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ソフトバンクGの急騰で他の通信株も大幅高! 日経平均株価は4日ぶり反落

LIMO / 2020年2月10日 7時20分

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ソフトバンクGの急騰で他の通信株も大幅高! 日経平均株価は4日ぶり反落

【東京株式市場】 2020年2月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反落、前日に続き一時24,000円回復目前に

2020年2月7日(金)の主要指標 カッコ内は前日終値比

日経平均株価 23,827円(▲45円、▲0.2%) 4日ぶり反落

TOPIX 1,732.1(▲4.8、▲0.3%)  4日ぶり反落

東証マザーズ株価指数 849.8(▲1.1、▲0.1%) 4日ぶり小反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:678、値下がり銘柄数:1,409、変わらず:72

値上がり業種数:6、値下がり業種数:27

昨年来高値更新銘柄数:85、昨年来安値更新銘柄数:9

東証1部の出来高は12億6,463万株、売買代金は2兆3,996億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

米国株式相場の最高値更新を受けてリスクオンモードが高まった一方、前日の急騰後の反落に対する警戒感もあり、様子見スタンスの投資家が多くなりました。結果的に、前日に3兆円を上回った売買代金は大きく減少して2兆4,000億円水準に止まっています。

そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押されて小幅下落となりました。寄り付き後には一時+70円高まで上昇して、再び24,000円台回復を伺う展開となりました。しかし、前場の半ばにマイナス圏へ沈み、一時▲114円安となる場面も見られています。

その後は徐々に下げ幅を縮小しましたが、プラス圏への再浮上はならず、4日ぶりの反落で引けました。ただ、下落率は小幅に止まっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反落となっています。

東証マザーズ株価指数は4日ぶり小反落、売買代金は15日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,610万株、売買代金573億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。前日より増えたものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は15日連続で1,000億円を割り込んでいます。

また、株価指数もわずかに下落して4日ぶりの反落となりました。それでも、900ポイント割れはいったん回避した形ですが、今後の展開が注目されましょう。

投資ファンドによる出資報道のソフトバンクGが急騰、旭化成は下方修正の発表直後に急落

個別銘柄では、ハイテク株の一角が利益確定売りに押されて下落し、前日まで3日連続の昨年来高値更新だったパナソニック(6752)が大幅反落となり、アドバンテスト(6857)、HOYA(7741)、富士フイルムホールディングス(4901)、TDK(6762)なども大きく値を下げています。

また、指数寄与度の高い大型株では、前日に決算発表を行ったテルモ(4543)が一時▲7%安まで急落し、終値も▲4%安に迫る大幅下落となっています。

さらに、前日のザラバに決算を発表したトヨタ自動車(7203)も軟調な値動きとなりました。

その他では、取引時間中に業績下方修正と減配を発表した旭化成(3407)が直後から急降下し、▲8%安に迫る急落のまま引けたのが目を引きました。

一方、米国の有力投資ファンドによる株式取得が報じられたソフトバンクグループ(9984)が買われ、一時+8%超高まで急騰し、終値も+7%超高で引けました。

また、このソフトバンクGの急騰から他の通信株にも思惑買いが入り、KDDI(9433)、NTTドコモ(9437)、日本電信電話(9432)が取引時間中に揃って一時昨年来高値更新となりましたが、KDDI以外の終値は下落で引けています。

その他では、前日に通期業績見通しを小幅上方修正したオリンパス(7733)が一時+14%超高の爆騰となり、終値も+10%高となったのが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に発表した決算発表で最終赤字幅が拡大したメルカリ(4385)が、目先の悪材料出尽くし期待から買われ、一時+11%高に迫る爆騰となりました。終値も+8%高となり、これで7連騰となっています。

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