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3人育児のお金の工夫。ただ節約するだけでは自分がつぶれるから…

LIMO / 2020年3月10日 20時15分

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3人育児のお金の工夫。ただ節約するだけでは自分がつぶれるから…

子どもが3人いると、特に大変なのが「お金」です。3人育児は食費や被服費といった生活費にも、また教育費にもお金がかかるもの。小学生~未就園児までの3児の母である筆者が、子ども3人を育てながら実行している工夫をご紹介します。

お金がかかる3人育児と基本の節約

筆者が住んでいる地域では、3人目は保育料が無料です。こういった制度は大変ありがたく思う一方で、やはり子どもが3人いれば生活費や教育費にお金がかかります。

洋服や靴はおさがりもありますが、子どもは服を汚したり、穴をあけるのも日常茶飯事。2人まではおさがりができても、3人までは難しいものです。わが家の場合は上2人が男の子で、末っ子が女の子のため、3人目までおさがりできるものはほとんどありません。

また、子どもが3人いれば、習い事や通信教育、塾なども3倍に。好きなオモチャも食の好みもそれぞれ違うので、それぞれが好きな食事を用意するのにお金がかかることもあります。

そんなわが家は、基本の節約である「固定費の見直し」を行っています。

スマホは格安スマホにして、電気とガスはセットに。日用品は大容量のものを選び、アマゾン定期便などで割引を受けます。食事も一汁二菜を具沢山にしたり、野菜とタンパク質が摂取できるよう意識したら、あとはシンプルにしています。

「お金 vs. 疲れ・ストレス・子どもとの時間」のバランスを考える

3人育児はお金も大変ですが、疲れることも多いものです。子どもが育ってくると子ども同士で遊んでくれますが、特に乳幼児期は親の負担が大きいもの。わが家は上2人が4歳差、下2人が2歳差なので、お世話や寝かしつけ、兄弟喧嘩への対応、看病のときは大変です。

そうした中、疲れても手作りや節約にこだわると、心身の余裕を失って育児によくないと3人育児から学びました。

3人育児だと、自分の時間がゼロなのも疲れの大きな要因です。しかし、育児中1番大切なのは「親が心身の余裕をもって子どもと接する」こと。そこに軸を置いたら、「お金」と「疲れやストレス」のバランスをどう取るか天秤にかけて考えます。

また、3人いれば3人が話を聞いてほしいし、遊んでほしい、本を読んでほしい、抱っこしてほしいとやってきます。3人育児で1人ひとりに集中するのが難しいので、来てくれたときは応えたい。そう考え、「子どもとの時間」とのバランスも天秤にかけています。

対策としては、食洗器や乾燥機能付き洗濯機など、家電で時短になる家事は家電に頼ります。また、食材宅配サービスを利用して、疲れた日は冷凍野菜やレトルトのサバの味噌煮などにメインを頼っています。

さらに、調味料は別の容器に詰め替えて収納といったことはせず、家事の手間を省き、使うモノはシンプルにすることを目指しています。

節約より、夕食を1品お惣菜にしても仕事をする

節約も大切ですが、長い目で見たら、稼ぐことも大切です。

乳幼児期の育児は大変ですが、子どもが中学生になれば今度はお金の面が大変になるでしょう。とはいえママになるとフルタイムや正社員での就職が難しいところ。子どもが3人いると、風邪をもらってくれば全員にうつり、2週間は看病というケースもあるのでさらに難しくなります。

筆者の場合はフリーランスで、今春から末っ子を保育園へ預け、仕事量を増やす予定です。働く時間や働き方についても、様々な方法を考えています。

女性の働き方は、個人や家庭によってそれぞれ異なりますし、お金か食の安心か心地よさかと、求めるものも家庭によって異なりますが、一例としてご紹介します。

たとえば節約と仕事を天秤にかけたときに、「疲れて400円のお惣菜を買う日があるのと、1000円多く働くのでは、どちらがいいか」と比較するときもあります。夕食が1品お惣菜になる日があっても、今後の仕事や収入を考えれば、仕事を選ぶ場面もあります。

今後は副業が増えることも考えられます。フリーランスが本業になるか副業になるかは分かりませんが、フリーランスという選択肢を一つもっておくことも必要だと考えています。もちろんフリーランスだけでなく、パートでの経験も重要です。

要は子どもが小さい間でも、自分が持てる可能性や選択肢を、一つでも多くもっておきたい。そうした場合、やはり「仕事か、育児か、時間か、ストレスや疲れか」と、そのときどきでの優先順位を考えたり、子どもの年齢によって微調整しながら、自分が納得いくものを選んでいます。

子どもにお金がかかるのはまだまだこれからですが、今できる努力と、可能性を広げておくことは大切でしょう。一つの考え方として参考にしてみてくださいね。

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