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【新型コロナ】治療薬開発開始と発表の武田薬品が大幅上昇! 日経平均株価は続伸

LIMO / 2020年3月6日 7時15分

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【新型コロナ】治療薬開発開始と発表の武田薬品が大幅上昇! 日経平均株価は続伸

【東京株式市場】 2020年3月5日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸となるものの、終わってみれば“寄り付き天井”

2020年3月5日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 21,329円(+229円、+1.1%) 続伸

TOPIX 1,515.7(+13.2、+0.9%) 3日ぶり反発

東証マザーズ株価指数 743.1(+6.9、+1.0%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,115、値下がり銘柄数:943、変わらず:105

値上がり業種数:24、値下がり業種数:9

昨年来高値更新銘柄数:1、昨年来安値更新銘柄数:138

東証1部の出来高は13億8,384万株、売買代金は2兆5,255億円(概算)となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は横ばいでした。

前日の米国株式相場が急反発したことを受け、リスクオフモードは緩和されましたが、模様眺めに徹する投資家も少なくなかったようです。結果的に、売買代金は連日で3兆円には届かなかったものの、2兆5,000億円水準は維持しました。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。米国株式相場の大幅な急反発を好感し、寄り付きで+300円弱高となる好調なスタートとなりましたが、結果的に、これが日中の高値となりました。

その後は徐々に上げ幅を縮小し、後場の半ばに一時+120円高となる場面も見られています。結局、続伸で引けましたが、終わってみれば“寄り付き天井”でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は4日連続で1,000億円割り込む

東証マザーズの出来高は8,496万株、売買代金926億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家も様子見スタンスに徹したと見られ、売買代金は4日連続で1,000億円を下回っています。

ただ、株価指数は続伸となりました。これで700ポイント割れの危機はいったん遠のいた形ですが、今後の個人投資家の物色意欲次第と言えましょう。

新型コロナ治療薬の開発開始を発表した武田薬品工業が大幅高、日立製作所も大幅上昇

個別銘柄では、医薬品株への物色が強まり、とりわけ、前日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬の開発を始めると発表した武田薬品工業(4502)は一時+4%超高の大幅上昇となり、テルモ(4543)やエーザイ(4523)も大きく値を上げました。

また、ハイテク株の一角に対する買戻しも続き、ソニー(6758)や日本電産(6594)が値を上げ、日立製作所(6501)は+4%超高まで上昇しています。

その他では、先日発表した大型買収案件による財務体質悪化懸念が燻るセブン&アイ・ホールディングス(3382)が取引時間中に連日の昨年来安値更新となりましたが、その後に買い戻されて終値は大幅高になったのが目を引きました。

一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が引き続き売られ、りそなホールディングス(8308)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)が昨年来安値を更新しました。

また、機械株の一角にも断続的な売りが入り、クボタ(6326)、ジェイテクト(6473)、オークマ(6103)などが昨年来安値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に続き医療バイオ関連株が物色され、アンジェス(4563)がストップ高となり、ブライトパス・バイオ(4594)も続伸しました。一方、前日にストップ高のオンコリスバイオファーマ(4588)は急反落となっています。

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