職場のストレスに悩み、39歳で独立の道を選んで感じたこと…前向きに仕事をするヒント

みなさんは、「仕事が楽しい」「やりがいのある仕事をしている」と感じていますか？どうせ働くなら、明るい気持ちでやりがいをもって取り組みたいもの。もしそうでない状況に陥っているのなら、仕事が楽しくなるスイッチを入れてみませんか？

そこで今回は、仕事に対する気持ちをうまく入れ替えた方の体験談を聞いてみました。そこからヒントを学び、前向きに仕事ができる状態を目指しましょう！

人との関わり方を見直したAさん

職場の人間関係は、仕事のモチベーションを大きく左右させます。人間関係に不満を持っていたAさんは、どのようにして状況を変えたのでしょうか。

「以前、『もっと人間関係がいい職場に転職したい』と考えていた時期がありました。職場内がピリピリしていたわけではないのですが、周囲との関わりが薄く、個人プレーのような状態に不満を感じていたのです。

そんな日々を過ごしているうちに、『だったら、周りから好かれる人になればいいのでは？』と思うように。そこで、相手のためになる行動を心掛けるよう意識しました。後輩に注意すべきポイントを積極的に教えたり、同僚が追い込まれているようなら助け舟を出したり。

その結果、周囲から感謝される機会が多くなり、自分の自信に繋がりました。最近では、私が周囲に助けてもらうことも珍しくありません。日々、チームワークの楽しさを感じていますよ」
（35歳/女性/営業）

仕事への向き合い方を変えたBさん

ただ黙々と作業をこなしているだけでは、仕事のやりがいを感じにくくなってしまいます。そこで、仕事への向き合い方を見直したBさんの話を伺ってみましょう。

「仕事の質を高めるよう意識したところ、前より仕事が楽しいと思えるようになりました。その方法は、『どうすればもっと作業時間を短縮できるのだろう』『今の自分に足りていないスキルは何だろう』といった疑問を持ちながら、改善方法を探すというもの。試行錯誤を繰り返しているうちに、仕事の質がどんどん向上していきました。

『報告書の作成にかかっていた時間が以前の半分になった』『パワーポイントの知識を身につけたら、より分かりやすい資料を作成できるようになった』といった発見が嬉しく、自分の成長を感じてワクワクします。壁にぶつかる時もありますが、『これを乗り越えれば、さらに仕事の質が上がるぞ』と前向きに捉えています」
（37歳/男性/企画）

フリーランスの道を選んだCさん

「今の職場では仕事を楽しめない」という方は、独立をするのも1つの選択肢です。フリーランスとしての道を歩んだCさんのお話を聞いてみましょう。

「以前まで、webデザイン系の会社で働いていました。仕事そのものは自分に合っていたのですが、上司から無理難題を押し付けられたり、自分のデザインを否定されたりと、精神的に辛い状況に…。『もう限界だ』と感じ、思い切ってフリーランスとして活動することにしました。

そして今では、自分のペースで思い通りのサイト作成に取り組めています。上司から指示されることもなくなり、会社員時代に抱えていたストレスからは解放されました。収入の波はあるものの、以前より働きやすい環境が手に入って満足しています」
（39歳/男性/フリーランス）

まとめ

仕事に対する意識を少し変えるだけで、やりがいや楽しさを生み出すことができます。やりがいのなさや周囲との関わりに不満を持っている方は、勇気を出して自分から動いてみては。ちょっとしたことがきっかけで、仕事へのモチベーションや周囲からの印象が変わるかもしれませんよ。

ただし、ストレスを抱えて限界を感じているなら、職場を変える、もしくは独立するという手段もあります。それぞれのメリットやデメリットを考慮したうえで、自分に合った働き方を探してみてくださいね。