なぜか上層部から評価される社員たち~彼らの意外な特徴と「日々の心がけ」とは~
LIMO / 2020年2月25日 18時45分
なぜか上層部から評価される社員たち~彼らの意外な特徴と「日々の心がけ」とは~
「なぜかあの人は上層部とうまくやれている」そう思う社員がいますよね。そういう人は何もしていないようで、実は「意外な努力」で評価されている可能性があります。そこで今回は、「上層部とうまくやれる人」の特徴について見ていきます。
「上層部とうまくやれる人」の意外な特徴
出世を考えたとき、「会社の上層部に評価されること」がいかに大切かは、社会人であれば理解できると思います。しかし、いわゆる「よくできた社員」が一概に評価されるとは限りません。どんな点が上層部に評価されるのでしょう。ここでは具体例を2つ紹介します。
圧倒的な知識と経験がある
Aさんは、「無遠慮な同僚」が評価されていることに始めは驚いたと言います。「その社員は『役員にそんな失礼なこと言うの?』と周りが驚いてしまうようなことを平気で言うんです。ただ業務知識も専門知識も豊富で、役員はその知識量と経験に感心していたようですね」
単に無遠慮であれば、役員に見向きもされません。努力の結果である圧倒的な勉強量や経験があるからこそ、信頼を勝ち取ることができるのでしょう。
とにかく気遣いが上手
Bさんは、「お調子者に見えて実は気が効く人」が社内で評価されていると言います。「みんなが避けたいと思う飲み会での幹事を積極的に引き受けたり、飲み会を盛り上げたりする一方で、上司を立てるところは立てるんです。僕にはマネできません……」
ただのご機嫌取りではなく、上層部の人や周囲に慕われるように動けることは、評価される人の特徴といえそうです。
「コミュニケーション能力の高さ」は特徴のひとつ
コミュニケーション能力が高いことも、会社の上層部に気に入られる社員の特徴のひとつです。特に「根回しに長けている」という特徴が見られます。
根回しの基本は、相手の立場や考えを正しく理解し、自分の意見をわかりやすく伝えて納得してもらうことです。そのためには「総合的なコミュニケーション能力」が必要となりますよね。また、社内で影響力がある人や意思決定権のある人と、日ごろから積極的にコミュニケーションを取っておくことも根回しには欠かせません。円満な関係を築いておくと、いざという時に味方になってくれるものです。
ただ「コミュニケーション能力の高さ」は、あくまで条件のひとつ。大切なのは、そのスキルを自分の立場を有利にするために最大限に活用しつつ、行動に移せる力です。それがあるからこそ、上層部に気に入られるのです。
社内の評価を上げる「日ごろの心掛け」
「自分にはコミュニケーション能力がないし……」と諦めるのはまだ早いです。コミュニケーション能力に自信がなくても、社内の評価を上げる行動として以下の3つが挙げられます。
すぐに行動する
仕事を依頼されたら、すぐに取り掛かることが大切です。すぐに行動することで「責任感がある人」という印象を与えるだけでなく、余裕を持って仕事をすることができます。
簡潔に報告する
上司や役員に報告することがあるときは、結論を先に言ってから過程を簡潔に説明しましょう。忙しいなか、報告を簡潔にまとめてくれる部下は非常にありがたい存在です。
先読みして行動する
評価が高いビジネスパーソンは、「さりげない気遣いができる人」でもあります。こうした人は、上司に書類のコピーを頼まれたときに、まずその書類を何に使うか確認します。会議に使うのであれば冊子にするなど、「ちょっとした心配り」は、上司にとって何よりも嬉しいことです。
努力を積み重ね、意欲的に仕事に励むのが一番の近道
上層部とうまくやれる人たちは、実は陰で様々な努力をしているものです。彼らを恨めしく思うのではなく、裏に隠れている努力を見てみると勉強になるでしょう。そして日ごろのちょっとした心がけで、評価は大きく変わるものです。真摯に意欲的な態度で仕事に臨んでいくことが、高い評価を勝ち取るための着実なステップといえるでしょう。
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