子供が赤ちゃんだった頃…。今だから笑えるヘトヘト育児を経験したママたちのエピソード
LIMO / 2020年2月13日 20時10分
子供が赤ちゃんだった頃…。今だから笑えるヘトヘト育児を経験したママたちのエピソード
赤ちゃんのお世話をしていると、一日中授乳をしたりオムツを変えたり。細切れ睡眠を繰り返していると「一体いつ一日が終わって始まっているだろう」なんて思ったりしませんでしたか?乳児を育てていると、目の前の業務が多すぎて一日がとても長く感じるものです。また、なかなか手の離れない子供に対し「こんな大変な時期、いつまで続くの?」なんて思ってしまいがちです。
今回、そんなヘトヘト育児を経験したママたちから「あの頃は本当にヤバかった…」というエピソードを聞いてみました。
赤ちゃんのお世話あるある
どんな子供もはじめはみんな何もできない赤ちゃんだったはず。そして、そんな赤ちゃんたちに多くのママたちが振り回されながら、日々一生懸命お世話をしているのです。
・「『赤ちゃんは軽くてかわいい』なんて友人から聞いていました。しかし、実際に軽かったのは生まれてきたその数日だけ。母乳をよく飲む息子はあっという間に大きくなり、7~8キロになる頃には私の腰が悲鳴をあげるようになっていました。あとで気づいたのですが、友人がお子さんを産んだのはすでに10年以上前。『10キロくらいでも今となっては軽く感じる』という話だったんです。そのころの私にとって、たとえ8キロでも抱っこ抱っこ星人な息子を一日中抱いている状況は罰ゲームのようなものでした」
・「私は三度のご飯より睡眠が大好きでした。しかし、赤ちゃんが産まれてからというもの、まとまって眠った記憶がありません。『一度でいいから8時間寝てみたい』と夫に赤ちゃんをお願いしたことがあったのですが、途中で母乳を吸わせないとおっぱいがガチガチになってしまうことに気が付き、かえって大変なことになりました。息子が幼稚園になった今、二人で10時間眠るのが私の一番の幸せです」
・うちの娘はとにかくジッとしていませんでした。「女の子はそんなに運動量がすごくない」と聞いていたのに…。ときには朝から晩まで公園にいたことも。また、一瞬でも目を離すとどこにいってしまうかわからないので、外出先では買い物もまともにできませんでした。「とにかくこの子の安全を考えなければ』と神経を張り詰めていたので、気が休まる瞬間が本当になかったです」
・「辛すぎてほとんど覚えていません。一度、夫が帰宅したときに娘と私が二人で号泣していたらしいのですが、正直そんなことはしょっちゅうだったのでどのことかも覚えていないほど地獄でした(笑)」
ピンチはどのように乗り越えた?
わが身を削って必死に赤ちゃんのお世話をするママたち。どれも一生懸命やっていては身体がいくつあってももちません。それでは、みなさんどうやって乗り越えてきたのでしょうか。
・「夜泣きのひどかった息子。毎日今が朝なのか夜なのかもわからないほど朦朧として暮らしていました。あるとき夫が『ママはおっぱいにだけ集中して!』といってくれたんです。夜中、息子が泣いたタイミングで私はおっぱいをあげる。そして、終わり次第夫に声をかけるという流れを作りました。おむつ替えは夫もできたのですが、最初のうちは泣き出したら夫では埒があかなくて…『やっぱりだめか』と思ったのですが、夫は息子を連れて声の聴こえない部屋に移動してくれました。『引き受けたからには僕が寝るまで抱っこするから。ママは少しでもまとめて寝て』という夫の気遣いがうれしかったです。
そんなことをしばらくしているうちに、私もだいぶ回復。夫がフラフラしてきたタイミングで、夜泣き担当は私に戻してもらいました。一時のことですが、限界まできてしまった身体は休息でしか元に戻せないんだということを実感。『実は会社で昼休みはずっと寝ていた』と夫からあとで告白されたときは、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした」
・「歩き始めの頃、子供から目が離せないのがストレスで『トイレくらいゆっくり行きたい!』とイライラしていました。そこで、思い切って家のいたるところにゲージを置いてみたんです。子供の安全さえ確保できてしまえば、最悪大泣きしていたところでトイレくらいはゆっくり入れます。また、キッチンに入ってこられることもなくなったので料理のストレスも減りました。ゲージに入れられすぎて子供が怒るときは、私がゲージに入って作業することもありました(笑)。使えるものは使う。基本的ですが大事なことだと思います」
赤ちゃんのお世話はどうしてもママだけに偏りがちです。しかし家族の協力や設備で解決できるものなどもあるので、ママ一人で悩まないでみてもいいかもしれません。
毎日頑張る自分にご褒美を
とはいえ「いろいろ試したけどどうしようもなかった」という人もたくさんいるようです。そんな方々は「辛い分、自分を甘やかしながら乗り切ろう!」と激動の乳児期を過ごしたといいます。
・「家の中で夜泣きの相手をするのが辛かったので、赤ちゃんを連れてドライブしていました。車の中で自分の好きな曲をかけまくるのが唯一の息抜きでした」
・「細切れ睡眠の私を救ったのは深夜番組でした。授乳中に見た番組は普段出会わないようなものばかり。それが意外と面白く、今でも録画したものを昼間見ています。よく『赤ちゃんのために静かな環境で授乳を』といいますが、音量だけ気をつければテレビくらいいいと思いますよ」
・「母乳がつまるのであまりとりすぎない様にはしていましたが、やっぱり一番のご褒美はスイーツです。普段ならためらうような金額のものも『人生でこれ以上辛い時期はないはずだ』と自分に言い聞かせ堪能していました」
まとめ
小さい子供を抱えていると「この苦労が永遠に続いたらどうしよう」と終わりの見えない毎日に不安になるものです。
しかし、子供たちはあっという間に成長し自分の力で生きていきます。辛い日々を乗り越えた人たちは口をそろえて「抜けないトンネルはない」といいます。毎日が辛いと感じるママさんたち、本当にお疲れ様です。赤ちゃんを大事にすると同時に、ご自分のこともしっかり労わってあげてくださいね。
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