自粛ムードを逆手に親子が成長できる三種の神器「学習」「遊び」「料理」
LIMO / 2020年3月6日 20時15分
自粛ムードを逆手に親子が成長できる三種の神器「学習」「遊び」「料理」
政府の要請で3月2日より順次スタートした全国一斉休校。学校に行けず自宅で待機する子供たちを抱え、多くの親たちが「子供たちが暇を持て余すのでは」と憂鬱な思いを抱えているのではないでしょうか。しかし、今回の措置に対し子供たちを想う多くの企業やインフルエンサーは、さまざまな提案をし始めてくれているようです。
プリントアウトの準備はOK?
ただ事態が収束するのを親子でギズギズしながら待っているのはもったいないことです。せっかくオンラインで世界と繋がれるこの時代。ピンチを逆手に取り子供たちが成長できるチャンスととらえてみてはどうでしょうか。
あまりにも急な決定に「自宅学習はどうしたらいいの?」と不安になった親御さんも多いと思います。学校によってはタブレット学習ができたり、iPadで課題が送られてくるといった措置も取られるなど、昔では考えられなかったような学習方法が可能になってきているようです。とはいえ、まだまだそういった電子機器を操作できる人ばかりではない場合、手軽なのが「ダウンロード方式」ではないでしょうか。
今回、Twitterなどでは「自宅で手軽にできる学習教材」などをシェアする動きが活発に行われています。幼児・小学生向け無料プリント教材「ぷりんときっず(https://print-kids.net/)」や「ちびむすドリル(https://happylilac.net/syogaku.html)」などは普段から人気のサイトです。今回、その手軽さと充実具合が評判となり、今まで知らなかった層にまで広がりをみせ新たなファンを獲得しています。
また、「進研ゼミ(https://www.benesse.co.jp/zemi/homestudy/)」は自宅学習教材やサービスを一部無償提供することを発表。郵送サービスや配信サービスに加え、今後はPDFでの配布も検討しているとのことなので、3学期の学習の総まとめ学習への活用に大変期待できそうです。他にも「Z会(https://www.zkai-gr.co.jp/news/4808/)」や、「まなび(http://manabi-with.shopro.co.jp/manabico/freestudy/#pdf)with(https://manabi-with.shopro.co.jp/manabico/freestudy/#pdf)」といった通信教育大手も同様のサービスをおこなっているので、親子で楽しみながら新しい教材に触れてみてもいいかもしれません。
動画を楽しもう
筆記ばかりでは疲れてしまうというお子さんたちに人気なのが、なんといっても動画です。最近の子供はYouTubeにもなじみがあるため、さまざまな動画を検索することができます。動画はかなりの時間がつぶれる反面、親としては「こんなに長時間みていていいものだろうか」と心配になります。また、時間があるからといってただ暇をつぶすようなものばかり見ていてはもったいないのも気になるところです。
こういった悩みに対し、親も子もうれしい動画を紹介したコンテンツが公開されました。科学技術広報研究会(JACST)は、「休校中の子供たちにぜひ見て欲しい科学技術の面白デジタルコンテンツ(https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home)」と題し、各研究機関の広報担当者たちが選んだ動画を紹介。「月食」や「流星群」についての説明や、深海の世界に関する動画など、子供たちの知的好奇心を刺激するようなものをたくさん紹介しています。夏休みの自由研究と違い何か発表するものでもないので気軽に視聴でき、たくさんの不思議な世界と触れ合いながら、自分の興味のある分野に出会うきっかけになるかもしれません。
親子で楽しみながら栄養を
急な在宅で親たちを悩ませているのが食事の問題です。給食のようにバランスよく食事を作るのは家庭ではなかなか手間のかかるもの。そんな悩みに対し、「クックパッド(https://cookpad.com/)」はプレミアム会員に向けたサービスである「人気順検索」を3月15日まで無料で開放することを発表しました。同時に「負担軽減お助けレシピ」というカテゴリーを用意するなど、少しでも負担を軽減できるようサービスを提供してくれています。
また、給食が停止したことにより納品予定だった牛乳の需要が減少。生産者たちが大きな打撃を受けることが予想されはじめると多くの料理研究家が反応。牛乳を多く消費できるメニューをまとめて紹介するなど、助け合い活動も広がっています。
こういったレシピを利用すれば、まだ小さい子供でもお手伝いを楽しみながら料理に挑戦することもできます。ただ大人が必死にお昼を作るよりも、親子で楽しみながら作業することは大きな経験と喜びにつながっていきます。
まとめ
自宅で子供を見守る親にとっても約1か月続く休校措置はかなりのパワーを要するものです。その長さに「夏休みが二回…」なんて思ってしまいそうになりますが、そう考えてばかりいてはもったいないのではないでしょうか。
別れや出会いの節目の季節、卒業式なども縮小化や自粛が続いているのは大変残念なことです。しかし、感染を拡大させないために私たちができることを家庭でおこなっていくのも大切な役割といえます。
始まってしまった以上、一年の総決算を自宅でじっくりとできる機会ととらえることで、前向きに対応しながら親子共々成長した新学期を迎えられるといいですね。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
親子のやる気を引き出すノート『やる気ノート』 応援購入サイトMakuake(マクアケ)でクラウドファンディングスタート!!
PR TIMES / 2024年6月21日 16時45分
-
Google、新たな教育支援Webサイト「Education Navigator」を発表
マイナビニュース / 2024年6月14日 10時41分
-
参加生徒 約3,000名から部門別に選ばれた上位16名を表彰!タイピング練習アプリ『Playgram(TM) Typing(プレイグラム・タイピング)』第1回タイピングコンテストの授賞式をオンラインで開催
PR TIMES / 2024年6月10日 17時15分
-
子どもたちの学習費に月5万はかかります。教育資金を貯めなくてはならないので、毎月どのくらいに抑えるべきでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月8日 22時40分
-
「AERA with Kids 2024 夏号」6月5日発売!巻頭特集は「夏の体験&おでかけ最強プラン」/夏休みの困りごと解決特集/自由研究・読書感想文・算数力UP特集も
PR TIMES / 2024年6月8日 21時40分
ランキング
-
1すき家、7月から“大人気商品”の復活が話題に 「この時期が来たか」「年中食いたい」
Sirabee / 2024年6月29日 4時0分
-
2「モノ屋敷の実家を片付け」嫌がる母と攻防の顛末 「絶対に捨てられない母」をどう説得したのか
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 13時0分
-
3朝ドラ「虎に翼」後半戦がますます面白くなる根拠 「パイオニアとしての成功物語」からどう変わる?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 11時0分
-
4まもなく上場「タイミー」やって見えた本質的課題 ガチの隙間時間ではできず、微妙に使い勝手に難?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 12時0分
-
5「A-10を退役させろ」ついに年貢の納め時? スーパー攻撃機も「現代戦では使えない」を示したロシアのライバル機
乗りものニュース / 2024年6月29日 6時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください