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我慢する嫁、立ち向かう嫁、悟った嫁…果たして正解は?

LIMO / 2020年3月9日 10時45分

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我慢する嫁、立ち向かう嫁、悟った嫁…果たして正解は?

結婚すると自分の家族だけでなく、夫の両親や兄弟といった親戚付き合いが増えていきます。何事もなく円満に付き合いができる場合もあれば、いろいろと言いたいことも言えずモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。

今回の話は筆者の周りに起こったいろいろなケースの“嫁”の話。「自分にもそんな経験がある!」という人もいるでしょうし、「そんなことあるの!?」と思う人もいるかもしれませんね。

今だって“長男の嫁”は辛いのよ!

「令和なのにまだそんなこと言ってるの?」という言葉を発したくなるのが、“長男の嫁”問題。「長男の嫁だから」と言われることは比較的少なくなってきたと思いますが、地方や地域によってはまだまだ根強い場合もあります。

友人Aのケースはこんな話。

お互い結婚の意思が固まり、それぞれの家に改めて結婚の挨拶に行ったときのこと。「○○は長男なので、いずれは家を継ぐことになります。そのことを頭に入れておいてくださいね」と義母に言われたのだそう。そのときはさほど気にとめていなかったようですが、結婚してから痛感することに。

住んでいる地域が同じなので、最低でも月に1回は顔を見せる。

親戚などが集まってみんなでご飯を食べるときは、長男の嫁が料理をする。

年末年始はほかの親戚よりも早めに夫の実家に到着し、料理を作りおもてなしをして、最後まで残ってみんなを見送る。

──など、その家の“長男の嫁”としてのルールがのしかかってきたのです。

“長男の嫁”という特別な区分けがされなければ、義母の手伝いをしたりほかの兄弟の妻や親戚と協力して料理を作ったりできそうなもの。しかし“長男の嫁”と区分けをされてしまうことで、プレッシャーを感じたり、「どうして私だけ…」という心情がわきあがってきたりします。

義母からすると自分も“長男の嫁”としての仕事をしてきたので、やって当たり前と感じているのでしょう。友人Aはこのルールに不満を感じつつも環境を受け入れ、親戚付き合いを続けています。

“チリも積もれば山”崩れ…

友人Bの場合は、友人Aのように“長男の嫁”としての家族内ルールがあるわけではないものの、義母が息子のことが大好きで子離れできていない雰囲気だったそうです。

友人Bを露骨にいじめるようなことはなかったのですが、ちょっとモヤモヤすることを言われる、という悩み。

例えば、義母が息子の好物を作ったからと連絡もなく突然家を訪ねてきたり、Bが作った料理の味つけに注文をつけたりしたようです。義母からすると、大好きな息子のためにと思って行動したことでも、Bからすると余計なこと。迷惑に感じるのもわかります。

ほかにもBは義父・義母の誕生日などのイベントを大切にして、ことあるごとに贈り物をしていたのですが、ほかの親戚の前で「たいして何もしてくれないわよ」と義母から言われてしまったのです。謙遜のつもりだったのかもしれませんが、Bの立場からすると残念な気持ちになるのも無理からぬこと。また、贈ったプレゼントに対しても、「あっちの方が良かった」などと喜んでくれないこともあったそうです。

積み重なるモヤモヤ事例に耐え切れなくなった友人Bは、義母と対峙することに。

話し合いのつもりが言い争いになってしまいましたが、最終的にはお互いの言い分が伝わったようです。ただそれをきっかけとして、少し距離をとったような関係性となりました。

「違い」を面白がって上手くやればいい

友人Cは結婚当初からどこか悟ったような感じでした。

ゴマをするわけではないのですが、相手の家族からいろいろ言われないように先手を打っていた印象です。誕生日などのイベントごとでは、事前にリサーチして義母が欲しいものを準備したり、会いたいと言われる前に遊びに行ったり。そうすることで、“気が利く嫁”と言われるようになりました。

自分の家族と比べてしまうと、モヤモヤすることも嫌になってしまうこともあるのが現実。友人Cの根底にあったのは「生まれも育った環境も違うのだから、同じ日本人であっても考え方や風習が違うのは当たり前」という考え方です。国際結婚のように「違い」を楽しむ感覚で夫の家族と付き合うと、いろいろな発見があって楽しいとのことでした。

まとめ

それぞれの家庭内ルールによって対処方法は違うでしょう。はっきり伝えた方が良好な関係を築ける場合もあれば、それをきっかけとして疎遠になってしまうことも。上手く立ち振る舞っているつもりが、相手には響いていないこともあります。

正解がないだけに“嫁”という立場は、男性が思っているよりも独特で難しいものかもしれません。

何より大切なのは、不安なことや嫌なことがあったときに、夫とそれを共有できる関係性を築いておくことでしょう。夫の家族のことは夫の方がよく知っているはずなので、傾向と対策を一緒に考えておくと良いかもしれませんね。

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