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知らずにやってた…では許されない「子連れ様」と呼ばれないために必要なマナー

LIMO / 2020年3月5日 18時45分

知らずにやってた…では許されない「子連れ様」と呼ばれないために必要なマナー

知らずにやってた…では許されない「子連れ様」と呼ばれないために必要なマナー

3月2日より順次スタートした政府の要請による全国一斉休校。待機の間、子供たちと過ごす時間も普段より多いくなっているご家庭が多いのではないでしょうか。そんな中、子供への配慮に気をとられるあまり、大人としての必要なマナーを忘れがちです。

子どもがやったら笑って許されることも、大人がやっていてはマナー違反として白い眼を向けられる場面が多々あります。「知らなかったから」という言葉では、言い逃れできないのです。子どもを連れている、人の親であれば、なおさらでしょう。

そんなマナー違反のママを「子連れ様」と、皮肉った言い方で呼ばれています。そんな恥ずかしい称号をもらわないためには、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。

「ちょっとくらい」がマナー違反になることも…

子どもを連れていると、なかなか自分の思い通りにはいかないものです。それが小さい子どもであればなおのこと、ママは赤ちゃんにも周りにも気を使う場面が多くなります。ただ、子どもを連れているということで「ちょっとくらいなら…」または「別に悪いことじゃないし…」と思って行動してしまうことはありませんか?実はその行為、マナー違反かもしれません。

赤ちゃん連れの場合、外出先でも突然授乳をしなければいけなくなったり、おむつ交換をしなければいけないという場面に遭遇します。ですが、お出かけ先に常に授乳スペースやおむつ交換のスペースが設けられているわけでありません。
そのため、人前で授乳やおむつ交換をするママもいますが、ちょっと待ってください。それは周りの人への配慮を欠いた行為になっていないでしょうか?

「授乳ケープで隠しているんだから、どこで授乳しても大丈夫」
「飲食店の中だけど、他のお客さんから死角になっているOK」

そんな判断で、公共の場で授乳やおむつ替えをしているのなら、それは今一度自分の公共マナーを見つめ直す必要があるのではないでしょうか。ママにとっては日常的な行為でも、周囲の多くの人にとって、授乳やおむつ替えは非日常的な行為です。いくら隠れているとは言え、授乳している姿を見たら目のやり場に困ります。それが男性ならなおさらです。

おむつ替えについても、見えないからと言って飲食の場でおむつを交換するのは、他のお客様に失礼です。食欲が無くなってしまう人もいるかもしれません。

赤ちゃんにとって授乳やおむつ交換が必要なことは重々分かります。ただ、大勢の人が集まる場では、ちゃんと周囲への配慮を忘れない姿勢が大事なのではないでしょうか。

問われる「スマホマナー」

今は多くの人がスマホを持っています。そのため、様々な場所でスマホを使う上でのマナーが求められています。例え子どもを連れているママであっても同じこと。またママの場合には、そのスマホのマナー違反から子どもの命を危険にさらしているように見える場面も見受けられるのです。

例えば、ベビーカーを押しながらスマホを操作しているママ。周りから見ると、赤ちゃんどころか前すら見ていないので、とても危険な行為に映ってしまいます。さらには、子どもを乗せた自転車をこぎながら、片手運転でスマホを操作しているママの姿。これはすでに自殺行為と言われてしまうのではないでしょうか。

スマホはとても便利なアイテムです。常に身に付けていないと落ち着かない…なんて人もいることでしょう。

上記でご紹介したような例以外にも、様々な場面でスマホの使い方について、議論がなされています。ママがスマホに気を取られているうちに、我が子を危険にさらすことにもなりかねません。公共の場では、スマホばかりに気を取られること無く、きちんとその場にあったスマホの使い方を身に付け、マナーを守って上手に活用して頂きたいものです。

他に、こんな信じられないマナー違反も!

上記では、よく見られる注意すべき子連れママ公共の場でのマナー違反行為をご紹介しました。
それ以外にも、まだまだ信じられないマナー違反行為があります。ここでご紹介させて頂くとともに、我が身に振り返って考えて頂ければと思います。

・「とあるファミレスに入った時です。隣は母親と小学校低学年くらいの子どもの親子連れでした。平日なのに…と思っていたところ、その母親が電話している声が聞こえてきたんです。『今、病院の帰り。息子、インフルでさぁ。ご飯作るの面倒だったから、今ファミレス来てる』という会話が聞こえてきました!思わず『えっ?』って声が出てしまいました。本当に信じられない!!」

・「たまに見かける、スーパーのカートのカゴの中に子どもを乗せちゃう人。幼児が座るイスの部分じゃなくて、食品を入れるカゴのところに靴を履いたままの子どもを乗せるのは、ハッキリ言ってマナー違反だと思います。」

・「子どもに色んな経験をさせたいと思っているのかもしれませんが、混みあっているレジで、まだ小さい子に『はい、〇〇ちゃん。ピッてしてもらえるかな~?はい、次はこのお金出して、ちゃんとお釣りもらってね』ってやってるのを見た時は、怒りを通り越してどん引きしました。レジが空いてる時とかならかまわないんですけど、後ろに何人も並んでいる時には、さすがに空気読めよって思いました。」

・「ママ友同士で仲良く歩いてるのはいいんですけど、普通の公道をベビーカー押しながら横並びで歩くのは止めて欲しいです。公園や広場とか、そんなところでお願いします。」

まとめ

子どもを持ってる身としては「これだから子連れ様は…」なんて言葉を聞くと、とても悲しくなります。そういう言葉を口に出す人に限って、マナー違反者だったりします。ですが、だからといって「お互い様」で済む問題ではありません。

例えどんな場であっても、周りの人への配慮を忘れない。それがマナーを心得たの大人の対処だと思います。特に公共の場は見知らぬ不特定多数の人が集う場所です。「自分さえよければいい」ということではなく、みんなが気持ちよく過ごすことができるように、きちんとしたマナーを心得ておきたいものです。

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