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ワーママが働きにくい職場に戻る? 子育てしながら収入アップに挑戦する?

LIMO / 2020年2月14日 20時15分

ワーママが働きにくい職場に戻る? 子育てしながら収入アップに挑戦する?

ワーママが働きにくい職場に戻る? 子育てしながら収入アップに挑戦する?

家事や育児だけではなく、働くことも求められる現代の女性たち。職場の理解が十分でなかったり、夫や家族の協力がなければ、ワーキングマザーの置かれる環境はかなり厳しいものになります。ただ、考え方をちょっと変えてみると、働きやすい環境に変えられたり、収入アップを目指すことも不可能ではないようです。

働く女性が置かれている状況と、キャリアや収入アップへの道について見ていきます。

働く女性はとにかく大変! でも経済的な安心感も

ソニー生命保険が2019年4月に発表した「女性の活躍に関する意識調査2019」によると、「女性が社会で働くには、不利な点が多いと思うか」どうかの問いに対して、「そう思う」は有職女性全体で70%、子どもがいる場合は75%という結果でした。

働くうえでの男女格差は減ってきているとはいえ、未だに女性というだけで昇進しにくかったり、男性社員と同じような待遇を受けられないということも。そのため、働く女性は子供の有無に関係なく、生きづらいと感じるケースが多いと想像できます。

さらに子どもがいると、子どもの体調不良で急に休んだり、いったんは出勤したものの早退せざるをえないこともあります。そのため周りに気を使い、負い目を感じながら働く人もいるでしょう。

実際に同僚から休みが多いことについて嫌味を言われる、自分はバリバリ働きたいのに簡単な仕事しか与えられなくなる、出世コースから外されるなど、不本意な経験をしている人もいるようです。また、夫の助けが十分ではないとワンオペ育児となり、職場と家庭のダブルで大変な思いをすることになってしまいます。

子育てをしながら仕事をするのは大きなストレスがかかります。一方で、世帯収入が増えたり、専業主婦より年金が手厚くなるというメリットも。子どもが小さいうちは無理をしたとしても、経済的な面からキャリアを続けたいと思う人も多いのではないでしょうか。

育休中はキャリアアップのチャンス?

不利な状況が多いワーキングマザーですが、考え方や時間の使い方次第ではキャリアアップも不可能ではありません。たとえば、育休期間中は子どもが寝ている時間などを活用して資格取得の勉強をするなど、復帰後の自分にプラスとなることができるチャンスでもあるのです。

専門的な資格でなくても、語学力を磨くことができれば職場選択の幅が広がり、待遇も変わってくるでしょう。転職を見据えても、語学習得に挑戦することにデメリットはありません。育休中の隙間時間を上手く活用し、履歴書に自信を持って記載できる語学力を身につけるのも一つの手です。

また、転職サイトに登録しておき、育児をしながらでも働きやすい会社をじっくり探すのも良いでしょう。リモートワークが可能、フレックス出勤が可能など、子育て中の突発的なことにも柔軟に対応できる会社も増えています。

今働いている会社が子育てしながらだと働きにくそうだと思っているのであれば、育休中に転職活動をしてしまうのもありかもしれません。

フリーランスの在宅ワークも視野に入れて!

また、在宅ワークでフリーランスとして働くことも視野に入れてみてください。好きな場所で好きな時間に自分のペースで働くことができるフリーランスは、子育てしながら働くのにぴったりと言ってもいいでしょう。

ただ、フリーランスで働くということに対して「独立しても仕事を受注することができるのか?」と不安に感じる人もいると思います。確かに会社員より収入は不安定になりますし、特に始めたばかりの頃はすぐには稼げないことが多いでしょう。そのため、まずは副業としてスタートするのが無難かもしれません。

そして、納期を守り、仕事の発注元に満足してもらえるクオリティを保ち、仕事に真面目に取り組む姿勢を続ければ、仕事増につながっていくといいます。

実際にフリーランスでウェブライターをしている方の話では、最初は月に数万円だった稼ぎが、数年の実績を積み重ねた今では月収30万円を超えることもあるとのこと。他にもハンドメイド作家、デザイナー、イラストレーターなど在宅ワークでは自分の特技を生かして収入を得ることもできます。

ただし、在宅ワークでの働き方はオンとオフの区別がつきにくくなるのが難点。たとえば収入を増やすために深夜まで働いてしまったり、家のことが気になり仕事が進まなくなってしまったりという具合です。

いくら在宅で自由に働けるとはいえ、仕事をするコアタイムを作るなど、無理をしすぎないよう自分でコントロールすることが大切と言えるでしょう。

おわりに

子どもを育てながら仕事をするのは、短い時間でいかに効率的に働けるかを常に考える必要があり、子どもが体調を崩せば出勤できず、周りの目を気にしながら働かなければいけないなど、大変なことだらけ。

ただ、ワーキングマザーが働きやすい会社も増えてきています。育休中には、そうした会社に好条件で転職できるよう自分の価値を高めることを考えてはどうでしょうか。また、フリーランスで働くという道もあり、実力次第では会社員時代より収入を得ることができる可能性も。

自分に合った働き方を見つけ出し、ストレスなく働き続けられる女性がどんどん増えていくといいですね。

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