1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

日経平均株価はリーマンショック以来となる急落で5日続落

LIMO / 2020年3月2日 7時20分

日経平均株価はリーマンショック以来となる急落で5日続落

日経平均株価はリーマンショック以来となる急落で5日続落

【東京株式市場】 2020年2月28日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日続落、一時▲1,000円超安で21,000円割れ

2020年2月28日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 21,142円(▲805円、▲3.7%) 大幅5日続落

TOPIX 1,510.8(▲57.1、▲3.7%) 大幅5日続落

東証マザーズ株価指数 700.6(▲46.9、▲6.3%) 大幅4日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:35、値下がり銘柄数:2,122、変わらず:4

値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

昨年来高値更新銘柄数:1、昨年来安値更新銘柄数:760

東証1部の出来高は24億2,087万株、売買代金は4兆1,288億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

新型ウイルス肺炎の影響懸念が収束せず、NYダウが6日続落になるなど米国株に下げ止まりが見られないことを受け、リスクオフモードが増大しました。

見切り売りの他、月末に伴うポジション調整の売買も重なった結果、売買代金は4兆円を超える大活況となっています(今年の最高値)。

そのような中、日経平均株価は大幅続落となりました。寄り付きから売りが優勢となって下げ幅を拡大し、後場の終盤に一時▲1,031円安まで急落し、21,000円を割り込む場面が見られました。

大引けに掛けて謎の急伸があったものの、結局は▲800円超安の5日続落で引けています。

ちなみに、終値ベースで見た週間騰落率(先週末の終値との比較)は▲9.6%安でした。株価指数が1週間で約▲10%下落するのは“暴落”と言っていいでしょう。

この週間下落率はリーマンショック時(2008年10月20日~の週に▲12.0%、2008年10月6日~の週に▲24.3%)以来のことです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅5日続落となり、一時1,500ポイント割れ寸前まで下落しました。

東証マザーズ株価指数は大幅4日続落、売買代金は28日ぶりに1,000億円上回る

東証マザーズの出来高は1億3,447万株、売買代金1,148億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

新興市場では個人投資家の投げ売りがピークに達した感があり、結果的に活況な商いとなっています。売買代金は28日ぶりに1,000億円を上回りました。

また、株価指数は▲6%超安の急落となって4日続落で引け、取引時間中に一時700ポイントを割り込む場面が見られています。終値はかろうじて700ポイントを維持しました。

ほぼ全面安の中で主力株は軒並み大幅下落、長期休園発表のオリエンタルランドが逆行高

東証1部の98%超が下落するなど全面安の状態となり、主力大型株は軒並み大幅下落となりました。

個別銘柄では、NEC(6701)、KDDI(9433)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、スズキ(7269)、信越化学工業(4063)、リクルートホールディングス(6098)、三井不動産(8001)などが終値で▲6%超安の急落となっています。

一方、極めて少ない数の値上がり銘柄の中では、取引時間中に「東京ディズニーランド」「ディズニーシー」の2週間超にわたる長期休園を発表したオリエンタルランド(4661)が小幅上昇ながら逆行高となりました。

また、ANAホールディングス(9202)も、ザラバで昨年来安値更新後に買い戻され、終値は上昇しています。

その他では、取引時間中に増配と自社株買いを発表した長谷工コーポレーション(1808)が直後から急伸して一時+8%超高へ急騰したことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、大型株式市場以上に軒並み値を下げる銘柄が続出する中、メルカリ(4385)が堅調に推移して逆行高となりました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください