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3人目が3歳になるまでの大変さ。3人育児でわかった「慣れ」と「年齢」が大きいということ

LIMO / 2020年2月25日 10時15分

3人目が3歳になるまでの大変さ。3人育児でわかった「慣れ」と「年齢」が大きいということ

3人目が3歳になるまでの大変さ。3人育児でわかった「慣れ」と「年齢」が大きいということ

子どもが3人いる筆者の家庭ですが、末っ子がもうすぐ3歳を迎えます。3人育児をしていると、よく「今どき3人なんて!」と驚かれたり、「3人は大変でしょう?」「私には絶対無理…」なんて言われることもあります。

世間で思われる通り、子どもが2人から3人になった大変さは色々とあります。一方で、子ども3人というよりも、親の慣れと子どもの年齢による大変さの違いも感じています。

子どもが3人になってからと、末っ子が3歳になるまでの大変さの感じ方を紹介します。

子どもが2人から3人になる大変さ

以前、4人の子どもがいる知り合いのママから、「子どもが3人になるまでは大変だった。でも3人から4人は変わらないよ」と聞いたことがあります。

その言葉通り、1人目が産まれたとき、子ども1人が2人になるとき、2人が3人になるときと、それぞれ違った大変さがありました。

子どもが2人から3人になるときは、文字通り「手が足りない」大変さを痛感します。

3人目が産まれ、上2人は兄になったといっても、まだまだ小さな子ども。お世話が必要だし、ママに構ってもらいたい、愛情がほしい、話を聞いてほしいのですが、ワンオペ育児だと大人は1人、手は2つしかありません。

寝るときはみんな「ママの隣がいい」と言いますが、ママの隣は2か所だけ。1人ずつ寝かせるため、寝かしつけの時間も伸びました。

待っている間に寂しがる子もいて、心は痛むけれどどうにもできない悲しさもあり、重いですが上に乗って待っててもらったり…。全員寝ても、途中で起きてしまうと、端で寝ていた子は「何でママの隣じゃないの」と泣いて怒ります。

チャイルドシートから1人ひとり降ろすときや、荷物を持ちながら外を歩くときは、1番上の子に真ん中の子と手を繋いでもらうことも。とはいえ、子どもなので気まぐれもあり、終始目は離せません。

熱を出せば一番上の子でも「歩けない」というので、小児科に行く際は1人ずつ車から連れて行き往復したこともあります。「手が足りないって、こんなに大変なんだ」と思う一方で、末っ子が3歳となると、また感じ方が変わりました。

1人目の「育児に不慣れ」な状態の大変さ

個人差がありますが、3歳になると子どもも身の回りのことが自分でできるようになります。

着替えはまだまだ介助が必要ですが、1人で食べ、トイレに行き、歩いても転ぶことが減り、入浴の際は目さえ離さなければ支える必要がないので、0~2歳児よりは親の負担も減ります。

子どもがある程度自分でできるようになって、「何が大変だったのか」振り返ると、特に大きかったのは、まず「親が赤ちゃんのいる生活に慣れていない」ことでした。

1人目が産まれたときは、赤ちゃんがいる生活も、100%赤ちゃんペースの生活も…いいえ、そもそも赤ちゃんに触れることさえ初めてだったので、その変化の大きさに慣れるのまで大変でした。

寝ている赤ちゃんの口に耳を近づけ、「息をしているかな?」と不安になって確認した経験は、ママなら誰もがあるのでは?

首さえ座らない小さな赤ちゃんを育てることは、それくらい不安で、分からないことだらけ。食べさせるものも、着させるものも、寝かせ方も…と全てに確認と不安が付きまとうのです。

自分のことなら自分で責任をとれますが、赤ちゃんはわが子とはいえ、他人。代わってあげることができない分、健康でも、育て方でも、教育でも、不安に駆られる一方で、何とかしなければいけないという覚悟を突きつけられます。

子どもの年齢はやっぱり大きい

また、子どもが何人いても、大変さの度合いは子どもの年齢によることが大きいと感じます。やはり0~2歳児育児は、突出して大変です。

生後半年までは夜も頻繁に起きるので、母親は万年睡眠不足。その後も3歳くらいまでは、夜泣きをしたり、夜中に何度か起きる子もいます。

0歳代は、特にお風呂に入れるのが大変。常に赤ちゃんを支えてお風呂に入れなければならず、「寝返りやハイハイで動いてしまうけどまだ立てない」時期は使えるお風呂グッズもなく、自分を洗うのも一瞬でした。

寝返りやハイハイ、一人歩きが始まれば、誤飲や転ぶといったケガや命の危険と常に隣り合わせ。冗談ではなく、1日中子どもから目が離せません。

育児中、最も大変なのはここでしょう。自分の時間がない、ご飯も食べられない、お風呂でシャンプーができないどころか、「トイレにさえ行けない」時期です。

ずっとママと一緒がよくて、キッチンに3分も立てず家事が進まない。言っても分からないので、何でも口に入れるし、外に出れば自分の好きな方へ歩いて行ってしまう。

何度も病気にかかり、夜間救急に駆け込むことも。ずっと抱っこで肩と腰が痛い。2歳のイヤイヤ期は、毎日着替えもお風呂も外出も拒否される…。挙げればキリがないほど、小さな頃は大変です。

3歳を過ぎれば、徐々にですが話せばわかることも増えてきます。きょうだい同士で遊べるようにもなるので、家事に集中できる時間も少しずつ出てきます。そうなると、「やっぱり年齢が大きい」と実感させられます。

生後半年を過ぎたら、自分メインの休憩時間を

末っ子が3歳になる今、振り返って思うのは「自分のことをメインに考えて休憩するべきだった」ということ。

「育児中は適度に休憩や息抜き、リフレッシュを」と思ってはいたものの、結局家事のついでに音楽を聴いたり、5~10分休めればよい方だったり、子どもが「ママ~」と寄ってくるので休めないことばかりでした。

それは、自分の休憩時間を「育児のついで」と考えていたから。今思えばもう少し自分を大切に、自分の人生を考えて、自分のために動いてもよかったと思っています。

母親という大役を担ってはいるけれども、まずは「自分」がしっかりしていなければ、心身の余裕をもった育児ができません。自分を大切にしなければ、周囲も大切にできないのは、親であっても同じこと。

乳幼児育児をするママには、毎日休むときぐらい自分をメインに考え、大切にしてほしいと思います。

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