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「頑張りすぎてダウン…」副業の失敗エピソードと収入アップのコツ

LIMO / 2020年2月21日 19時15分

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「頑張りすぎてダウン…」副業の失敗エピソードと収入アップのコツ

終身雇用制度の崩壊が危ぶまれる今、勤務先からの給与以外に収入を得たいと思う人が増えています。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html)」によると、副業や兼業を希望する人は増加傾向にあるようです。みなさんのなかにも、「そろそろ副業を始めよう」と企てている方がいることでしょう。

そこで、副業について知っておきたいポイントをご紹介します。自分の会社では禁止されていないのか、どんな仕事があるのか、など疑問は多いですよね。知っておきたい暗黙のルールや失敗を防ぐヒントも、しっかり押さえておきましょう!

副業「原則禁止」から「原則OK」へ

さて、先のガイドラインを踏まえた上で改訂された「モデル規則」からは「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という部分が消えて、かわりに「副業・兼業」を推奨する規定が設けられています。

第68条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2  労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3  第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、会社の利益を害する場合
(厚生労働省「モデル就業規則」平成31年3月版 厚生労働省労働基準局監督課 より引用)

これまで「原則禁止」だった副業が、「原則OK」となったわけですが、これをきっかけに今後は各社が副業をどうとらえるかが注目されますね。

ただし、実際に副業を始めようとする場合は、所属する会社にきちんと確認をした上で届け出ましょう。

始める前に知っておきたい「副業の基本」

「スキマ時間を使って手軽にできる単発の仕事がいい」、「将来やりたいコトに関係ある仕事でスキルアップしたい」など、副業を始める動機は十人十色。

ひとくちに「副業」といっても、その仕事内容は多岐にわたります。クラウドソーシングのサイトをのぞいてみると、さまざまなジャンルの案件が集まっています。

たとえば、気軽に始められるアンケート回答やデータ入力、スキルが生かせるプログラミングや翻訳、ライターなど。ハードルの低いものは1件あたり数円~数百円の報酬ですが、高いスキルが求められる案件だと、月10万円以上を稼いでいる人も存在します。

ただし、クラウドソーシングサイトのシステム手数料や振込み手数料、源泉所得税などが差し引かれます。また、駆け出しのころは実績がなく、思うように収入が得られないことも。「仕事がもらえない」「思ったより稼げない」と途中で投げ出さず、地道に継続することが収入アップにつながるといえます。

副業でトラブルやアクシデントを避けるためには

副業において大切なのは、継続力だけではありません。事前の計画や知識を備えておかなければ、まさかの大失敗をしてしまう可能性もあります。

では、どのような点に気をつけておく必要があるのでしょうか。実際に副業で失敗をした方に、その経験談を聞いてみました。

・「副業で、webライターとして活動していました。仕事は順調に増えていき、収入もアップしていく毎日。しかし、徐々に空き時間だけでは作業時間が足りなくなり、睡眠時間を削ってまで取り組むようになりました。
結局、体調を崩してダウン…。クライアントだけでなく、本業の職場の人にも迷惑をかけることに。もっと自分のキャパシティを把握しておくべきだったと反省しました」

・「年明けになり、ようやく確定申告の必要性に気が付きました。これまでの領収書などは一切保管しておらず、経費にできる金額の処理はできないまま…。
慌てて書類を作成して確定申告をしたものの、本来より多めに税金を払うことになりました。副業を始める前から、税金の知識を身につけておくべきでしたね」

・「副業でwebデザイナーの世界に足を踏み入れたものの、自分の知識量では対応できない案件ばかり。ようやく『これならできそう』と感じた依頼を引き受けたものの、私には理解できない修正依頼を見て愕然としました。もっとインプットの場を利用し、知識を深めておけばよかったです」

・「週末だけ、イラストレーターとして働いています。実際に働いてみると、『画材が足りない』『最新のソフトを購入しなければ』と足りないものが次々と明らかに…。焦って購入したものの、予想外の出費となりました。もう少し環境を整えてから働けば、もっとスムーズに取り組めたかもしれませんね」

・「データ作成を請け負っていましたが、パソコンがウイルスに感染してしまい作業ができなくなりました。取引先には事情を説明して納期を延ばしてもらいましたが、その後の発注はストップしてしまいました。情報管理の点で不安に思われてしまったのだと思います。ウイルスソフトをいつも最新の状態にアップデートし、不測の事態に備えて2台目のパソコンも用意しておけばよかったと後悔しています」

副業で報酬を得る以上、最低限のスケジュール管理や税金の知識が求められますその道のプロとしての技術力もさることながら、通信環境やパソコンなどの設備投資も自腹でしなくてはなりません。仕事のスキル以外の、見えない部分での努力を怠らないことは、発注者からの信頼を得るためにとても重要なことといえます。

最近では、副業デビューに関する書籍も数多く販売されています。スタートしてから、「やっぱりこなしきれなかった…」なんてことのないよう、事前に勉強をしておきましょう。

まとめ

同じ「仕事」でも、会社員と副業では働き方が大きく異なります。「税金のことは会社に任せておけばいい」「分からない点は上司に聞こう」などと頼ることができない副業だからこそ、1人で道を切り開いていかなければなりません。

体調を崩しても、自分の代わりに仕事の穴埋めをしてくれる同僚はいません。パソコンが故障して作業ができなかった、という言い訳も通用しない可能性が高いでしょう。

これまで「原則禁止」だった副業が「原則OK」となったわけですが、これをきっかけに今後は各社が副業をどうとらえるかが注目されますね。

努力や苦労が必要となりますが、組織に頼らず自分のスキルで報酬を得る喜びは格別のはず。

収入が増えることにより、生活に安心感も得られるでしょう。本業との兼ね合いを考慮しながら、無理のない範囲で副業に挑戦してみてください。

【参考】
「副業・兼業の促進に関するガイドライン(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html)」厚生労働省
「モデル就業規則平成31年3月版(https://www.mhlw.go.jp/content/000496428.pdf)」厚生労働省労働基準局監督課

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