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子どもをウイルスから守る、話題の調理法「重ね煮」とは?

LIMO / 2020年2月8日 10時45分

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子どもをウイルスから守る、話題の調理法「重ね煮」とは?

冬本番を迎え、寒さが⼀層厳しくなってきました。中国からのウイルスの脅威やインフルエンザの流⾏などもあり、体調管理には気をつけたいですよね。

予防法として、手洗いの徹底はもちろんですが、からだの免疫力を高めておくことも重要です。⾸相官邸が発表した「新型コロナウイルス感染症に備えて」でも、⼀⼈ひとりができる対策のひとつとして、ふだんの⾷事から免疫⼒を⾼めておくことが大切だとされています。

特に子どもは抵抗力が弱いため、親子で一緒においしく食べられて免疫力を高められるメニューがおすすめです

不調に負けない子どもに育てる「重ね煮」

子どもの体調管理に悩むママ・パパに向けたレシピ本『はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず(https://amzn.to/2UqyjEt)』(世界文化社)を今秋に刊行した重ね煮健康料理研究家の田島恵さんは、

「丈夫なからだ作りは、1日1品の重ね煮料理から」

と話します。

田島恵さんが重ね煮に出会ったのは2002年。

長男のアトピー性皮膚炎と喘息で病院通いを続けていたときに、食材を陰性(からだを冷やすもの)・陽性(からだを温めるもの)に分けて考える陰陽調和の重ね煮を知りました

以来、長男の症状が改善され、自分自身の不妊・冷え性・便秘なども改善したことで、重ね煮の力を実感したといいます。

「重ね煮」ならかんたん調理で忙しいママにもぴったり

田島恵さんのすすめる重ね煮の調理法はかんたん。食材を〈切って、重ねて、火にかけるだけ〉です。
大切なのは、食材を重ねる順番を守ること。⾷材を陰性→陽性の順に下から重ねることによって、からだが本来持っている免疫⼒を⾼めることができるのです。

《重ね煮のポイント》

(/mwimgs/8/6/-/img_8653451c6ffd659e976ac9091fcb1d55126071.jpg)

拡大する(/mwimgs/8/6/-/img_8653451c6ffd659e976ac9091fcb1d55126071.jpg)

○鍋底から陰性(からだを冷やすもの)→陽性(からだを温めるもの)の順番で重ねる

○食材は2種類以上あればOK
○鍋はふたつきならなんでもOK
皮むき・だし・アク取り不要

小児科医・相澤扶美子先生も重ね煮を推奨されています。肉や魚を少なめに、野菜を多く摂りごはん食を基本とする重ね煮は、子どもの免疫力を高める理想的な食事だそうです。

免疫力アップ! 子どもも大好き「シンプル野菜のカレースープ」

ここで『はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず(https://amzn.to/2Sq7Vbj)』(世界文化社)のなかから、免疫力アップにおすすめの「シンプル野菜のカレースープ」を紹介します。

身近な食材で作れて、子どもにも大人気のメニューです(手元にない食材は、先ほどの重ね図の同じカテゴリ内なら代用できます)。

赤ちゃんのいるご家庭では、取り分け離乳食にもおすすめです。

材料(大人2人分+幼児1人分)
_______○_______
にんじん…50g(角切り)
玉ねぎ…1/2個(角切り)
じゃがいも…1個(角切り)
パセリの軸…1cm(みじん切り)
キャベツ…1枚(色紙切り)

―――――――――――――――
水…2と1/2カップ 
塩…小さじ1/2
カレー粉…小さじ1/2
あればパセリの葉…少々(刻む)
好みでオリーブ油…少々

1.鍋に図のようにキャベツから材料を重ねる。ひたひたまで分量内の水を加えたらふたをして約3分中火にかける。

2.湯気が出たら弱火にし、約6分半煮る。具材がやわらかくなったら残りの水を加えて塩、カレー粉で味を調え、あればパセリを散らし、好みでオリーブ油をたらす。

(離乳食には)
月齢5カ月以降は味つけ前の上澄み液をすくってあげましょう。7カ月以降は味つけ前に具を取り分けてつぶします。9カ月以降は少量の塩で薄く味つけを。カレー粉は12カ月以降で使用し、半量の調味料で味つけします。

『はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず(https://amzn.to/2GZ2yue)』(世界文化社)では、メインからサブ・汁物・一品料理におやつまで107品を紹介。レパートリー豊富で子どもも大人もおいしく食べられるので、1日1品を無理なく取り入れられます。

(https://amzn.to/383AgL0)

『はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず』⽥島 恵(著)(世界文化社)(画像をクリックするとAmazonのページにジャンプします)

<著者プロフィール>
⽥島 恵(たじま めぐみ)
重ね煮健康料理研究家。奈良県出⾝。
2002年ごろ、⻑男のアトピー性⽪膚炎と喘息で病院通いを続けていたときに陰陽調和の重ね煮に出合う。その調理法の簡単さとおいしさ、理論の説得⼒に驚き感動する。以来、重ね煮を家庭で実践し続けているうちに徐々に⻑男のアレルギー症状が改善され、次第に⾃分⾃⾝の不妊、冷え性、便秘なども改善したことに驚き、重ね煮の⼒を実感。現在は鎌倉市の「重ね煮アカデミー」を主宰し、2018年より「重ね煮」を全国のお⺟さんたちへ届けていくために師範の育成を⾏っている。これまで1600名のお⺟さんたちに家族の健康を整える術を直接届ける。「台所は家庭の薬箱」をモットーに「アレルギー体質に困っている」「料理が苦⼿」「⼦どもの野菜嫌いに困っている」などの全国のお⺟さんたちの悩みに寄り添い、講習や出張教室など幅広く活動している。
重ね煮アカデミー(http://megu-kasaneni.com/)

<書籍概要>
『はじめてママとパパでもかんたん 〈0~5歳〉子どもと食べたい強いからだを作る! 重ねて煮るだけおいしいおかず(https://amzn.to/383AgL0)』
著者:田島恵
医学解説:相澤扶美子
発売日:2019年10月10日(木)
定価:1,300+税
刊行:株式会社 世界文化社

「夕方になると保育園からの呼び出しが怖い」「子どもにずっと薬を飲ませて大丈夫?」そんな不安は、重ね煮で解決! 陰陽のバランスを整えるかんたん調理法で、子どもの免疫力をアップします。これからの体調管理に、〈手洗い、うがい、重ね煮〉がおすすめです。

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