夫の「つもり家事育児」が大迷惑。在宅勤務がストレスに!?
LIMO / 2020年3月8日 20時45分
夫の「つもり家事育児」が大迷惑。在宅勤務がストレスに!?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、政府は企業へのテレワークや時差出勤の推奨をしています。テレワークや一斉休校により育児や家事をする機会が増えている男性も多いのではないでしょうか?
育児や家事をしていると、夫との感覚の違いに驚いたり、イラっとしたりする妻も多いでしょう。二人の子供であるのに「手伝う」と表現することすら嫌というママもいるようです。
とくにお子さまが自宅待機の家では、不安やストレスが積もる中、より夫の「手伝い方」にイライラすることもあるでしょう。果たして、夫の家事参加は本当に妻に喜ばれているものなのでしょうか。
違う!そうじゃない!と思われている?
それでは、妻たちがいう「つもり育児」とは一体どのようなものなのでしょうか。
・「共働きの我が家。毎朝保育園の支度にバタバタしています。それなのに夫は自分の支度だけして『手伝うことあるー?』なんてのんきなことをいうので…先日、疲れすぎて『あなたも当事者なんだけど』とキツく返事をしてしまいました」
・「夫は気分屋なのでたまにすごくやる気を見せてくれます。ただ、その内容が『夕飯を作る』『子供とプロレス』といった単発的なものばかり。後片付けや終日子供の面倒を見るといった一連の活動をしてくれるわけではないので、そんなことを一瞬されてもこちらとしては『え?終わり?』と思ってしまいます」
当事者意識が薄いからこそ、ちょっとしたことでも「やっている感」を感じてしまいがちが夫たち。注意が必要かもしれません。
妻を喜ばせる行動とは
それでは、夫の「つもり」にならない家事育児とはどのようなものなのでしょうか。妻たちに喜ばれたという方の例をご紹介します。
・「以前、在宅中に暇ができると思い付きで家事を手伝ったりしていました。しかし、妻から言われたのは『今はそれじゃない』という一言。一瞬意味がわからなかったのですが、妻は家事や育児に『優先順位』をつけながらやっているようなんです。
自分としては何かひとつ減ったら喜んでもらえるかなと気をつかわせないように考えて動いたつもりでしたが、妻にしてみたら導線ではない動きをされたのが嫌だったみたいで。ギスギスしたくなかったので二人で『これからはやって欲しいこと、やれることを素直にいいあおう』というルールを作りました。僕もできることを妻に伝える。その中から妻がして欲しいことを選ぶ。お互いストレスがなくいい感じです」
・「最初はやれるときだけ家のことに参加するという風にしていたのですが、仕事が忙しかったり疲れてくるとついつい妻に任せっきりになっていました。ある日妻から『私はあなたと違ってできるときだけやるわけにはいかない』といわれて納得。
それなら僕が必ずやる担当を作ろうということになりました。決められた担当を持つことで、言い訳することもなくなり、ちょっとしたことだけですが何もしない状態から抜け出すことができました」
・「今まで、子供が泣いているときは妻に丸投げしていました。泣いているときは僕が何をしても泣き止まない。それは仕方ないと思っていたんです。しかし妻から『私だって最初からできたわけじゃないんだよ!』といわれてハッとしました。
確かに妻が匙を投げるわけにはいかないんですよね。以来、子供が泣いたときは妻を呼んでくるのではなく、しばらく抱っこしたりあやしたり、おむつのチェックまでしてから妻にお願いするようにしています。まだまだ妻にはかないませんが、僕でも泣き止む回数が増えてくるとうれしいものですよ」
みなさん、試行錯誤しながら夫婦で納得できる方法を見つけ出しているようです。
意思の疎通が「つもり」を防ぐ?
家事や育児が大変だと、妻たちも余裕がなくなりイライラした表情でいることが増えていきます。そんな状態でいるのはお互いに心地よいものではないですよね。妻が理由もなく怒っている、疲れきっている。そんな際は一度話を聞いてあげることも大切かもしれません。夫婦は長く一緒にいると「察して欲しい」とお互い思ってしまうものです。
しかし、多くの場合男性に察してもらうことを期待していては本当にやってほしいことになどたどり着けません。いちいちそんなことでと最初は思うかもしれませんが、ひとつひとつ自分の思っていることを伝えていくことこそ「ガッカリ」を防ぐ最善の策の一つと考えられます。
まとめ
ちょっとした手伝いをする夫は、毎日頑張っている妻を少しでも助けたいという気持ちをもっています。それなのに、妻から「残念」なんて思われていたらもったいないですよね。日々ワンオペで頑張ってくれている妻を少しでも楽にしたい。そんな気持ちがあるのなら、少し照れくさかったり面倒と感じるかもしれませんが、本当に求めていることを引き出してあげられるようコミュニケーションをはかってみてもいいかもしれません。
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