「あなたは我が家のメーガン妃」義母の放った言葉の意味。息子が生まれて共感?!
LIMO / 2020年2月15日 20時50分
「あなたは我が家のメーガン妃」義母の放った言葉の意味。息子が生まれて共感?!
最近では結婚するまで実家に住み続け、両親の世話になったり兄弟の子供たちと仲良く実家を楽しむ男性は少なくありません。しかし、結婚を機に実家を出て二人の生活が始まった後はなかなか実家に顔を出せなくなるのは自然なことです。今回お話をうかがったHさんのご主人も、32年間実家に住み続け近所に住む姉一家と家族ぐるみの付き合いをしていたそうです。
「あなたは我が家のメーガン妃」その意味は?
Hさんは結婚前からご主人と家族の仲の良さについての話を聞いていました。お姉さんの子供さんが遊びに来る際は一緒にご飯を食べたり出かけたり、時には一緒に旅行に行くこともあったそう。「いつまでも家族みんなが仲良くいられる理想の家庭」とその時は思ったそうです。
結婚するにあたり、ご主人のご実家から少し離れた場所に住むことになったHさんご夫婦。それでも、なるべく二人で義実家に顔を出すように心がけていたそうです。とはいえ、仕事をしている二人にとり休日は貴重な日。実家以外にも行くところもあるし、やるべきこともたくさんあります。気が付くと一か月半ほど義実家に顔を出していないことに気が付きました。
「そのとき、姪の誕生日が過ぎてしまっていたことを思い出しました。『少し遅れてしまったけど、義実家にプレゼントを持っていってあげよう』夫婦でそんな話をし、次の休みに向かいました。」そして、Hさんは義母から衝撃的な一言を言われたのです。
「あなたは我が家のメーガン妃ね。今までの平和な日々を返してちょうだい」一瞬、なんのことかわからなかったHさん。「孫たちはあなたのせいで大切な叔父を失ったわ。あの子がイベントごとに参加しないことなんてなかった。あの子と私たちの仲を引き裂いてさぞ満足でしょうね」
義母はどうやら私と結婚後に親や兄弟との時間が減ったご主人のことを、ヘンリー王子と重ね合わせていたよう。そして、Hさんとメーガン妃を重ねその行動が「家族との仲を引き裂いている」と思っているというのです。
夫を操る妻?
ようやく意味を理解したというHさん。全くそんな気はないことをどうにかして伝えようとしましたが、義母は取り付く島もありません。また、Hさんがご主人より2歳年上だったことも不満に思っていたようです。
「あなたは本当にうまいことやってくれたわね。世間知らずなあの子を自分の思うように操って。あの子が私たちと一か月以上離れていて寂しくないわけないじゃない!」
Hさんが何を言おうとしても全く聞こうとしない義母。見かねたご主人が「俺はもう独立したんだ」とかばってくれましたが、義母は深いため息をつき「そんなこと吹きこまれているのね…」と肩を落としたといいます。
「あんな女と結婚しなければ…」
多くの人は家庭を持つと今までの生活スタイルが一変するものです。今回のように変化したことをパートナーのせいにされることは珍しいことではないようです。皆さんも今回のHさんのご家庭のように「あんな嫁をもらったせいで」「あの男と結婚以来、あの子変わったよね」なんて言葉を陰口として耳にしたことはないでしょうか。Hさんの義母はまるで夫を「洗脳」したかのような口ぶりだったといいます。こう思っている相手に、いくら二人の意思であることを説明しても理解してはもらえないのではないでしょうか。
Hさんはご主人から親の無礼を何度も謝られたそうです。ほどなくしてHさんは妊娠・出産。義実家への苦手意識は芽生えていましたが、生まれた孫を見せることで、義母の心が満たされてくれればと思っているそうです。
嫌な態度を取り続けた義母に対し「夫が離れてしまいお義母さんは寂しい思いをしていたんだなと思いました。理屈で考えたら、自分の家庭を優先するのは当たり前。誰にも文句をいわれるようなことではありません。あとでわかったのですが、どうやら義母は夫が実家よりも私の実家に顔を出していると思い込んでいたようで。
そこから『取られた』という嫉妬にいたったようです。私も息子が生まれて改めて実感したのですが、いつかこの子が自分よりパートナーを優先する日が来ると思ったら、少しだけ義母の気持ちがわかりました(笑)。この先、義実家から離れた場所に住むことになったら「やっぱりメーガン!」なんていわれるんだろうなと夫と笑い話にしています」
ひどい態度を取られても義母の気持ちを汲み取ったというHさん。自分の場合は夫が味方してくれたので笑い話にできたが、世の中には一方的な思い込みで恨まれ傷ついている人があちらこちらにいるのではないかと語ってくれました。
まとめ
今まですぐそばにいた息子となかなか会えなくなったことを悲しみ、その原因を嫁のせいにする姑。息子が家庭を持ち自立したことを喜び、温かく見守ることができる人ばかりではないようです。よその家庭に対し「あの子は変わった」「いいように動かされている」なんていう噂話はよくあることです。実際にパートナーの影響を受けたとしても、それは当人たちにしかわかりません。変わったといわれる人は、本当にそこに意思がないと言えるのでしょうか。
その変化は悪いものかよいものか。誰しも、できれば周囲から祝福される結婚をしたいものです。ですが、年代や性別、風習などにより理解されない関係があることも事実。ロイヤルファミリーとは全く状況が違うことにぜひ気が付いて欲しいものです。
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