グレイヘアが素敵に見えるかの「分かれ目」憧れる近藤サトさん…迷うアラフィフの心境
LIMO / 2020年2月26日 20時15分
グレイヘアが素敵に見えるかの「分かれ目」憧れる近藤サトさん…迷うアラフィフの心境
ステキなグレイヘアの有名人というと、誰を思い出しますか?女性だと近藤サトさん、手塚理美さん、男性だと吉川晃司さんがいます。「白髪」と表現をするか「グレイヘア」と表現をするかでもニュアンスが変わってきます。そんな「グレイヘア」にまつわるアラフィフ女子の悲喜こもごもをまとめました。
一旦染めてしまうと染め続けなければならい
時折ランチを一緒に食べる大学時代の友達は、学生時代からキレイ系で男子たちにもモテていました。ロングヘアが女らしいのですが、席を立ってふと彼女の頭のてっぺんを見ると、1センチくらい白くなっているのに気が付きました。思わず「あれ?染めてたの?」と言ってしまいました。彼女はため息をついてから話し始めました。
「そうなのよ、実は染めているの。子供の具合が悪かったりして、美容院に行けなくてさ。一度白髪を染めちゃうと途中でなかなか止められないのよね…。」聞けば30代から白髪があったようで、そのときは「染めなきゃ」と思って染め始めたけど、50歳を前にぼちぼち止めたいけど、止められないとも言っていました。
白髪に戻す=ストレスになり、挫折するケースも
40代のママ友の話です。白髪染めが大変なので染めることを止めました。ところが小学校の低学年の娘に「ママ、どうして髪の毛、途中から白いの?」と言われたらしく、説明することが面倒くさく結局また染め始めたそうです。そのママ友には中学生の息子が2人います。彼らはあまり気にしていな様子ですが、娘に言われたのはちょっとショックだったようです。
ステキなグレイヘアって、どうしたらいい?
一方、娘のお友達のパパで白髪がカッコいいパパが2人います。2人ともまだ40代で結構な白髪のボリュームですが、とても格好いいのです。男性なので髪の毛自体それほど長くないから気にならないのかもしれませんが、まさにステキなグレイヘアで、ポジティブな印象です。
一方、別の知りあいの女性は、パサパサの白髪でロングヘアです。毛先を切りそろえるなどすればもう少し見え方は違うと思いますが、伸ばしっぱなしのようです。ちょっと山姥のようで正直残念!と思ってしまい、ネガティブな印象です。
その差は一体、何なのでしょうか?違いは「普段の表情」です。前出のパパはサッカーを教えているスポーツマン、もう1人は学校公開などで会った時に柔和な表情を浮かべているパパです。一方、ロングヘアの白髪の女性の表情はどちらかというと暗めな印象です。
キレイなグレイヘアのためには、気持ちも大事?
「白髪をどう捉えるか?」は、 大きく「老いをどう捉えるか?」です。元フジテレビ近藤サトさんのカミングアウトは、潔くてカッコいいなと思いました。
白髪やシワが増えると、似合う服や似合う色が変わってきます。かく言う筆者も、50歳手前で生え際に白髪が混じってきました。先日、ユニクロで試着したカラシ色のセーターは生え始めた白髪にフィットしていました。「白髪には白髪の楽しみがあるのかも」と思い、違う世界の扉を叩いた気がしました。
エイジングを楽しむ気持ちの余裕ができると、余計なストレスを抱えずに済みます。日々朗らかに過ごしている方がむしろ白髪の生えるスピードが遅くなるのではと感じています。筆者自身の経験で言えば、母の介護がスタートしたところから白髪が増えてきたように思えます。自分ひとりで介護の大変さを抱え込み、結果的にストレスをかけることになったのではと考えています。
グレイヘアが印象的でステキに見える叔母が2人います。1人の叔母はいつもにこにこ笑っている機嫌のいい人です。叔父の葬儀の時、棺桶の中の叔父に「おとうちゃん、私、幸せだったよ!」と声をかけていて「そんな夫婦になれたらいいな」と思いました。彼女は紫のポイントメッシュをいれてグレイヘアを楽しんでいます。もう1人の叔母は、ゴルフに旅行にと自分の趣味に忙しい、これまたよく笑う叔母です。その人自身の生き方がポジティブで表情が明るいので、グレイヘアがネガティブな要素に映らないのです。年輪を重ねたことでしか得らないステキな表情が、グレイヘアをステキにするかしないかの「分かれ目」なのかもしれません。
今のアラフィフ、アラフォーは「日本人女性は黒髪が美しい」という従来の価値観でなく、自分の価値観が持てる世代です。髪を染める時の薬品の臭いが嫌なら、無理して染めなくてもいいのです。他人の目を気にしないで「自分がしたいように、自分らしく表現していいんだ!」と思えば気が楽になるもの。せっかくなので「エイジング」という名の変化、楽しんじゃいませんか?
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