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一斉休校でスクエニHDなどゲーム株が大幅高! 日経平均株価は小反発

LIMO / 2020年3月5日 7時20分

一斉休校でスクエニHDなどゲーム株が大幅高! 日経平均株価は小反発

一斉休校でスクエニHDなどゲーム株が大幅高! 日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2020年3月4日

株式市場の振り返り-日経平均株価は方向感に乏しい中で小反発、TOPIXは小幅続落

2020年3月4日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 21,100円(+17円、+0.1%) 小反発

TOPIX 1,502.5(▲2.6、▲0.2%) 小幅続落

東証マザーズ株価指数 736.1(+11.5、+1.6%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:802、値下がり銘柄数:1,265、変わらず:95

値上がり業種数:10、値下がり業種数:23

昨年来高値更新銘柄数:1、昨年来安値更新銘柄数:352

東証1部の出来高は15億767万株、売買代金は2兆5,244億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

前日の米国株式相場が、FRBの緊急利下げ実施(しかも0.5%の引き下げ)にもかかわらず急落したことを受け、リスクオフモードが継続しました。

ただ、見切り売りは少なく、様子見スタンスに徹した投資家が多かったようです。結果的に、売買代金は7日ぶりに3兆円を割り込みましたが、2兆5,000億円水準は維持しています。

そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい値動きとなりました。米国株式相場の急落を受けて寄り付き直後は一時▲220円安まで下落しましたが、直後から急反発して一気にプラス圏へ浮上しました。

その後、後場寄り直後に一時+163円高まで買われる場面が見られたものの、上げ幅を急速に縮小して引けました。結局、小反発に終わっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏から転落して続落となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は3日連続で1,000億円割り込む

東証マザーズの出来高は7,481万株、売買代金827億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家も様子見スタンスに徹し始めたと見られ、売買代金は3日連続で1,000億円を下回っています。

ただ、株価指数は反発となっています。これで700ポイント割れの危機はいったん遠のいた形ですが、今後の個人投資家の物色意欲次第と言えましょう。

楽天の料金プラン発表内容の思惑でKDDIが急騰、スクエニHDなどゲーム株も買われる

個別銘柄では、ハイテク株の一角が買い戻され、アドバンテスト(6857)、NEC(6701)、日本電産(6594)、TDK(6762)が大きく値を上げました。

また、前日に4月から参入する携帯事業の主力料金プランを発表した楽天(4755)が堅調に推移したこと以上に、その楽天へ通信設備をレンタルするKDDI(9433)の収益拡大が期待され、一時+6%高の急騰となったことが目を引きました。

なお、前日に2月の国内売上が前年比プラスになったことを発表したファーストリテイリング(9983)にも見直し買いが入って上昇しました。

その他では、長期休校となる学校が続出する中、家庭でゲームに費やす時間が増大するとの見方からゲーム関連株が買い戻され、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)やバンダイナムコホールディングス(7832)が揃って一時急騰し、任天堂(7974)も着実に値を上げています。

一方、米国FRBの緊急利下げ実施による長期金利低下を受け銀行株が軒並み大幅安となり、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、りそなホールディングス(8308)が揃って昨年来安値更新となりました。

また、先日発表した大型買収案件による財務体質悪化懸念が燻るセブン&アイ・ホールディングス(3382)が大幅下落となり、再び昨年来安値を更新しています。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ関連株に買戻しが目立ち、オンコリスバイオファーマ(4588)がストップ高で引け、ブライトパス・バイオ(4594)やサンバイオ(4592)も大きく値を上げました。

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