面白い呼び名をつけてしまうのは愛するからこそ!? テグーのてまりちゃんの場合【チンチライフ39話】

【マンガ記事】チンチライフ！

「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか？

猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。

そして、おなじくネズミの仲間である「デグー」もまた、ペットとして人気上昇中。今回は、チンチラさんたちとともに過ごす、この「デグー」にスポットを当ててみました。

チンチライフの第39話です。

第39話：君の名は？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦、またアンデスの歌うネズミ（6話（https://limo.media/articles/-/11598）参照）といわれる『デグー』と一緒に生活しています。ちなみに時々お話に登場していた、けまりちゃんと松くん夫婦とその子どもたちはこのデグー。

しかし、2019年に、このけまりちゃんと松くん夫婦、子どもたちは寿命によりお星様に…。そして彼らとほぼ入れ替わりで入ってきたのが、今回のお話の主人公、棟梁（♀）ちゃんというわけです。

さて、この棟梁ちゃん。最初から棟梁という名前だったわけではありません。祭さんの家では、ペットたちのネーミングには、一定のルールがあり、チンチラは「小明神」「おみくじ」といった和風のもの、デグー男子は松竹梅、デグー女子は、「けまり」「こまり」など、「まり」がついた名前をつけるのが慣例。デグー女子である棟梁ちゃんも、最初は「てまり」という、実に可愛い名前がつけられていました。

しかし、このてまりちゃん。その愛らしい名前とは裏腹に噛み癖がひどい！デグーは撫でたりすると、お礼に甘嚙みをしてくる習性があるのですが、噛む力が強いのか祭さんの指から血が噴き出るほど噛んでしまうこと数回。そこで、げっ歯類の動物に歯が伸びすぎないように与える『かじり木』は、彼女にだけ大きめのものを与えてみたのです。

かじり木を与えた翌日、てまりちゃんのケージを見ると、小明神さんが半年かけて消費するサイズのかじり木がほぼ跡形もない状態…。祭さんは、ぼろぼろになったかじり木を予備のものと交換しながら、「ちょっと、仕事が早すぎるね～。大工の棟梁並みじゃん。」と、思わずぼそり。

以来、冗談で、てまりちゃんを「棟梁」と呼ぶようになった祭さん。てまりちゃんのほうも、呼ばれているうちに、自分の名前は「棟梁」と思いこんでしまったようで、「棟梁」には反応するのに、「てまり」には全く反応しないように…。

年月を経て噛み癖が直る頃、彼女の名前は「棟梁」に落ち着いてしまうのですが、今日もまた、かじり木にせっせと仕事をするてまりちゃんを「棟梁」という名前で呼ぶたびに、思わず笑顔になってしまう祭さんなのでした。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ！

チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何？という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

つづきを読む

第40話　飼い主のものはオレのもの⁈（https://limo.media/articles/-/16218）

これまでのお話

第38話　思わずドッキリ‼（https://limo.media/articles/-/15884）