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今さら人に聞けない…ブラック会社「基本のキ」見られがちな3タイプ

LIMO / 2020年2月21日 19時45分

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今さら人に聞けない…ブラック会社「基本のキ」見られがちな3タイプ

ひと口にブラック企業と言っても、いくつかのタイプに分かれており、タイプごとで働き心地は異なります。ブラック体質の会社に対して退職する人もいれば、働き続けたい(今の会社より良い働き先はない)と思う人がいるのも事実。

そこで今回は、確認の意味を込めて、ブラック企業に見られやすい特徴を解説します。

【前提として…】ブラック企業の基準は人によって異なる

「ブラック企業」は、今や多くの人に通じる名称です。しかし、ブラック企業だと感じる基準は、人によって異なります。仮に、Aさんがブラック企業だと思っても、Bさんはホワイト企業だと感じるケースもあります。

ブラック企業の特徴(種類)を見てみよう

ブラック企業と言っても、種類はさまざまです。ブラック企業に見られがちの特徴を3つに分けて紹介します。

精神論・根性論のみで乗り切ろうとするタイプ

社員へ指導する時に「気持ちが足らない」「やる気がない」など、精神論・根性論のみで乗り切ろうとする会社です。部下の気持ちを考えずに、具体的な指導をしないことが特徴です。

長時間労働が多いタイプ

社員の尊重を無視した長時間労働が発生し続けている会社も、ブラック企業に当てはまります。社員が体調を崩しているのに、強引に働かせるケースもあるようです。長時間労働させている企業の中には、全社員に残業代を出さないのが当たり前になっている場合も…。

また、上司に仕事を押し付けられて帰宅できない人もいます。上司に残業ができないと告げても「自分の時代はサービス残業が当たり前だった」と言って、強要するケースも…。従業員の中には、心身ともに滅入り退職する人もいます。

(無駄な)休日の電話が多いタイプ

休日に余計な連絡をしてくる会社も、ブラック企業に該当するかもしれません。仕事が休みの人に急ぎではない案件の連絡をしたり、休日に電話越しで説教したりする人もいるようです。

なかには強引に休日出勤をさせて、タダ働きさせる社員も存在します。社員のなかには、就寝中に連絡が多いため、睡眠障害に陥る場合も…。それが理由で、情緒不安定になる人もいます。

ブラック企業で働くことになったら、どうしたら良いか

ブラック企業へ転職してしまい、後悔する人もいます。最後に、ブラック企業で働くことになった時の対処法を見てみましょう。

他部署への異動を申し出る

ブラック企業でも、部署が変わっただけで働きやすくなることがあります。定時で帰られる日数が増えたり、パワハラの被害に遭わなくなったりする場合もあるため、社内(人事課や信頼できる同僚)に相談しましょう。ただし、移動願いを出しても受理してくれるかは会社次第ですので、絶対に叶うとは限りません。

社内の労働組合に相談する

社内の労働組合に相談する手もあります。企業によっては、労働組合宛の意見を経営陣に共有して、社内の職場環境が改善される場合もあるようです。

労働組合で解決できない時は、労基署に相談しても良いでしょう。社内でどんな被害に遭っているのか伝えてください。内容によっては、労基署が会社に業務改善命令を命じることもあります。

退職する

解決できなかった時は、退職するのが手っ取り早いです。なお、お金の面で不安にならないよう、転職先を決めてから辞めましょう。転職活動が不安な人は、エージェントやキャリアコンサルタントの資格を持っている専門家から、アドバイスを受けることを、おすすめします。

まとめ

働き方改革が行われているため、ブラック企業の撲滅が進んでいるかのように見えます。しかし、その一方で働き方を変えない企業があるのも事実。就職前は企業との相性が良いと思っていても、実際に働いてみると理想と現実のギャップが激しかった場合もあります。

転職後に「転職前の会社が良かった」と言っても、後の祭りです。後悔したくない人は、慎重に転職活動することをおすすめします。

参照:厚生労働省「パワーハラスメントの定義について(https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366276.pdf)」「労働基準関係法令違反に係る公表事案(https://www.mhlw.go.jp/content/000534084.pdf)」

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