴な子だな」と好印象を持つ男性はいるかもしれません。しかし、30代を超えて見た目がイマイチだと最初からハンデを負うことになりかねないことを理解するべきでしょう。
どんなに性格が良いとしても、まず見た目で好印象を持ってもらえなければ婚活相手に会ってもらえません。メイクが苦手ならば練習をする、ポッチャリしすぎならダイエットに挑戦するなど、見た目を変えるのは不可能ではないのです。
おひとりさまが老後のためにやるべきことは?
結局は結婚をせず、おひとりさまで一生を過ごすということもあるかもしれません。その場合、一番心配なのは老後資金ではないでしょうか。
老後必要になる生活費は、現役時代の7〜8割と言われていますが、老後に必要になるお金はライフスタイルにより異なります。たとえば大都市か地方か、持ち家か賃貸かなどで毎月必要になる支出も変わってくるので、まず自分がどのような老後を送りたいのかを想定する必要があります。
そして、自分が受け取れる年金額を調べて、それが自分が必要と思う生活費とどのくらいのギャップがあるのかと計算しましょう。その不足分を老後資金として貯蓄する必要があります。今では人生100年と言われるように寿命も長くなっていますから、老後資金は余裕を持って準備しておきたいものです。
また、厚生年金の金額は収入により変わるので、現役の内にキャリアアップして給料を上げておくと老後もらえる年金もアップします。キャリアに集中できるのもおひとりさまの特権なので、将来のことを考えるならば、昇給を狙ったり、少しでも給料の条件の良い会社に転職したりしても良いかもしれません。収入アップで貯蓄に回せるお金も増え、年金も増えれば将来に対する不安も和らぐのではないでしょうか。
おわりに
婚活市場では、相手に高望みしすぎたり、自分も見た目に気を使うなどの努力をしなければ、たとえ結婚相談所に入会したとしてもうまくいかないこともあるもの。また、一生おひとりさまとして過ごすのも選択肢になるなら、老後の準備をすることも大切です。自分の現実を直視し、将来のことも見据えて行動してくださいね。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
時計はロレックス、車はベンツ、親の年金25万円で暮らす「53歳の働かない息子」…何不自由のない生活が突如終了「何かの間違いでは?」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月14日 6時15分
-
「お金をかけても、いつまでも結婚できない男性」に共通している“考え方の特徴”
日刊SPA! / 2024年9月12日 16時0分
-
退職金2,200万円・貯金2,500万円でも…60歳で仕事を辞めた後も質素倹約の〈おひとり様男性〉が一転、3,000万円失い「老後破産」まで覚悟した「まさかの出来事」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月7日 10時15分
-
独身ミドル・シニア世代の約2割がパートナーを望むも、うち7割が踏み出せず
PR TIMES / 2024年9月5日 13時45分
-
「母の呪い」で30歳まで経験なし。団塊世代ジュニアの「高齢処女」にも届けたい、「50歳婚も楽しいよ」漫画家・影木栄貴さん(前編)【インタビュー】
OTONA SALONE / 2024年8月26日 6時30分
ランキング
-
1「和牛」と「国産牛」は何が違うのか…高級な「A5ランクの和牛」がおいしいとは限らないワケ
プレジデントオンライン / 2024年9月21日 16時15分
-
2不動産会社の女性経営者が教える! 間取りでわかる「選んではいけない賃貸物件のNG特徴」5選
ananweb / 2024年9月21日 20時0分
-
3ペーパードライバーの “迷惑運転行為”に、走行距離30万km超のゴールド免許所持者が怒りの告発
日刊SPA! / 2024年9月15日 15時52分
-
4教員の給料を時給換算してみたら“驚きの結果”に。勤続年数によって「最低賃金を下回る」場合も
日刊SPA! / 2024年9月21日 15時53分
-
5黒板の「書き写し」、教科書に「蛍光マーカー」は意味がない…最新研究でわかった「頭がよくなる科学的な勉強法」
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください