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貯金はダイエットと同じ?「プチ財テク」で貯金のリバウンドを防ぐコツ

LIMO / 2020年2月23日 19時15分

貯金はダイエットと同じ?「プチ財テク」で貯金のリバウンドを防ぐコツ

貯金はダイエットと同じ?「プチ財テク」で貯金のリバウンドを防ぐコツ

貯金とダイエットには、いくつかの共通点があります。たとえば、ダイエットは間食や運動不足などの習慣を見直すことが大切です。また、継続しなければ効果を高められません。大きな負担を感じるほどのダイエットをしていると、やけ食いによってリバウンドしてしまう可能性もあります。

貯金も同様に、お金が貯まらない習慣を見直し、継続的に取り組むことが重要です。極端な節約を短期間だけ取り組むのではなく、ちょっとした財テクを積み重ねていくほうが成果が得られやすくなります。

財テクと聞くと、「投資信託などの専門的な知識が求められそう」と感じるかもしれません。そこで、誰でもできる「プチ財テク」を始めてみませんか?

みんなの貯金願望は?

ダイエットを決心して最初にすることといえば、「〇カ月以内に〇キロ痩せるぞ」と目標を立てることですよね。これによって、目標達成までのペース配分や現状を掴むことができます。貯金も目標を掲げて取り組めば、「ゴールまであと〇万円だ」とモチベーションを維持しやすくなるでしょう。

では、どの程度のハードルに設定しておけばいいのでしょうか。㈱じぶん銀行が全国のビジネスパーソン20代~40代の男女500名に実施した「資産運用に関するアンケート(https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2020/pdf/news_20200115_01.pdf)」をもとに、目標貯金額の目安をみてみましょう。なお、この調査は2019年12月17~20日の期間中に、WEBアンケートにて集計したものです。

「2020年の1年間で目標とする貯蓄額」との質問に対して、最も多かった回答は「100万円以上200万円未満」(26.6%)、2番目は「50万円以上100万円未満」(24.2%)でした。「1年間に100万円前後のお金を貯めたい」と考えている人が多いようです。

また、お金を貯める理由として最も多く挙がったのは「老後資金」(47.4%)でした。なんとなく貯金に取り組んでいると、せっかく貯めたお金を浪費してしまう可能性があります。目標金額と同時に、「老後のため」「マイホームの購入費用に充てるため」といった目的も決めておきましょう。

願望はあっても現実は…

前述の「資産運用に関するアンケート(https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2020/pdf/news_20200115_01.pdf)」では「現在の貯蓄額」についても質問しており、最も多かった回答が「貯蓄ゼロ」(17.4%)、次いで「10万円以上50万円未満」(14.4%)となっています

まずは「毎月少しずつでも貯められる習慣を身に付けること」が重要になってくるといえそうです。

また「100万円以上200万円未満」と回答した人は10.6%となっていますが、「1,000万円以上3,000万円未満」と回答した人は9.2%おり、貯蓄格差がある点も気になるところです。「貯められる人」になって、継続的に貯蓄を増やしていきたいですね。

お金を貯める「プチ財テク」

目標の貯金額を決めたら、さっそくプチ財テクを駆使して貯金に取り組みましょう。プチ財テクは、目的によって「お金を増やす」「お金を守る」の2種類に分けられます。では、それぞれの具体的な方法をご紹介しましょう。

【お金を増やすプチ財テク】
・キャッシュレス決済を活用し、「キャッシュレス・消費者還元事業」の恩恵を受ける
・金利の高いネット銀行を利用する
・不用品はフリマアプリやネットオークションで売却する
・クレジットカード会社や銀行などが主催するキャンペーンや抽選に参加する
・ポイントサイトのアンケート回答や各種サービスの利用を通じて、ポイントを貯めていく

【お金を守るプチ財テク】
・クレジットカードでキャッシュレス決済のチャージをする、ポイントカード加盟店を利用するなどの方法で、ポイントを二重・三重取りする
・プリペイドカードやデビットカードを利用し、クレジットカードによるお金の使い過ぎを防ぐ
・ふるさと納税で食材を受け取り、普段の食費を抑える
・格安スマホに乗り換えて通信料を抑える

まとめ

財テクという言葉に対し、投資信託や株などの資産運用をするイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、より多くの金利やポイントを得る、ふるさと納税や格安スマホを利用して支出を抑えるなど、気軽にできる取り組みもたくさんあります。

とはいえ、あれもこれもと無理をし過ぎると、ダイエットのようにリバウンドしてしまうかもしれません。途中で投げ出さないためにも、無理がなく長続きしやすいプチ財テクを続けていきましょう。コツコツと積み重ねていけば、目標の貯金額にどんどん近づけるはずですよ。

【参考】
「資産運用に関するアンケート(https://www.jibunbank.co.jp/corporate/news/2020/pdf/news_20200115_01.pdf)」じぶん銀行

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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