将来や老後の「お金」が不安な3人の女性。それぞれが夫や彼に抱く「金銭」の悩み
LIMO / 2020年2月17日 18時45分
将来や老後の「お金」が不安な3人の女性。それぞれが夫や彼に抱く「金銭」の悩み
収入の低い彼氏と付き合っている女性、低収入といわれる夫をもつ妻、お金の使い方が荒い夫をもつ妻。これらの女性は、それぞれの立場は違うものの、3人そろって将来や老後のお金についての不安を抱いています。それぞれの女性の悩みを、より具体的にみていきましょう。
年収の低い彼氏との結婚を躊躇してしまう独身女性の悩み
付き合っている期間がある程度長くなると、結婚を意識し始めるものです。そのなかで、お互いの収入について、おおまかにでも話題になることは、ごく自然な流れともいえます。ところが、女性が予想していたよりも彼氏の収入が低いということを知ってしまった時、女性はとても複雑な感情を抱くことになるでしょう。金銭面のことは男性のプライドに強く影響を与えるため安易に彼氏に直接伝えることもできないので、余計に厄介な悩みといえます。
ただ、彼氏が大手企業に勤務しており、平均年収以上の年収さえあれば、将来は安泰で贅沢な生活ができるといは言い切れません。特に近年、大手企業でも赤字決算が続いていたり、不祥事などがきっかけで経営が安定していないという会社は多いです。
とはいえ、結婚後には子育てが控えており、一時的に夫だけの収入で生活しなければいけない時期もあるでしょう。また、育児と仕事の両立が難しくなり、妻が働けない状況も生まれるかもしれません。このような将来のリスクを考えた際、彼氏の年収の低さは結婚を躊躇してしまう原因になってしまうのです。特に専業主婦を強く希望している女性にとっては、大きな問題といえます。
低収入といわれる夫をもつ妻が抱える悩み
結婚をすると、子育てや住宅購入、車の購入など、大きな出費が必要になります。老後のことも考えると、今の夫の収入でやっていけるのだろうかと不安になる妻は多いものです。節約をすることである程度の金額は確保できますが、やはりもとの収入が少なければ、節約をして貯金を確保することにも限界があるでしょう。
これらの悩みを解消するには、夫が転職をして収入を上げるという方法もあります。転職当初は一時的に収入が減ってしまうこともあるかもしれません。しかし、長期的に見て収入が高くなるようであれば、夫の意思も尊重しつつ、検討してみてもいいでしょう。また、妻が働くという方法もあります。妊娠を希望しているなどの理由で仕事をしていない人も、短期アルバイトを始めることならできるはずです。
また、家計のなかでも特に固定費を見直すことで、大きな節約効果を得られることもあります。例えば、格安スマホへ乗りかえる、契約している保険を必要最低限に抑える、夫の送迎をすることでタクシー代がかからないようにする、といったことが挙げられます。
そして老後資金については、税金面でもメリットがある「個人型確定拠出年金のiDeCo」を始めたり、何歳までにいくら貯めるのかを決め、そこから逆算をして毎月の老後のための貯金をしていくといった方法もあります。貯金をすると決めると、それだけで自然と節約効果も生まれるので、ふたりで話し合ってみることもおすすめです。
お金の使い方が荒い夫ともつ妻が抱える悩み
今はインターネットで気軽に買い物ができるので、あまり深く考えずに夫が自己判断で買い物をしてしまうケースは多いものです。宅配便が急に送られてきて、中身が何であるのかも分からずに代金を支払ったことがある妻や、または、カード明細を見て夫が買い物をしていることを初めて知った妻も多いでしょう。
このような場合の多くは、夫が「いかに今、家計が大変な状況であるか」を知らずにいる場合が多いといえます。妻に家計管理を任せているので、深く考えずに気軽に欲しい物を購入してしまう状況になるわけです。普段から定期的に家計簿を見せておくなど、家計管理は妻がしていたとしても、家計の共有ができている状態であることが重要だといえます。
また、家計の出費は家賃や住宅ローン、食費、日用品だけにとどまらず、多くの出費があることも知ってもらっておきましょう。例えば、子どもが幼稚園で発表会をしたら写真代が必要になる、学校からの集金があるなど、夫の把握していないところでも支出が数多くあるので、家計に余裕はないのだということを把握してもらうのです。自分の家計の状況を知れば、「俺の稼ぎで買い物をして何が悪い!」という夫の勝手ともいえる言い分もなくなることでしょう。
収入が低い彼氏や夫との生活には工夫が必要
収入が低ければ、それに見合った生活をしなくてはいけません。しかし、収入が多ければ幸せかといえば、そうとは限らないのです。収入が低い夫との生活を幸せに感じている妻が多いのも事実だからです。結婚前の女性にも結婚後の女性にも言えることは、お金をかけることばかりが幸せではないということです。「いかに費用を抑えつつ楽しめるか」を意識して生活することで、充実した毎日を送っている夫婦は、世の中にたくさんいます。
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