「ママ友=怖い」それって本当?!もしもママ友が1人もいなかったら
LIMO / 2020年2月20日 10時15分
「ママ友=怖い」それって本当?!もしもママ友が1人もいなかったら
インターネットやテレビなどでなにかと怖い存在として取り上げられるママ友問題。これから赤ちゃんを産む人が怖くなってしまうような話ばかりがピックアップされがちです。しかし、実際にママ友ができた人の多くは「私の周りにはそんなトラブルはなかった」といいます。「むしろ、ママ友がいなかったらどうなっていたか」など、実はありがたい存在だったと思う多くの人々。実際のところ、どのような関係を築いているのでしょう。
ママたちが救われる「共感してもらえる」ということ
ママ友はよく「年齢も生まれも育ちも全く違った人間同士が子供の年齢だけで出会う不思議な関係」などといわれます。確かに、大人になってからバックボーンが全く違う友人ができる機会というのはそう多くありません。
そこで重要となってくるのが「子供の年齢」というママにとって最も大きな括りです。どんなに仕事ができる人であっても子育ての経験がなければ、同じような問題に直面し悩んだり考えたりすることでしょう。そうなったとき、話を親身に聞き欲しい答えをくれる存在とは。「こんな風に思っているのは私だけ?」という孤独や不安を、共に悩み共感してくれる存在こそママ友なのではないでしょうか。
ママ友の実態とは
それでは、実際にママ友がいる人たちはお互いの存在をどのように思っているのでしょうか。
・「子供の悩みはまずママ友に相談しています。親や病院に聞いたこともあるのですが、その時期特有の悩みはだいたい同じくらいの年ごろの子を持つママと話していると解決できるというか。『ネットで聞けばいい』なんていう人もいますが、ママ友は私の子供を見た上でアドバイスをくれます。また、解決しなくても一緒に考えてもらえるだけで心が穏やかになります(笑)」
・「夫の帰りが遅く、ワンオペが当たり前だった私。二人の子供を育てているとイレギュラーなことも多く、自分一人では何とかできないことがたくさんありました。中でも困ったのが、上の子が寝てしまったタイミングで下の子が発熱してしまったとき。ママ友がお子さんを連れて我が家にきてくれ、上の子と一緒にお留守番をしていてくれました。おかげで下の子をすぐに病院に連れていくことができ、難を逃れました。ご近所に心強いお友達がいてくれて本当に良かったです」
・「いろいろありがたいことばかりですが、私が一番ありがたいと思っているのが『大人とたわいのない話ができる』ことです。夫はいつも午前様、子供たちとはまともな会話にならないので、日常の思っていることを吐き出す場所がなくて。子供の幼稚園バスを待っている数分だけですが、ちょっとおしゃべりできるだけで私の癒しです」
悩みを打ち明けたりお互いのピンチの時には飛んできたり。限りなく友達に近い関係を築いている人も多いようです。
トラブルママは上手に回避
ママ友の大半は普通の友人のような節度ある付き合いのできる人たちです。ただ、中には「ちょっと…」という人が存在するのも残念ながら事実。そういった場合、どうしたらよいのでしょうか。
・「子供の習い事に行くとたまに見かけるのが『マウンティングママ』。他の子の成績から親の職業などを気にする人で、ターゲットにされたお友達もいます。ただこのタイプは自分が勝っていると思いたいだけの人なので、お子さんやご主人のことを褒めてなるべく距離をとるようにしています」
・「娘のクラスに『噂話大好きママ』がいます。どうやらランチ会の中心になりたいがために情報を集めているようなんですが…同意したり輪に加わると仲間と思われてしまうので挨拶だけして会話に参加しないようにしています」
こういったトラブルになりそうな嫌な予感がするときは、そっと距離を置いてみることが大切なようです。ママ同士といえど対処法は一般的なものと同じですね。ただ、露骨に相手を避けたりするとお子さん同士のトラブルになることもあるので注意が必要です。
まとめ
ママ友関係の最大のメリットとして「育児の悩みの共感や情報交換」などがあげられます。育児期間中は孤独を感じる人も多く、そんなときに助けてくれたのがママ友だったという人もたくさんいます。ですが、中にはトラブルになってしまう人もおり、その点ばかりがクローズアップされることで「ママ友=怖い」と考えられているのかもしれません。
トラブルはどんなコミュニティでも発生するのです。対策として、嫌な思いをした際は距離をとるなど、自分の中で踏み込んでほしくない線引きをしっかりとして関りを持ちましょう。そうしていくことで、気になっていたママ友と良好な関係を築いていくこともできるのではないでしょうか。
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