ファミレス「サイゼリヤ」、既存店・全店売上高が2カ月連続プラス成長に(2020年2月)
LIMO / 2020年3月6日 12時15分
ファミレス「サイゼリヤ」、既存店・全店売上高が2カ月連続プラス成長に(2020年2月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の、2020年2月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年3月2日に更新されたサイゼリヤの2020年2月既存店売上高は、対前年同月比106.6%となりプラス成長。内訳は客数104.6%、客単価102.0%でした。
また全店売上高も106.4%とプラス成長。客数104.6%、客単価101.8%という結果でした。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。
既存店売上高は昨年9月にプラス成長(100.6%)となったものの、10月から3カ月続けてマイナス成長。しかし1-2月は2カ月続けてプラス成長に戻りました。
また1月は105.1%、2月は106.6%と高い成長を見せ、上期累計でも100.2%とプラス成長を果たしています。
全店売上高も既存店同様、9月のプラス成長(100.3%)の後に3カ月マイナス成長が続きましたが、1-2月はプラス成長が続いています。ただし全店の上期累計は99.9%で、わずかながらマイナス成長となりました。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は2018年12月25日に1,696円の安値を更新後に反転し、2019年は2,800円台を天井とする値動きが続きました。2020年1月も2,811円到達後に反落しています。その後は2月の株式市場全体の急落を受け、2月28日には2,000円にまで下落しました。
既存店及び全店売上高ともに、10月から3カ月続けてマイナス成長が続いたものの、1-2月のプラス成長により回復を見せました。新型コロナウイルス問題の影響が本格化する3月以降、どのような数字の推移を見せるのか、という点が注目されます。
参考資料:サイゼリヤ月次報告(2020年8月期)(https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000711.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
うまちゃんの財ザク! 米国の金利が下がってくるとグロース市場の小型成長株が買われやすい傾向 GENDA、タイミー、トライアルも注目
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月13日 11時0分
-
米就業者数、実は前年比マイナス!?FRBは後手後手、株価はどうなる?
トウシル / 2024年9月12日 7時30分
-
日本マクドナルドHD、24年度上期大幅営業増益の理由とは
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年9月11日 20時55分
-
2期連続で減益…負け組だった「ワークマン」が復活? 株価上昇は円高、異常気象が要因か
MONEYPLUS / 2024年9月5日 7時30分
-
ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安
ロイター / 2024年9月4日 10時18分
ランキング
-
1あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
2「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
3ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
46時間睡眠を続けた人の脳は「ワインを2~3杯飲んだ状態」と同じ…「昼休みも仕事する人は危険」といえる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
5東京メトロは「郵政IPOの悲劇」二の舞を防げるか? 求められる戦略は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月20日 14時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください