カレー「ココイチ」の壱番屋、客数減が続くが既存店はプラス成長に(2020年1月)
LIMO / 2020年2月11日 12時15分
カレー「ココイチ」の壱番屋、客数減が続くが既存店はプラス成長に(2020年1月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2020年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年2月4日に更新された壱番屋の2020年1月既存店売上高は、対前年同月比100.3%となりプラス成長。内訳は客数98.4%、客単価101.9%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーしてプラス成長となりました。
また全店売上高も100.3%とプラス成長になり、既存店・全店ともにプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
今期の既存店売上高はプラス成長7カ月、マイナス成長4カ月という状態。客単価は全ての月でプラスを維持するものの、客数はプラス月が3カ月に留まっています。特に下期はプラス月が11月のみと苦戦中です。
また全店売上高もプラス月7カ月、マイナス月4カ月であり、既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2018年から5,300-5,400円でフタをされた状態でしたが、昨年12月に5,500円に到達。その後も上昇が続き1月23日には6,130円まで上昇しました。現在は若干下落し、5,800円付近で取引されています。
既存店売上高は客数のマイナスが続く中で、客単価のプラスによりプラス成長を維持する状態が続いています。客数のマイナストレンドがどこまで続くのかが注目されます。
参考資料:月次情報(2020年1月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7630/ir_material1/133262/00.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
週刊コンビニエンスストアニュース 主要CVSチェーン、2024年11月の営業実績
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年12月24日 20時55分
-
決算好調な「くら寿司」&「スシロー」、株価は明暗が分かれる結果に…要因は、株主優待と寿司ネタ?
MONEYPLUS / 2024年12月19日 7時30分
-
客単価向上に寄与する売れる組み合わせが分かるサービス・FULL KAITEN〈セット提案〉の提供を開始
PR TIMES / 2024年12月9日 14時15分
-
再送-ホットストック:サイゼリヤが8%超高、堅調な既存店売上高を好感
ロイター / 2024年12月3日 10時22分
-
「一風堂」「町田商店」「山岡家」ラーメン銘柄、御三家は株価も業績も一人勝ち状態 頭一つ抜けているのは?
MONEYPLUS / 2024年11月28日 7時50分
ランキング
-
1女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
212月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
3ローソン、東京など一部店舗で販売する“氷”を自主回収へ ガラス片混入の恐れ
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 20時51分
-
4昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
-
5なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください