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「学校に行きたくない!」という子どもに親ができる、声かけの3ステップ

LIMO / 2020年2月20日 11時45分

「学校に行きたくない!」という子どもに親ができる、声かけの3ステップ

「学校に行きたくない!」という子どもに親ができる、声かけの3ステップ

「学校に行きたくない!」朝の忙しい時間帯に、子どもの口からこのような言葉が出てくるとヒヤッとしますよね。

筆者には3人の子どもがいますが、長男である小学1年生の息子は度々「学校嫌だ!」「今日は休む!」といって親をヒヤヒヤさせてくれる天才でもあります。

今回の記事では、子どもが「学校に行きたくない!」と意思表示してきたときに、親に何ができるのか考えていきたいと思います

ステップ1「子どもの話に耳を傾ける」

子どもが「学校に行きたくない」といってくるときには、多くの場合「学校に行きたくない理由」が存在しています。

例えば「勉強が難しくてつまらない」「友達と喧嘩している」「担任の先生が怖い」など、大人にとっては「そんなことで…」と思うような理由であっても、子どもたちにとっては大事件だったりします

親にできる最初のステップは、まずはそういった「子どもの心の内側に寄り添ってあげること」ではないでしょうか。

「何で行きたくないの?」「何かあった?」など、まずは優しいトーンで子どもの心の内をヒアリングしてみてください。

学校に行きたくない理由があるにも関わらず、親から「学校に行きなさい!」「何が何でも行きなさい!」などと強く言われてしまうと、子どもは『自分の話を聞き入れてもらえない』と心を閉ざしてしまう可能性があるので注意です。

ステップ2「どうしたらいいのか一緒に考える」

例えば我が家の長男の場合は、学校に行きたくないと感じる日には数パターンの「決まり」があることに気づきました。

ひとつは「月曜日」、もうひとつは「行事ごとがある日」。たまに「昨日先生と喧嘩したから」などという理由の日もありますが…。

我が家では、多少時間がかかっても学校に遅刻しても、子どもの「行きたくない理由」にしっかりと向き合う努力をしています。

「どうしたら学校に行けるのか」について親子で考えることで、さまざまなアイデアが出てきます。

・給食までにお腹が減ってしまって待てない!
→じゃあ、学校に電話しておにぎりを持参してもいいか聞いてみる?

・算数が嫌だ!
→そっか〜。でも算数ができたらお金の計算も早くなるよ!そうしたら自分の財布を買って好きなもの自由に買えるんだけどな〜。あっ!算数だけじゃなくて○○の好きな音楽もあるよ〜!

・6時間授業が長くて嫌!
→じゃあ、6時間頑張ったご褒美に、今夜はお寿司でも食べに行っちゃう?

我が家ではこのような会話で息子に楽しそうな未来を連想させ、「学校に行きたくない」気持ちを少しずつフェードアウトさせるように意識しています。

一方的に「何言ってるの!学校に行きなさい!!」と強制されるよりも、「自分の気持ちに寄り添ってもらえること」は子どもとしても嬉しいのではないでしょうか。

ステップ3「午前中だけでも学校に行くように促してみる」

ステップ1〜2を駆使しても断固として学校に行きたくない場合は、学校で何か嫌な目にあっていたり体調が悪かったりするのかもしれません

発熱や嘔吐などの目立った体調不良がない場合は、午前中だけでも学校に行くことができないか、子どもと話し合ってみるのもいいでしょう。

我が家の長男は小学校に入学当初、初めての環境に戸惑い、かなりのストレスを溜めていました。

そのせいで数週間ほど不登校になった時期があったのですが、とにかく「朝はしっかりと学校へ向かう」ことを意識していました。

朝は「学校に行きたくないな」と思っていても、実際に学校に行って先生や友人と触れ合うと、何だかんだ1日が終わっていたりするものです。

もちろん本当にダメな日もあり、途中で迎えに行った日も数え切れません。

あまりに「学校に行きたくない!」が続くのであれば、まずは半日でもいいので学校に向かわせつつ、担任や校長、必要があればスクールカウンセラーに相談してみるといいでしょう。

子どもの「主張」には訳がある!

子どもが学校に行きたくないと強く思うには、それなりの理由がある場合がほとんどです

その理由をろくに聞きもせず、親の要求ばかりを子どもに押し付けるのは、如何なものかと筆者は感じてしまいます。

筆者のスタンスに対して「それは甘やかしだ!」「子どもは学校に行くのが仕事だ!」とお叱りを受けることもありますが、少なくとも筆者の子どもたちは「自分の気持ちをしっかり聞いてくれるお母さん」が大好きな様子です。

躾と甘やかしのボーダーラインは人それぞれ異なりますし、子どもの性格や特性によっても適切な接し方は変わってきます。

しかし、どの子どもたちも「大人に話を聞いてもらいたい」「気持ちに寄り添ってもらいたい」という思いがあるのです。

子どもの気持ちに「従う」のではなく、まずは純粋に「なぜそう思ったのか?」「あなたはどうしたいのか?」と聞いてみてください

大人が「聞く姿勢」を整えることで、子どもたちは目を輝かせながら「あのね!」「あのね!」と話し始めてくれるでしょう。

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